日本POPsネットワーク > POPs関連ニュース > 2025年2月
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2025年(令和7年)2月


2/2 PFASの健康影響対応、日本は遅れ 海外では発がん性指摘も (西日本新聞)
2/2 「健康への影響が分かってからでは遅い」専門家ら苦言 PFAS対策に二の足を踏む国 WHOや米国との違いは (沖縄タイムス)

2/5 ドイツの海岸でPFASが深刻な基準値超え―独メディア (Record China)
 2025年2月3日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、環境保護団体が実施した検査でドイツの海岸から高濃度のPFASが検出されたと報じた。
2/6 独海岸、泡から高濃度のPFAS=環境団体 (NNN Asia)
 GREENPEACEの記事 (2/3) 

2/6 PFAS解決へ連帯 東京で集会 宜野湾市民団体も (沖縄タイムス)

2/6 PFAS水質基準で報告案 26年に水道法で義務付け (東京新聞)
2/6 PFAS濃度「水質基準」に格上げ案を了承 環境相の諮問機関 (毎日新聞)
2/7 PFAS水質基準、国有識者委が了承 健康面の指針、求める声も (朝日新聞)
2/7 PFAS水質基準、定期検査を義務化 2026年度から施行 (日本経済新聞)
 環境省は6日、PFASを水道法上の水質基準に引き上げる報告書案をまとめた。定期的な検査を義務とし、安全対策につなげる。2026年度から施行する。
 環境省 中央環境審議会 人の健康の保護に関する水・土壌環境基準小委員会(2/6) 

2/7 あなたのまちの水道水は? 中国地方 PFAS調査状況 (NHK広島放送局)

2/7 米ベテラン消防士PFAS高濃度 CDC「防護具の着用が必要」 (共同通信[47NEWS])
 PFASを巡り、米疾病対策センター(CDC)は6日、従事年数が30年以上のベテラン消防士で血中濃度が高いことが確認されたとする報告書を公表した。

2/10 飲料水のPFAS基準を議論 消費者庁、水道目標値と同じに (共同通信[47NEWS])
2/10 PFAS “ミネラルウォーターなどの水質基準 水道水と同様に” (NHK NEWS WEB)
2/10 PFAS、ミネラルウォーターの基準値設定へ 消費者庁 (朝日新聞)
2/10 ミネラルウオーター中のPFAS、基準値設定へ 26年の施行目指す (毎日新聞)
2/10 PFAS含有量巡り、来年4月から飲料水の水質基準を水道水と同じに…メーカーに検査義務付け (読売新聞)
 PFASの一部について、消費者庁は10日、ミネラルウォーターなどの飲料水に水道水と同じ水質基準を定める方針を有識者の対策部会で示した。基準の改正は来春が見込まれ、飲料メーカーは製品の検査や品質管理が義務付けられる。
 消費者庁 令和6年度第1回食品衛生基準審議会食品規格・乳肉水産・伝達性海綿状脳症対策部会(2/10) 

2/12 ドイツでPFAS規制をめぐり激論 熊谷徹のヨーロッパSDGリポート【27】 (朝日新聞SDGs ACTION!)
 現在EUは健康への悪影響が大きい製品を中心に、PFASの使用を禁止・規制する方向で準備作業を進めている。ただし産業界や電力業界からは、「PFASの過剰な規制は経済デジタル化やエネルギー転換にブレーキをかける」という反論が出ている。

2/13 環境水調査、自治体9割超前向き PFAS巡り42都道府県が実施 (東京新聞)
 PFASを巡り、地下水など環境水の独自調査について42都道府県が「すでに実施」とするなど9割超が前向きであることが13日、共同通信のアンケートで分かった。国が水質検査などを法律で義務付ける水道法上の「水質基準」の対象とする方針を固める中、自治体も自主的に環境汚染の実態把握を進めていることが明らかになった。

