日本POPsネットワーク >
POPs関連ニュース > 2025年10月
*記事本体へのリンクを可能な限り掲載しています。日付をクリックすると、その記事にジャンプします。
*記事の全文購読には、リンク先サイトでの会員登録(有料または無料)が必要な場合がございます。
*記事は予告なくリンク切れとなることがございますのでご了承ください。
POPs関連ニュース更新のお知らせをメールでお届けしています(毎月1回)。メールを受け取りたい方は、下記アドレスまでご連絡ください。
→ info◇ecochemi.jp (お手数ですが、「◇」を半角の「@」に変更願います)
2025年(令和7年)10月
10/6 EU、消火器泡に「永遠の化学物質」の使用制限 (
ロイター)
欧州連合(EU)欧州委員会は3日、消火器の泡にPFASを使用することを制限すると発表した。EUは消費財におけるPFASの使用を最小化する目標を掲げている。
EU Press corner (10/3)
10/8 環境省 PFAS 2物質の検査法など水質基準の省令改正案をパブコメ (
環境新聞)
環境省は1日、水質基準に関する省令の改正案のパブリックコメントを開始した。
水質基準に関する省令の規定に基づき環境大臣が定める方法の一部を改正する件(案)等に関する御意見の募集について
10/8 ノーベル化学賞、北川進・京都大特別教授ら3人に…温暖化対策などに応用期待される「MOF」開発 (
読売新聞)
10/8 ノーベル化学賞に北川進さんら3氏 多孔性金属錯体を開発 (
毎日新聞)
10/8 めざすのは「気体の錬金術」 北川進さん発見のMOF、広がる可能性 (
朝日新聞)
10/8 北川進さん開発 気体を捕捉する「金属」、PFAS対策で評価高く (
毎日新聞)
2025年のノーベル化学賞は、活性炭やゼオライトに代わる新たな多孔性材料を開発した京都大の北川進特別教授(74)に決まった。単なる新材料ではなく、素材の金属イオンと有機分子の組み合わせを変えることでさまざまな機能をデザインできる、無限の可能性を秘めた材料だ。
10/9 EU理事会と欧州議会、水域汚染防止へ、規制対象物質リストと規制基準の改正に暫定合意 (
EICネット)
EU理事会は、水域を汚染する物質の規制基準等の改正について、欧州議会と暫定合意に達した。この改正は水枠組指令とその姉妹指令である地下水・環境質基準各指令を改正し、2050年目途のEU汚染ゼロ目標達成を図るものである。
EU理事会 Press release (9/23)
10/13 トランプ政権、環境規制を撤廃する動きに「例外」 PFAS厳格規制を維持 追従目立つ日本はどうする? (
東京新聞)
PFASを巡り、米トランプ政権がバイデン前政権の厳格な規制を一部引き継ぐ動きを見せている。企業活動を優先して多くの環境保護規制で逆行を進める中、PFAS規制については「例外的な対応」を取っている。
10/14 カナダ政府、泡消火薬剤に含まれるPFASへの対応策を提案 (
EICネット)
カナダ政府は2025年9月26日、泡消火薬剤に含まれるPFASへの対応策を提案する。
カナダ環境気候変動省News release(9/26)
10/21 「MOF」がPFAS問題の切り札に? ノーベル賞で注目集める物質 活性炭との違いと実用化へのハードル (
東京新聞)
今年のノーベル化学賞に決まった京都大の北川進特別教授(74)が開発した金属有機構造体(MOF)によるPFAS除去の可能性に注目が集まる。これまでは主に活性炭による除去が進められてきたが、MOFでは何が期待できるのか。
10/22 EU閣僚ら24人の血液からPFAS 半数は健康への影響が懸念される濃度 自ら実験台となり脅威を訴え (
Yahoo!ニュース)
欧州連合(EU)加盟国の環境担当大臣ら24人の血液から、がんや免疫機能低下などとの関連が疑われているPFASが検出された。うち半数は健康被害が懸念される濃度だった。
