日本 POPs(残留性有機汚染物質)ネットワーク
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日本POPsネットワーク > POPs関連ニュース > 2009年9月
 
 
2009年(平成21年)9月
POPs全般 PCB ダイオキシン類 農薬 その他

9/4 PFOSの第1種特定化学物質指定でパブコメ開始 (化学工業日報)
9/4 化審法施行令の一部を改正する政令(案)等に対する意見募集開始 (EICネット)
 厚労省、経産省、環境省からの意見募集。9/3~10/2まで。政令の施行は来年4月1日の予定。
 環境省 報道発表資料(9/3)など
     環境省 化審法ホームページ

9/17 第7回「東アジアPOPsモニタリングワークショップ」を東京で開催へ (EICネット)
 9/28-30 東京で開催。ワークショップは非公開。結果の概要は環境省ホームページで公表される予定。参加者は、アジア地域11カ国の実務担当者と日本やUNEPなどの専門家。主な議論内容は、各国の取組状況や新規POPsへの今後の対応、環境省がカンボジアで実施した調査結果の精査、今後の調査の計画の策定など。
 環境省 報道発表資料(9/17)
     環境省 東アジアPOPsモニタリングワークショップ

  
POPs全般 PCB ダイオキシン類 農薬 その他

【JESCO】

9/8 県内PCB廃棄物 11日に初めて搬出/県文化環境部発表 (琉球新報)
9/12 PCB搬出を開始/コンデンサ9台 北九州市へ (沖縄タイムス)
 沖縄県文化環境部は、11日から県内のPCB廃棄物をJESCO北九州事業所に海路で搬出すると発表。初回は高圧コンデンサ9台が搬出された。
 
  JESCO北九州事業所

【処理】

9/9 国内唯一の完全無害化施設/PCB汚染土浄化施設が土対法認定施設に/ジオスチーム (環境新聞)
9/15 日立プラント、PCB汚染土壌浄化をオンサイト方式で受注 (化学工業日報)
9/15 日立プラントテクノロジー/PCB汚染土壌浄化で間接熱脱着方式を初採用 (日刊建設工業新聞)
9/25 日立プラントが土壌浄化を初受注 間接熱脱着式で実施 (電気新聞)
  9/16-18に開催された「地球環境保護 土壌・地下水浄化技術展」関連のうち、PCB処理に関した2社の紹介記事。
 (株)ジオスチーム
     (株)日立プラントテクノロジー(プレスリリース、9/14)
     地球環境保護 土壌・地下水浄化技術展(終了しています) 


【汚染】

9/5 県土地開発公社:PCB不適正処分 長崎市が厳重注意 /長崎 (毎日新聞)
 長崎市は4日、県土地開発公社がPCB廃棄物を不適正に処理していた問題で、同公社に対し、書面により厳重注意をした。

9/8 PCB入り機器紛失、県に届け出せず 香美町(神戸新聞)
9/8 香美町 PCB入りコンデンサー紛失 対応遅れ 議員が批判 (神戸新聞)
9/9 香美町・旧本庁舎PCB紛失 現場土壌にシート 隣接小学校立ち入り禁止徹底 (神戸新聞)
9/17 香美町会 指定管理料やPCB対応に批判も 補正予算案を可決 (神戸新聞)
 兵庫県香美町がPCB含有コンデンサ1基を紛失していたことが7日判明。2007年に解体された旧本庁舎で使用されたいたもの。跡地は小学校に隣接しており、土壌調査を行う予定。今年2月に担当者が県へ届出を忘れていたことに気づき、調査をしたが行方は分からず、6月末ごろ県に公表を指導された。

9/11 福島第一原発/PCB入り機器、紛失は計27個に (河北新報)
 東京電力は10日、今年5月にPCB廃棄物17個を紛失した福島第一原発で、91年と98年にも計10個を紛失していたと発表。産廃として処理された可能性が高いとのこと。

9/12 工場跡地からPCBを検出 四日市/三重県 (朝日新聞)
9/12 土壌に微量PCB 四日市の企業跡地 (中日新聞)
 三重県四日市市は11日、同市内の東海化成跡地の土壌で、PCBが検出されたと発表。変電設備のコンデンサからPCBを含む絶縁油が漏えいたもの。倒産した同社の破産管財人が調査を実施。
 四日市市記者発表(9/11)