2/19 環境省 PFAS関連3業務を公告 対策技術ガイドライン作成 (環境新聞)
 環境省はこのほど、PFASについて対応する3つの業務委託を公告した。それぞれ事業を通じPFASに汚染された現地の方策をまとめたPFAS対策技術に関するガイドラインのドラフトを作成する。

2/19 スイス、PFASの規制強化を検討 (swissinfo.ch)
 スイス連邦政府は「永遠の化学物質」の異名を持つPFASの規制強化に向けた検討作業に着手した。飲み水の上限値は来年から引き下げられる。

2/21 テフロン加工のフライパン、PFAS懸念で販売禁止の州も (ダイヤモンド・オンライン)
 米中西部ミネソタ州でノンスティック(焦げ付き防止)加工のフライパンを巡る戦いが激化している。先月、同州はPFASを使用した調理器具の販売を全米の州で初めて禁止した。

2/24 「地球の健康」危険レベル 独研究所警告 人間活動の影響、許容超え (山陰中央新報)
 人類は気候変動と生物多様性の減少に加え、プラスチックやPFASなどの有害化学物質による汚染という3重の危機に直面しているとされる。危機に関する科学的データを集め、環境の状況を総合的に評価する「地球の健康診断」の研究が進んできた。

2/25 フランス、PFAS規制法案可決 26年から施行 (繊研新聞)
 フランスでPFAS規制法案が2月20日、国民議会での最終採決を経て可決された。231人の議員が本法案に賛成し、極右と一部の右派の議員51人が反対票を投じた。

2/28 清涼飲料水にPFOS等基準値設定へ 消費者庁が3月27日までパブコメ募集 (Wellness Daily News)

【企業・大学プレスリリース、研究論文等】
2/2 【PFAS】日立ハイテクと東京科学大学、CIを用いた検出に関する研究開始 (加工技術研究会)
2/14 PFASの焼却:850℃以上ならほぼ100%分解、700℃以下では副生成物が増大 (環境展望台)
2/14 JFEテクノがPFAS分析サービス開始 半導体・電子部品などの含有量測定 EUの規制視野に (電波新聞)
2/14 《先進企業に学ぶPFAS規制①》基礎知識・繊維アパレルの課題 (繊研新聞)
2/18 《先進企業に学ぶPFAS規制②》パタゴニアの挑戦 解決策は既に存在 (繊研新聞)
2/19 《先進企業に学ぶPFAS規制③》ファーストリテイリング 疑いあるものを販売しない責任 (繊研新聞)
2/20 《先進企業に学ぶPFAS規制④》東レ、日華化学、カケン 日本の高度な技術を紹介 (繊研新聞)
2/20 セントラル硝子、PFAS使わない半導体材料 28年量産へ (日本経済新聞)

【有機フッ素化合物問題:北海道】
2/4 ラピダスが工場で使用後の工業用水で「PFAS」を確認へ (NHK NEWS WEB)
2/4 ラピダスと北海道、工場排水のPFAS測定で協定 (日本経済新聞)
2/4 ラピダス、PFAS含有量を毎月測定 北海道と協定 連絡会議も設置 (北海道新聞)
2/5 PFAS毎月測定へ 水利用で道と協定 ラピダス /北海道 (毎日新聞)
2/5 排水のPFAS毎月測定…ラピダスが道と協定、健康被害発生時は賠償も (読売新聞)
2/9 ラピダスと北海道が工場排水めぐり協定 PFASを毎月測定へ (朝日新聞)
 北海道は、次世代半導体製造会社「ラピダス」と水利用に関する協定を結んだ。同社がPFASを毎月測定し、道に報告することなどを定めている。

2/13 安平川PFAS 2回目も暫定目標値以下 道調査 (北海道新聞)

2/22 千歳川のPFAS水質検査 国の安全値内に収まる (北海道新聞)
2/27 千歳市内のPFAS安全値内 市が議会委で説明 (北海道新聞)