10/22 全貌見えざるPFASのリスク 鍵握る各社の戦略、広がる対策の網 (
環境新聞)
10/24 PFAS、各国に対応要請 米軍基地調査の特別報告者 (
共同通信[47NEWS])
国連総会の第3委員会(人権)で23日、国連人権理事会に任命された特別報告者のマルコス・オレリャーナ氏が、PFASの米軍基地などでの調査について説明した。「軍施設と関連するPFASの汚染は米国や日本の沖縄で報告された」とし、人と環境を守る対応を各国に求めた。
10/25 PFAS除去へ支援強化へ 水道安全確保で国交省 (
共同通信[47NEWS])
国土交通省が、水道水の安全を確保するため、PFASを除去する自治体の取り組みへの財政支援を強化する検討に入ったことが25日、分かった。2026年度にPFASの濃度抑制を義務化するのに合わせ、除去施設の導入や、代替水源の整備にかかる費用への補助金の交付要件を緩和し、負担を軽減したい考え。
10/26 除去費の捻出 自治体苦慮 PFAS規制へ対策急務 負担重く「国の支援必要」 (
沖縄タイムス)
【企業・大学プレスリリース、研究論文等】
10/1 食品接触に対応した「PFASフリー耐油剤」「紙用耐屈曲水性コーティング剤」を開発し、10月1日より販売開始 (
PR TIMES)
10/1 フクビ化学、フッ素化合物不使用の電飾部材を開発 環境規制に対応 (
日本経済新聞)
10/6 中外テクノス、活性炭中のPFAS分析サービスを開始 (
PR TIMES)
10/8 PFAS吸着試験・破過試験を開始しました[中外テクノス] (
PR TIMES)
10/9 PFAS等化学物質漏えいコンサルティング・パッケージサービス― 漏えい事故の頼れるパートナー[SOMPOリスクマネジメント株式会社] (
PR TIMES)
10/9 超撥水材料「HIREC」のPFASフリー化に成功~世界的なPFAS規制の潮流を意識した製品設計~[NTTアドバンステクノロジ株式会社] (
PR TIMES)
10/16 出光興産、韓国ゼニス社などと潤滑剤とPEEKコーティングを組み合わせた低摩擦ソリューション事業化に向け基本合意書を締結 (
日本経済新聞)
10/20 「トップバリュ」で安全確認 ミネラル水のPFAS イオン、自主基準も (
環境新聞)
10/24 水道機工が国内水道業界への導入を目指し実証実験を実施 鉱物系吸着剤「Fluoro(フルオロ) Sorb(ソーブ)」によるPFAS処理技術を展示 (
PR TIMES)
10/24 名工大、PFAS非該当型フッ素官能基を高収率合成 (
環境展望台)
10/28 ツシマヤマネコの体内にPFAS蓄積 愛媛大などの研究者が明らかに (
朝日新聞)
【有機フッ素化合物問題:北海道】
10/2 千歳川PFAS 25年度中に2回調査 北海道、ラピダス排水前の状況把握 (
北海道新聞)
北海道は2日、千歳市で次世代半導体の量産を目指すラピダス(東京)が工業排水を流す予定の千歳川流域で、本年度中に2回、PFASの含有量を調査すると明らかにした。
【有機フッ素化合物問題:青森県】
10/7 三沢基地周辺の町内会が早期移転を陳情 騒音問題で国は早ければ2027年度中にも移転を始められるよう進めると回答 青森県三沢市 (
日テレNEWS)
三沢基地周辺での騒音問題を巡り、岡三沢地区の町内会が早期移転などを三沢市に陳情しました。
【有機フッ素化合物問題:岩手県】
10/9 市の基準値2カ所で上回る PFOSなど・8月水道水質検査【一関】 (
岩手日日新聞)
一関市 記者発表資料(10/6)[PDF]
【有機フッ素化合物問題:茨城県】
10/28 新たに20カ所目標値超え PFAS 鉾田、小美玉、茨城町の井戸 (
茨城新聞)
茨城県 報道発表資料(10/27)[PDF]
【有機フッ素化合物問題:栃木県】
10/16 宇都宮市、PFAS2物質の水質検査体制を整備 義務化を見据え監視強化 (
下野新聞)
10/17 水道でPFAS検査 宇都宮市、自主的に体制整備 /栃木 (