【その他】

9/10 福岡県/カネミ油症検診 患者ら40人受診 北九州市、17日も/北九州・京築 (西日本新聞)
 北九州市の会場で、カネミ油症の今年度の一斉検診が行われた。同検査は福岡県が福岡市、久留米市、北九州市の3会場で毎年実施しているもの。

 

POPs全般 PCB ダイオキシン類 農薬 その他

9/5 馬渡川1地点のダイオキシン 7年連続で基準下回る 福井県 (産経新聞)
 福井県の平成20年度大気・水質環境監視調査結果が発表。福井市馬渡川1地点で7年連続、ダイオキシン類が基準を超える。 農薬や染色工場の排水が原因とのこと。県の改善要請で対策が行われて、当初の比べ、濃度は低下しているとのこと。

9/8 汚染土を砂で覆う、11月にも実証試験 富山・富岩運河3カ所 県の専門部会/富山県 (朝日新聞)
9/27 富岩運河ダイオキシン検出 今冬前にも抑制対策試験=富山 (読売新聞)
 対策工法に関する第1回専門部会が開催。県は11月下旬以降を目処に実証試験を富岩運河の3カ所で始める予定。検討委員会では、処理方法として浚渫と覆砂の組み合わせが有効としている。
 富山県 富岩運河等ダイオキシン類対策検討委員会

9/10 ダイオキシン:いなべ市最終処分場、基準の3.5倍検出/三重 (毎日新聞)
9/10 基準超すダイオキシン いなべ、最終処分場地下水から/三重県 (朝日新聞)
 いなべ市藤原町鼎の一般廃棄物最終処分場地下水から基準の3.5倍のダイオキシンが検出。今年2月にも基準の1.4倍のダイオキシン類が検出。今後、検討委員会を設けて対策等を検討するとのこと。

9/10 有害物質:旧ごみ施設の土壌から検出-長岡/新潟 (毎日新聞)
 長岡市栃尾の旧ごみ処理施設の解体工事で、敷地内土壌から基準を超える(1200pg-TEQ/g)ダイオキシン類が検出。

9/19 雨水にダイオキシン、環境基準上回る 練馬清掃工場/東京都 (朝日新聞)
9/30 練馬のダイオキシン問題、清掃組合が説明へ HPに掲載/東京都 (朝日新聞)
 市民団体「止めよう!ダイオキシン汚染・東日本ネットワーク」が東京二十三区清掃一部事務組合に清掃工場の雨水調査結果を開示請求したもの。市民団体は、東京都23区内の10カ所の清掃工場構内の雨水中に「環境基準」を上回るダイオキシン類が検出と懸念(最も高かったのは練馬工場の6.8pg-TEQ/Lで排出基準以下である)。これに対し、同組合は記事報道で誤解を招く可能性があると説明を公表。
 東京二十三区清掃一部事務組合「清掃一組に関する報道等について」

9/19 馬潟ダイオキシン訴訟 県、請求棄却求める答弁書=島根 (読売新聞)
 住民が産廃処理業の許可を与えた県を相手に約1900万円の損害賠償を求めた訴訟。県側は請求棄却を求める答弁書を提出。

9/24 ダイオキシン類測定を伴う環境省請負調査の受注資格審査 平成22年度手続を公表 (EICネット)
 審査申請手続き期間は、10月13日から16日まで。審査結果は平成22年3月2日に公表予定。
 環境省 報道発表資料(9/18)
     環境省が実施するダイオキシン類の請負調査の受注資格審査
 
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9/18 日化協、化学物質のリスク評価で業界共通指針-情報公開に透明性 (日刊工業新聞)
 11月末を目処にリスク評価・管理のための業界共通指針をまとめるとのこと。
 日本化学工業協会

9/28 10万人胎内の化学物質影響、子ども12歳まで調査 (読売新聞)
9/29 小児ぜんそくとの関係調査 子ども10万人調査で環境省 (時事通信)
 環境省は来年秋から6万人の妊婦を対象に、出産から12歳頃までの子どもの健康と環境に関する全国調査を開始。9/29に第1回検討委員会が開催され、基本計画(案)が示された。
 環境省「子どもの健康と環境に関する全国調査」
     平成21年度第1回子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)検討会 資料



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