2/28 ラピダス進出機に千歳で高まるPFAS不安 人口増見据え水源開発も (朝日新聞)
 次世代半導体メーカー「ラピダス」の進出は、水を巡る課題と向き合う契機になった。北海道千歳市は27日、同社工場が4月から排水する川の水質検査結果を初めて公表し、定期的な監視態勢に入った。市は将来の人口増などに備えて、新たな水源確保を検討する事業にも着手する。

【有機フッ素化合物問題:茨城県】
2/7 鉾田市内の井戸水から「PFAS」暫定目標値の18倍余 検出 (NHK NEWS WEB)
2/8 鉾田の井戸で新たに14カ所 有機フッ素検出 /茨城 (毎日新聞)
2/8 PFOSとPFOA、周辺14ヵ所の井戸でも目標値超える 茨城県と鉾田市が追加調査 18.6倍の井戸も (東京新聞)
2/8 鉾田PFAS 新たに14カ所 最大18.6倍 井戸、原因は不明 茨城 (茨城新聞)
 PFASのうち発がん性が指摘される代表物質「PFOA」「PFOS」の合算値が茨城県鉾田市内の井戸4カ所で国の暫定目標値を超えた問題で、県と同市は7日、新たに調査した周辺14カ所の井戸で基準の超過が確認されたと発表した。同日、確定値が出た。最大は基準の18.6倍だった。原因は依然不明で、県と市はさらに広範で調査を進める。
 茨城県 鉾田市内の地下水におけるPFOS・PFOAの周辺飲用井戸の水質調査結果について(2/7)[PDF] 
    鉾田市 周辺井戸水の調査結果について【令和7年1月21日採水】

【有機フッ素化合物問題:栃木県】
2/3 下野・石橋の水道水と井戸水でPFAS暫定目標値を超過 水道水からの超過検出は県内初 (下野新聞)
2/3 栃木 下野 北部の水道水で「PFAS」国の目標値超え検出 (NHK NEWS WEB)
2/3 栃木、PFAS目標値超え 公園の水道水から (東京新聞)
2/4 PFAS 国の暫定目標値超過…下野市で2か所 (読売新聞)
 下野市の石橋第2配水区の水道水から高濃度のPFASの一種が検出された問題で、市は3日、同区内の5か所で追加の水質検査を実施した結果、このうち2か所で国の暫定目標値(1リットルあたり50ナノグラム)を超える濃度が検出されたと発表した。
 下野市 水道水の調査結果(PFOS・PFOA)について) 

2/4 下野の水道水から目標値超PFAS検出 水道水は県内初 近隣住民に驚きと不安、冷静な受け止め (下野新聞)
2/4 下野市が臨時給水所を開設 目標値超のPFAS検出受け 地域住民が訪れ受け取り (下野新聞)
2/5 下野、目標値超える PFAS 市が対策本部設置 /栃木 (毎日新聞)
2/5 下野市 石橋北小に給水所 PFAS基準超過で (読売新聞)
2/5 下野で水道水PFAS目標値超え 住民から不安の声、臨時給水所に177組 住民説明会も開催 (下野新聞)
 下野市下古山の若林公園の水道水から国の暫定目標値を超える52ナノグラムのPFASが検出された問題で、市は4日、同市上古山の石橋北小敷地内に臨時給水所を開設したほか、夜には住民説明会を開いた。

2/7 井戸水のPFAS指針値超え範囲、どこまで広がる 宇都宮市南部 拡大調査継続も国指針示されず対応苦慮 (下野新聞)
 全国の水道水や井戸水からPFASが検出される中、県内で最初に井戸水から国の暫定指針値を上回る濃度でPFASが検出された宇都宮市南部で、指針値超えの範囲が広がっている。
2/8 陸自宇都宮駐屯地内の水質検査へ 周辺でPFAS目標値超え (下野新聞)
 PFASが宇都宮市内の井戸水や下野市内の水道水から国の暫定目標値を超えて検出された問題を巡り、陸上自衛隊宇都宮駐屯地は7日、下野新聞社の取材に対し、駐屯地内の水道水と水源の井戸について水質検査を行う考えを明らかにした。