毎日新聞)
宇都宮市はPFASのうち、PFOSとPFOAについて自主的に水質検査を実施する体制を整備し、今月から運用を開始した。
【有機フッ素化合物問題:埼玉県】
10/25 新処分場井戸水 PFASを検出 所沢・基準値超 /埼玉 (
毎日新聞)
10/25 PFAS、指針値の3倍超を検出 所沢・稼働前の廃棄物処分場 (
東京新聞)
埼玉県所沢市は24日、同市南永井に新設された一般廃棄物最終処分場「やなせみどりの丘」の埋め立て開始前の地下水検査で、PFASが国の指針値の3倍を超えて検出されたと発表した。
10/27 発がん性…PFASを検出 所沢で初の指針値超 今月落成、最終処分場の地下水から 発生源や原因は不明 今後は新座、三芳を含む半径500メートル内の井戸を調査 市、周辺の井戸水を飲まないよう呼びかけ (
埼玉新聞)
所沢市 地下水調査結果(PFOS及びPFOA)
【有機フッ素化合物問題:東京都】
10/1 PFOSを含む泡消火剤の流出について(第十一報)(
東京工科大学)
10/20 PFAS消火設備、切り替え進まず 都の補助「利用は想定の3割以下」 (
日本経済新聞)
一部のPFASを含む泡消火設備について、東京都が取り組む交換促進事業の利用が伸び悩んでいる。2024年度に全国に先駆けて交換費用を一部補助する制度を設けたが、申し込みは想定の3分の1にとどまる。
【有機フッ素化合物問題:神奈川県】
10/22 有機フッ素化合物、3カ所で指針値を超過 座間市調査 (
神奈川新聞)
座間市は21日、市内の地下水・河川で実施した「PFOS」と「PFOA」の環境調査結果を公表した。
座間市 市内の有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)分析結果
【有機フッ素化合物問題:静岡県】
10/30 浜松市中央区で市民団体第1回総会 PFAS汚染対策、方針確認 (
静岡新聞)
浜松市の市民団体「浜松PFAS汚染を考える会」は25日、第1回総会を中央区の市地域情報センターで開いた。2024年6月に発足した同会の今後の活動方針などを確認した。
【有機フッ素化合物問題:滋賀県】
10/22 和邇川流域からPFAS 県内河川、初の国指針値超え /滋賀 (
毎日新聞)
10/22 大津市の和邇川上流で国の指針値を上回るPFAS、滋賀県内で初検出 汚染源は? (
京都新聞)
10/22 琵琶湖に注ぐ和邇川上流で国指針超えるPFAS…調査の市民団体「自治体は地点・頻度を増やすべき」 (
読売新聞)
滋賀県内の環境保全に取り組む市民団体「環境しがの会」(山田利春代表)などは21日、琵琶湖に流入する河川で独自に行った水質調査の結果を発表した。
PFASの検出値が、大津市の和邇川で国の暫定指針値(1リットル当たり50ナノグラム)を超えたという。
【有機フッ素化合物問題:京都府】
10/2 対策求め 府に署名提出 PFAS検出問題 市民団体、1161人分 綾部・犀川 /京都 (
毎日新聞)
綾部市の犀川周辺でPFASが検出されている問題で、流域住民らの市民グループが9月30日、対策を求める1161人分の署名を府に提出した。
【有機フッ素化合物問題:大阪府】
10/6 【速報】大阪・交野市「府民の森くろんど園地」井戸水から暫定目標値3倍超える有機フッ素化合物検出 (
日テレNEWS)
10/7 公園で有害性が指摘される化学物質「PFAS」が目標値3倍超…飲料水持参呼びかけ (
読売新聞)
大阪府は6日、「府民の森くろんど園地」(交野市)の井戸水から、PFASが国の暫定目標値を上回る濃度で検出されたと発表した。
大阪府 報道発表資料(10/6)
10/17 ダイキン工業淀川製作所のPFOA汚染が公害調停へ、地元住民らが年内にも大阪府公害審査会に申請 (
Yahoo!ニュース)
大阪府摂津市のPFASによる環境汚染で、地元住民らが大阪府公害審査会に公害調停を年内にも申請する方針を固めた。摂津市はPFASの一種、PFOAを製造していたダイキン工業淀川製作所があり、大気や地下水を通じて工場内のPFOAが地域に広がったとされる。
【有機フッ素化合物問題:兵庫県】
10/1 神戸・西区の簡易水道で目標値超えるPFAS検出 住民に注意喚起、応急の給水拠点設置 (
神戸新聞)
10/3 神戸市西区の簡易水道でPFAS検出 小学校に浄水器設置 (
サンテレビNEWS)
神戸市西区の「田井簡易水道」で、国の暫定目標値を超えるPFASが検出されていたことが分かりました。神戸市によりますと、2025年7月、神戸市西区で住民による組合が運営する「田井簡易水道」から、健康への影響が指摘されるPFASが検出されたということです。
10/17 発がん性物質「PFAS」めぐり兵庫県議が宝塚市に対策強化など申し入れ (
TBS NEWS DIG)
10/18 宝塚市の水道水から基準値超える「PFAS」 兵庫県議が宝塚市に対策を求める (
FNNプライムオンライン)
10/18 PFAS指標値超え、宝塚でも 兵庫県議が市長に対策強化申し入れ (
朝日新聞)
PFASをめぐり、兵庫県内の汚染状況を独自で調査している丸尾牧県議(無所属)が17日、宝塚市民19人中9人の血中濃度が指標値を超えたという調査結果が得られたとして、森臨太郎市長に水道水のPFAS対策強化を求める申し入れをした。
【有機フッ素化合物問題:岡山県】
10/16 岡山・吉備中央 PFAS発覚2年 健康影響 解明見通せず (
山陽新聞)
10/17 「原因を出した企業に責任」吉備中央町のPFAS検出発表から2年…コメ作りを諦めた住民の怒り【岡山】 (
FNNプライムオンライン)
10/22 吉備中央町「PFAS」問題 濃度低減へ国の実証事業進む (
日テレNEWS)
一昨年(2023年)、岡山県吉備中央町の浄水場から有害な化合物「PFAS」が検出された問題です。発覚から2年が経過し、現場の周辺では、濃度を下げるための対策を探る国の実証事業が進んでいます。
10/24 PFAS問題 保管の活性炭16個搬出 備前市 市議会委で報告 (
山陽新聞)
備前市は24日、吉備中央町の浄水場からPFASが検出され、発生源とされる使用済み活性炭が市内の民間倉庫に保管されている問題で、活性炭を詰めた大型袋16個が処理のため、17日に新たに搬出されたと報告した。
吉備中央町 有機フッ素化合物(PFAS)検出に関する情報
【有機フッ素化合物問題:広島県】
10/7 三原の産廃汚水問題、PFASは指針値以下 広島県が発表 (
中国新聞)
広島県三原市本郷町南方の産業廃棄物最終処分場内から染み出た水の汚れが法定の基準値を上回っていた問題で、広島県は7日、周辺の川や地下水から検出されたPFASは指針値以下だったと発表した。
10/7 呉市郷原の5地点でPFAS基準値超え (
中国新聞)
広島県呉市郷原町の井戸水から国の指針値を超えるPFASが確認された問題で、市は7日、周辺の河川や井戸の計7地点で実施した調査の結果を発表した。
10/7 有機フッ素化合物 呉市の河川などで数値超過 (
広島ホームテレビ)
10/9 呉市でPFAS検出 水路で指針値の20倍・河川と地下水で指針値超過で追加調査へ 広島 (
TBS NEWS DIG)
呉市 PFOS及びPFOAの調査結果について
10/17 「早くとにかく対応してほしいい」 弾薬庫そばのため池から高濃度PFAS 住民が調査結果を公表 広島 (
TBS NEWS DIG)
10/18 PFAS問題で住民調査を要望 市長に市民団体 東広島 /広島 (
毎日新聞)
東広島市の米軍川上弾薬庫下流の井戸水からPFASが検出された問題で、市民団体「PFAS問題を考える東広島市民の会」は17日、弾薬庫に隣接するため池からも国の暫定指針値を超えるPFASを検出したと公表した。
10/24 東広島の市民団体がPFAS問題で要望書を市に提出 (
中国新聞)