2/12 栃木県「PFAS」検出で 河川と地下水 全県で水質検査開始 (NHK NEWS WEB)
2/13 PFAS問題で栃木県、県内の河川や地下水の検査開始 2024年度内に結果公表へ (下野新聞)
 発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)が全国で検出されている問題を受け、県は12日、県内の河川や地下水を対象としたPFASの水質検査を始めた。県によると、県主導の全県的なPFAS検査は初めてで、2024年度内にも結果を公表する。

2/13 PFAS 原因特定と対策を 下野市長、知事に緊急要望 /栃木 (毎日新聞)
2/13 汚染源特定や財政支援を…下野市長が知事に要望書 PFAS検出問題で (読売新聞)
2/13 下野の公園の水道水、PFOSとPFOAが目標値超え 栃木県知事に支援など求める (東京新聞)
 PFASの一種、PFOSとPFOAが1月下旬、栃木県下野市内の公園の水道水から国の暫定目標値を超えて検出された問題で、同市の坂村哲也市長が12日、県庁を訪れ、福田富一知事に地下水汚染原因源の特定や市が行う対策への財政支援など5項目を求める緊急要望書を手渡した。

2/13 福田知事 水道水などからPFAS検出 「状況把握を最優先」 (NHK NEWS WEB)
2/14 PFAS 県、河川など調査開始 陸自宇都宮駐屯地も /栃木 (毎日新聞)
 県は、県内の河川や地下水を対象にPFASの水質検査を開始した。結果は年度内に県のホームページで公表する。

2/17 PFAS、新たに下野の別の公園水道水で目標値超え 前回検出の場所でもさらに高い数値 (下野新聞)
2/18 新たに1カ所の浄水で暫定指針値超える 下野市の水道PFAS (朝日新聞)
 健康への影響が懸念される水道水のPFASについて、栃木県下野市は17日、新たに1カ所の浄水で、国の暫定指針値を超える58ナノグラムを検出したと発表した。
 下野市 水道水の調査結果(PFOS・PFOA)について) 

2/20 PFAS相次ぐ検出 下野市は臨時給水所設置 国に財政支援を要望 (朝日新聞)
2/22 PFAS目標値超え 原因究明、連携を 下野市長、国に緊急要望 /栃木 (毎日新聞)
 下野市内の一部の浄水から、国の暫定目標値を超えるPFASが検出されたことを受け、同市の坂村哲也市長は19日、国土交通省と環境省を訪れ、水質汚染の原因究明や対策への財政支援などを求める緊急要望を行った。

2/26 下野で前回に続きまた検出 PFAS目標値、公園の水道水 2カ所が超過 (下野新聞)
 PFASが下野市内の公園の水道水から国の暫定目標値を超えて検出された問題で、市は25日、前回3日の検査に続いて若林公園と上古山農村公園の水道水で目標値を超える数値が検出され、このうち上古山農村公園は前回の数値を超えたと発表した。
 下野市 水道水の調査結果(PFOS・PFOA)について) 

【有機フッ素化合物問題:東京都】
2/20 国立市が災害用井戸でPFAS調査へ、西東京市も井戸で調査 (朝日新聞)
 東京都国立市は19日、市内の災害対策用井戸の水質調査時に、PFASに関する項目を追加すると発表した。2025年度に実施する。市の一般財源のほか、都の負担金を活用し、新たにかかる事業費約250万円を新年度当初予算案に計上する。
 国立市 2月19日開催記者会見(令和7(2025)年度予算案の概要)[PDF] 