市民団体「PFAS問題を考える東広島市民の会」は、PFASの血中濃度を調べる検査の公費実施などを求める要望書を市に提出した。
【有機フッ素化合物問題:山口県】
10/6 岩国基地隣接の池でPFAS調査 市民団体が3回目 (
中国新聞)
10/7 【山口】瀬戸内ネットが3回目のPFAS検査 (
山口朝日放送)
人体に悪影響があるとされる化学物質・PFASについて、山口県岩国基地に隣接する遊水池で、市民団体が水質検査に着手しました。
瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク
10/20 PFAS、国指針値また超過 岩国基地近く、市民団体発表 (
共同通信[47NEWS])
10/20 市民団体がアメリカ軍基地周辺でPFAS調査「汚染地域が広がるのを危惧」3度目は国の指針値の約2.7倍という結果に (
TBS NEWS DIG)
10/20 指針値の2・7倍のPFAS検出、岩国基地付近の池 市民団体調査 (
中国新聞)
米軍岩国基地(岩国市)に隣接する水域でPFASの状況を調査した同市の市民団体「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」は20日、国の暫定指針値の約2・7倍のPFASを検出したと明らかにした。
10/21 PFAS 指針値上回る 米軍岩国基地周辺の水域 住民団体調査で3回連続 /山口 (
毎日新聞)
10/28 岩国基地隣接の池でPFAS検出、市「調査考えていない」 (
中国新聞)
米軍岩国基地に隣接する池での民間調査で、PFASが国の暫定指針値を超えて検出されたことを巡り、岩国市は28日、この池で独自調査をする予定はないとの考えをあらためて示した。
10/28 「非常に不安…汚染メカニズム解明して」市民団体が市に申し入れ PFAS独自調査を (
TBS NEWS DIG)
10/29 米軍岩国基地近くの遊水池のPFAS調査を /山口 (
毎日新聞)
米軍岩国基地近くの遊水池で、PFASが国の指針値を超えて検出されたとして、住民団体「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」(瀬戸内ネット)は28日、岩国市に遊水池を調査するよう申し入れた。
【有機フッ素化合物問題:熊本県】
10/8 PFAS濃度、低下や横ばい 熊本県が坪井川水質調査報告 処理高度化が要因か (
熊本日日新聞)
10/8 PFAS濃度低下 要因「不開示」説得力欠く 熊本県の情報公開に疑問 (
熊本日日新聞)
10/9 PFAS2物質「毒性低い」 熊本県モニタリング委員会 (
朝日新聞)
台湾積体電路製造(TSMC)工場の進出後、熊本市の坪井川で、PFASのうち2物質の濃度上昇が確認された問題で、熊本県は8日、その後の水質検査で「PFBS」の濃度の低下が確認されたと発表した。ただ、TSMCなど企業の対応状況については公表せず、濃度変化との因果関係についても「明確にあるとはいえない」との説明にとどめた。
熊本県 半導体関連企業の集積に伴う環境モニタリングの実施について
10/24 熊本のTSMC第2工場、月内に本体工事開始 町と立地協定を締結 (
朝日新聞)
台湾積体電路製造(TSMC)の生産子会社JASMは24日、菊陽町の第2工場について、本体工事を月内に始める方針を明らかにした。
【有機フッ素化合物問題:宮崎県】
10/23 水道水から国暫定目標値超すPFAS…同水源の井戸からも指針値の4倍検出 宮崎県小林市、水質調査を継続 (
南日本新聞)
宮崎県小林市野尻町三ケ野山の釘松浄水場給水区域の水道水から国が定める暫定目標値を超えるPFASが検出された問題で、宮崎県は23日、当該水源の東側井戸1カ所で、国の指針値を超過する200ナノグラムを検出したと発表した。
宮崎県 プレスリリース(10/23)
10/24 川南町の水源の一部の井戸 国の指針値を上回る「有機フッ素化合物」を検出 (
TBS NEWS DIG)
宮崎県川南町は、水源となっている一部の井戸からPFOSとPFOAが国の指針値を上回って検出されたと発表しました。
川南町 新着情報(10/24)
【有機フッ素化合物問題:沖縄県】
10/7 PFAS問題 市民団体が県の公害審査会に調停申請へ (
FNNプライムオンライン)
10/7 河川からPFAS検出 基地内の調査求め公害調停を申請 市民団体、沖縄県内で初 (
沖縄タイムス)
米軍基地周辺の河川などから高濃度のPFASが検出されている問題で、宜野湾ちゅら水会などの市民団体が米軍基地内への立ち入り調査などを求め月内に沖縄県公害審査会へ公害調停を申請する。
10/8 県議会各派代表者会議 PFASの除去費用について国の補助継続を求める意見書を協議 (
FNNプライムオンライン)
10/8 浄水場のPFAS対策費 国への支援要請議案提出を先送り「米軍基地由来の蓋然性」の表現に自民が難色 (
TBS NEWS DIG)
10/9 PFAS汚染「米軍基地由来」文言巡り調整 国に支援要求で意見書案見送り 沖縄県議会 (
沖縄タイムス)
県企業局がPFAS対策で北谷浄水場に導入した高機能粒状活性炭の更新に防衛省の米軍基地施設整備補助事業が使えない問題で、県議会は8日、各派代表者会議を開き、国に支援を求める意見書案を9月定例会に提案することを見送った。
10/12 PFASで沖縄に押し寄せる負担 米軍は認めず、除去費に国補助なし (
毎日新聞)
沖縄県内の水道水源で検出されている有害な有機フッ素化合物(PFAS)の除去費用について、県の負担が増す恐れが出ている。県は2021年度から国の補助金を使ってPFASを除去する高機能活性炭を導入したが、26年度以降に必要になる活性炭の取り換え費用計約16億円は「施設の更新」にあたり、制度上、国の補助金が出ないためだ。
10/24 PFAS検査に慎重意見 県検討委 専門家 消極姿勢と批判 (
沖縄タイムス)
PFASの健康影響などに関して、県が8月に開いた検討委員会(中村幸志委員長)第1回会合の議事概要が今月、公表された。
沖縄県 PFOS・PFOAに関する健康影響について
令和7年度PFASに関する健康影響対策検討委員会 第1回議事概要[PDF]
10/27 米軍基地周辺のPFASで公害調停申請 地元住民「制度見直しを」 (
朝日新聞)
10/27 沖縄PFAS問題、住民らが公害調停申請 米軍基地に立ち入り調査求める (
毎日新聞)
10/27 PFAS汚染源の特定へ「公害認定を第一歩に」 市民団体が県に調停申請 (
TBS NEWS DIG)
10/28 「汚染源をはっきりさせるためにも公害認定は必要だ」 市民団体、PFAS公害調停で被害解明や補償に期待 (
沖縄タイムス)
10/28 「高濃度でPFAS検出」と沖縄の米軍基地周辺の住民らが公害調停を申請…PFASでの申請は全国初 (
読売新聞)
10/28 PFAS巡り全国初の公害調停を申請 市民団体が沖縄県の審査会へ 米軍基地立ち入り求め (
沖縄タイムス)
米軍基地周辺の河川などから高濃度のPFASが検出されている問題で、宜野湾ちゅら水会などの市民団体は27日、国や県など地元自治体による米軍基地内への立ち入り調査などを求め、県公害審査会へ公害調停を申請した。PFASに関する公害調停の申請は全国初とみられる。
10/27 米軍、基地内のPFAS基準値超えで北谷町に水供給「4倍」要請 PFAS立ち入り調査は拒否のまま (
TBS NEWS DIG)
10/27 沖縄・キャンプ桑江のPFASが基準超え 米軍が北谷町に給水要請 町は対応協議 (
沖縄タイムス)
10/28 沖縄・米海兵隊が基地への給水増を要請 浄水施設PFAS基準値超えで (
毎日新聞)
沖縄県北谷(ちゃたん)町の米軍基地「キャンプ桑江」内の浄水施設でPFASが米国の基準を上回る濃度で検出されたため、基地を管理する米海兵隊が町に基地への給水量を増やすよう要請していたことが、町や県への取材で判明した。