【有機フッ素化合物問題:神奈川県】
2/21 PFASを含む泡消火剤を「3Mジャパン」が試験散布 神奈川・相模原の工場で 河川や地下水に広がった恐れ (東京新聞)
 相模原市東部の河川や地下水などが、PFASで汚染されている問題を巡り、化学・事務用品大手「スリーエム(3M)ジャパン」グループが相模原市中央区の工場敷地内で、PFASを含む泡消火剤を試験散布していたことが分かった。

2/26 座間PFAS問題、市民団体が血中濃度検査を検討 「市民に不安広がる」 (神奈川新聞)
 地下水を主に利用して座間市が供給する水道水からPFASが暫定目標値を超え、一部水源の取水を停止している問題を巡り、市民団体「座間のPFASを考える市民の会」が血中濃度検査の検討を始めた。

【有機フッ素化合物問題:新潟県】
2/12 発がん性懸念「PFAS」新潟県が16河川25地点調査、国指針超えはなし 検出値最大は栗ノ木川の両新橋 (新潟日報)
2/12 新潟県「PFAS」調査 国の暫定目標値を上回った地点なし (NHK NEWS WEB)
 PFASについて、県は県内を流れる16河川25地点を調査した結果、国が定める値を上回った地点はなかったと発表しました。

2/25 福島県の工場から高濃度PFAS、阿賀野川下流の水道水に影響か 新潟市が指摘、現在は改善 (新潟日報)
 阿賀野川上流域にある福島県会津若松市の工業団地の排水路から、2023年に国の「暫定目標値」の440倍に当たるPFASが検出されていたことが2月22日までに分かった。現在は改善されているという。

【有機フッ素化合物問題:長野県】
2/19 長野 PFAS検出 水の安定供給へ専門家会議が意見書 (NHK NEWS WEB)
2/20 長野市川合新田の水源井戸 PFAS検出問題 専門家会議、市対策案を「妥当」 (信濃毎日新聞)
2/26 長野市のPFAS検出の水源対策で専門家会議が意見書 (朝日新聞)
 長野市の水道水源の井戸から国の暫定目標値を超えるPFASが検出され、対応を検討してきた専門家会議が意見書をまとめ、19日に荻原健司市長に提出した。健康への影響が懸念され、全国的に問題となっているPFASについて国の動向を注視し、短期・中長期で対策を取ることが妥当とした。
 長野市川合新田水源の取水方法等検討専門家会議 

【有機フッ素化合物問題:岐阜県】
2/12 基準値超えPFAS検出の岐阜県各務原市、水質改善に7.6億円 25年度予算に計上 (中日新聞)
2/13 PFAS処理施設建設へ 岐阜・各務原市、水道用で全国初 (岐阜新聞)
2/17 新方式PFAS浄水施設建設へ 各務原市 /岐阜 (毎日新聞)
 岐阜県各務原市は12日、市内の水道水の水源地から国の暫定目標値を上回るPFASが検出されたことを受け、「イオン交換樹脂」という合成樹脂を利用した新方式のPFAS用浄水処理施設を建設すると発表した。2026年度末の完成と運用開始を目指す。

2/17 各務原市のPFAS検査2回目を公表 1回目と大きく変わらず (NHK NEWS WEB)
2/18 PFAS「水源地住民の血中濃度、高いまま」岐阜・各務原市民の追跡調査 岐阜民医連 (岐阜新聞)
 岐阜県各務原市の三井水源地からPFASが高濃度で検出された問題で、県民主医療機関連合会(岐阜民医連)は17日、PFASの血中濃度を測定する血液検査の追跡調査の結果を公表した。

2/17 各務原PFAS問題、子ども血中濃度が他地域より高く 専門家「水道水からの摂取確実」 (中日新聞)
2/18 子供の8割 PFAS血中濃度米国の指針超え 岐阜・各務原市 (産経ニュース)
 岐阜県各務原市の三井水源地の地下水で、国の暫定目標を上回るPFASが検出された問題で、岐阜県民主医療機関連合会などは18日までに、昨年実施した各務原市民などの血液検査の結果、三井水源地から給水を受けている地域に住む子供の8割近くの血中濃度が、米国の指針値以上だったと発表した。