10/28 北谷町長「基地立ち入り調査求める」 米軍の給水要請に キャンプ桑江のPFAS基準値超え受け (
沖縄タイムス)
10/28 米軍給水増 28年にも PFAS巡り北谷町調整 (
沖縄タイムス)
米軍キャンプ桑江内の浄水場で高濃度のPFASが検出されているとして、米海兵隊が昨年、基地外にある県の浄水場からの給水増加を求めていた件で、北谷町は2028年中にも供給を始める方向で調整している。
10/28 玉城知事「まず汚染源の究明と浄化を」米軍給水要求で 沖縄 (
琉球朝日放送)
10/28 米軍基地への県浄水場からの給水「4倍」要求に玉城知事 「汚染源は基地内の疑い、立ち入り調査実現を」 (
TBS NEWS DIG)
10/28 PFAS検出で米軍からの給水要請 知事「立ち入り調査認めるべき」 (
FNNプライムオンライン)
米軍基地の貯水池で基準値を上回る値でPFASが検出された事を受け、米軍が北谷町に浄化した水の供給を求めている事について、玉城知事は給水に応じる考えを示しました。そのうえで、汚染源の特定に向け基地内への立ち入り調査を求める考えを改めて示しました。
10/24 PCB処理工程「なるほど」 市民ら施設を見学【室蘭】 (
北海道ニュースリンク)
高濃度PCB廃棄物の無害化処理などを行う中間貯蔵・環境安全事業(JESCO)北海道PCB処理事業所の「日曜見学デー」が19日、室蘭市仲町の処理施設などで行われた。
JESCO 北海道PCB処理事業所
【低濃度PCB廃棄物 無害化処理の環境大臣認定】
10/9 低濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物の無害化処理に係る大臣認定について(ゼロ・ジャパン株式会社)
【カネミ油症】
10/10 日本と台湾で異なる救済姿勢…カネミ油症の発覚から57年 「認定」か「登録」か (
長崎新聞)
長崎県など西日本一帯で広がったカネミ油症は1968年に発覚し、10日で57年。当時1万4千人以上が被害を届けたが、今年3月末時点で全国の認定患者は累計2389人(死者ら含む)にとどまる。未認定者や次世代の救済の壁となっているのが、油症の主因ダイオキシン類の血中濃度など科学的数値を基準とした厳格な認定制度だ。
10/9 ベトナムとベルギー、ダイオキシン残留物のない環境を目指し協力 (
VIETNAM.VN)
ブリュッセルのVNA記者によると、ベルギーのヘマース・テクノロジーズ社の研究施設では、専門家が高温熱分解法を用いたダイオキシン汚染土壌処理技術の研究と改良に注力している。この方法では、汚染土壌を閉鎖系処理システムに投入し、固体、液体、気体の廃棄物を環境に放出することなく、ダイオキシンを完全に分解する。
10/15 新たなダイオキシン規制で情報収集強化 POP認定「同意」も管理措置先送り POPs条約専門委 (
環境新聞)
ローマで開催された残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)に基づく国際専門家会議は7日、一部のダイオキシンに関する新たな規制の決定を延期したと発表した。
10/31 産廃施設ダイオキシン排出―下田 市民グループが調査の申し入れ (
伊豆新聞)
10/7 ゴルフ場で使用される農薬に係る令和6年度水質調査結果を発表 (
EICネット)
環境省は、毎年、地方公共団体等が実施したゴルフ場排出水等の水質調査結果を取りまとめて公表しており、今回、令和6年度の調査結果を取りまとめた。
環境省 報道発表資料(10/6)
10/20 歩道工事中に土の中から薬品とみられる空瓶約200本発見 残留液などから“埋設農薬”の成分検出《新潟・見附》 (
日テレNEWS)
見附市でことし9月1日、歩道の新設工事中に土の中から薬品と思われる空瓶約200本が発見され、工事を中止し分析を進めたところ、「埋設農薬」の成分の検出が判明したと20日、市が発表しました。
見附市 報道発表資料(10/20)[PDF]