 各務原市 水道水における有機フッ素化合物(PFOS および PFOA)関連ページまとめ 

【有機フッ素化合物問題:静岡県】
2/2 【PFAS問題】静岡県は33基準点で状況調査継続 (静岡新聞)

【有機フッ素化合物問題:愛知県】
2/13 名古屋の井戸から暫定指針値超えるPFAS 最高3・2倍 市内8カ所で検出 (産経ニュース)
2/13 名古屋市中区2カ所の井戸水で指針値超えPFAS検出 調査範囲さらに広げる方針 (中日新聞)
 名古屋市は13日、中区錦2と中区栄2の2カ所の井戸水から、PFASが国の暫定指針値を超える数値で検出されたと発表した。いずれも現在は飲料以外の用途で使われている。うち1カ所は1リットルあたり160ナノグラムで、指針値の3・2倍だった。検出されたのは処理する前の原水。
 名古屋市 報道資料(2/13) 

2/21 PFAS検査「企業負担で」 静岡市に住民監査請求 清水の市民団体 (中日新聞)
2/21 PFAS巡り監査請求 静岡 住民「調査費、企業負担に」 /静岡 (毎日新聞)
 静岡市清水区三保の工場周辺で高濃度のPFASが検出されている問題で、住民団体「清水PFAS問題を考える連絡会」が20日、市に対して河川や井戸水の水質調査にかかった費用約665万円を排出元の企業に損害賠償金として求めるよう住民監査請求した。

【有機フッ素化合物問題:三重県】
2/26 四日市市の市民団体 PFASめぐり河川調査など三重県に要望 (NHK NEWS WEB)
2/27 「目標値超すPFAS」 四日市・市民団体、知事に対応要請 /三重 (毎日新聞)
 市民団体「四日市公災害市民ネット」が26日、PFASが四日市市の矢合川水系から国の暫定目標値を大幅に上回る値が検出されたとして、対応を求める要望書を一見勝之知事あてに提出した。

【有機フッ素化合物問題:京都府】
2/8 PFAS調査結果の公表 京田辺市が先延ばし 市議が批判 (朝日新聞)
 PFASの河川の水質検査結果について、京田辺市が公表を先延ばししていることがわかった。市議から疑問の声があがっている。

【有機フッ素化合物問題:大阪府】
2/13 大阪・熊取町の地下水から高濃度のPFAS検出 暫定目標値の1460倍 (毎日新聞)
2/13 大阪・熊取町の高濃度PFAS検出 住友電工子会社の敷地内 (毎日新聞)
2/13 大阪・熊取で目標値の1460倍のPFAS 住友電工子会社の敷地内で検出 原因は調査中 (産経ニュース)
2/13 PFAS、指針値の1460倍検出 大阪・熊取町の会社敷地内の井戸 (朝日新聞)
 PFASについて、大阪府などは13日、同府熊取町にある住友電工の子会社「住友電工ファインポリマー」の敷地内の井戸から、国が定めた暫定指針値の1460倍にあたる1リットルあたり最大7万3千ナノグラムが検出されたと公表した。府は原因調査を進める。
 大阪府 報道発表資料(2/13) 
    住友電工 ニュース&プレスリリース(2/13)

2/22 大阪・熊取町の高濃度PFAS検出 付近のため池など3月に検査へ (毎日新聞)
 大阪府熊取町は21日、町内の化学メーカー・住友電工ファインポリマーの敷地内の井戸水から有機フッ素化合物(PFAS)が国の暫定目標値(水1リットル当たり50ナノグラム)の1460倍を検出した問題で、付近のため池3カ所と町施設管理の井戸1カ所の水質検査を3月に実施する方針を明らかにした。

【有機フッ素化合物問題:兵庫県】
2/7 4年前のPFAS汚染が発覚した兵庫県西脇市で住民の会発足 (Yahoo!ニュース)

2/11 事業者の排水にもPFAS規制を 神戸・明石両市長が環境省に要望 (朝日新聞)
 神戸市西区の明石川流域で、PFASの濃度が国の暫定目標値を大幅に上回っていた問題で、神戸市の久元喜造市長と下流で河川の水を水道水に利用している明石市の丸谷聡子市長が10日、環境省を訪れ、規制基準の設定や自治体の対策への財政支援などを要望した。

2/21 PFAS検出値、西脇市が実際より低く報告「誤入力が原因」 水道協会に修正申し入れへ (神戸新聞)
 西脇市が運営する上戸田浄水場(同市上戸田)で2021年度、暫定目標値の2倍相当となるPFASが検出されていた問題で、市が日本水道協会に同年度の数値を実際より低く報告していたことが分かった。

2/21 PFAS「米国並み基準を」 兵庫県に要望書 神戸・明石の市民団体 (朝日新聞)
 兵庫県内各地の河川や地下水、水道水から高濃度のPFASが検出された問題で、神戸、明石両市の市民らでつくる市民団体が、米国並みに厳しい水質基準の設定や汚染源の特定、住民の血液検査などを求める要望書を県に提出した。

2/21 西脇市のPFAS問題「一部生徒だけでも血液検査を」 ジャーナリストの幸田泉さん提言 (神戸新聞)
2/26 明石市予算案 どうなる?まちの「安全・安心」 PFAS対応で水源転換、水質検査を拡充 (神戸新聞)

【有機フッ素化合物問題:岡山県】
1/31 知見収集、疫学調査推進と環境相 吉備中央町PFAS検査で (山陽新聞)
2/1 「疫学調査を推進したい」 PFAS血液検査巡り浅尾環境相 (神奈川新聞) 

2/3 PFAS問題 53人追加検査 吉備中央町発表、計762人に (山陽新聞)
 岡山県吉備中央町の浄水場からPFASが検出された問題で、町は3日、住民らを対象とした血液検査を53人が新たに受けたと発表した。昨年11、12月の第1弾検査で709人が受けており、全国初の公費による血液検査を受けた人はこれで計762人となった。

2/16 血液検査 PFOA平均値50倍超 公費実施の吉備中央町 住民説明会 (山陽新聞)
2/16 水飲んだ住民、高濃度結果 PFAS検査、地元説明会 (東京新聞)
2/16 PFAS血液検査、水飲んだ住民の濃度突出 岡山・吉備中央町説明会 (朝日新聞)
 岡山県吉備中央町の浄水場の水からPFASが検出された問題で、町は16日、全国初となる公費での血中濃度検査の結果について住民説明会を開いた。データを集計した岡山大大学院の頼藤貴志教授は「(PFASの一種の)PFOAの値が特に高かった」と説明した。
 吉備中央町 円城浄水場健康影響に関する住民説明会 

2/18 岡山県 水道維持へ市町村支援強化 漏水調査効率化や検査体制構築 (山陽新聞)

【有機フッ素化合物問題:広島県】
2/12 東広島市のPFAS検出問題 住民が公費での血液検査要望書を市へ提出 (中国新聞)

2/21 福山市加茂町で国の暫定指針値超えるPFAS検出 (中国新聞)
2/21 福山市加茂町のPFAS問題、住民に不安広がる (中国新聞)
2/21 暫定目標値超PFAS 福山で検出 深山川 水道水への影響なし (山陽新聞)
2/22 広島県福山市でPFASを検出、暫定指針値の11倍超 (朝日新聞)
2/22 PFAS指針値超え 加茂町4カ所 井戸水飲用自粛を 福山 /広島 (毎日新聞)
 福山市は21日、同市加茂町の深山川でPFASが国の暫定指針値を3・4~11・6倍超える地点が4カ所あったと発表した。市は周辺約50世帯に井戸水の飲用を控えるよう呼びかけている。
た。

2/22 福山市加茂町のPFAS問題、別の川でも指針値超え確認 計5カ所に (中国新聞)
2/22 深山川 暫定目標値超のPFAS 福山市「水道水問題なし」 (NHK NEWS WEB)
2/22 谷尻川でもPFAS目標値超す 福山市、5カ所調査 (山陽新聞)
 福山市加茂町北山の深山川でPFASが国の暫定目標値を超えて検出された問題で、福山市は22日、深山川など5カ所で20日に実施した調査結果を公表した。

2/23 PFAS検出の福山市加茂町で住民説明会 健康不安や原因究明求める声相次ぐ (中国新聞)
2/27 福山市長、PFAS対応で国に支援要請 加茂町の指針値超え受け (中国新聞)

2/28 福山市のPFAS検出問題 井戸水など17カ所は指針値下回る (中国新聞)
2/28 福山 PFAS検出の川周辺 井戸水など「暫定目標値超なし」 (NHK NEWS WEB)
 福山市を流れる深山川で、一部の物質に有害性が指摘される有機フッ素化合物の「PFAS」が国の暫定目標値を超えて検出されたことを受け、福山市は周辺の井戸水などを調査した結果、暫定目標値を超えたものはなかったと発表しました。

 福山市 加茂町の深山川において有機フッ素化合物(PFAS)が検出されました 

【有機フッ素化合物問題:山口県】
2/4 山口県「PFAS」独自調査 新年度予算案に390万円余計上 (NHK NEWS WEB)
 PFASについて、山口県は、新年度当初予算案に空港周辺などで実施する独自調査の費用として、390万円余りを計上する方針であることが関係者への取材でわかりました。

2/5 コンビナートや空港下水処理場などPFAS調査へ 県が見通し (山口新聞)
 県は4日、2025年度中に県内全域を対象に実施する方針を示していたPFASの調査について、コンビナートや空港、下水処理場、最終処分場などが対象となる見通しを明らかにした。

2/27 県 PFAS独自調査 岩国基地近くの遊水池など対象にせず (NHK NEWS WEB)
2/28 PFAS 汚染源特定調査実施を 岩国の住民団体 県に申し入れ書 /山口 (毎日新聞)
 米軍岩国基地の周辺住民らでつくる「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」(瀬戸内ネット)の水質調査で、基地周辺でPFASが国の暫定目標値を超えて検出された問題で、瀬戸内ネットは27日、県に申し入れ書を提出した。

【有機フッ素化合物問題:福岡県】
2/3 空自芦屋基地の周辺水路で暫定指針値4倍超のPFAS 福岡県調査 (朝日新聞)
 PFASが航空自衛隊芦屋基地(福岡県芦屋町など)の専用水道で高濃度で検出された問題で、県は1月30日、基地の外の北側にある一般水路でも国の暫定指針値の4.2倍の濃度が検出されたと発表した。
 福岡県 記者発表資料(1/30) 

2/8 暫定目標値超えるPFAS検出、岡垣町が原因究明求める要望書 九州防衛局に提出 (西日本新聞)
2/28 福岡県岡垣町、水質検査の半額補助 PFAS検出受け全井戸が対象 住民検査「現時点で考えていない」 (西日本新聞)
 航空自衛隊芦屋基地(福岡県芦屋町)に隣接する岡垣町の上水道に使用する井戸から、PFASが国の暫定目標値を超える濃度で検出された問題で、同町は27日、町内全域の井戸を対象に個人や事業者が水質検査を行った場合、町が独自に半額を補助すると発表した。
 岡垣町 航空自衛隊芦屋基地専用水道におけるPFOS・PFOAの暫定目標値超過について 

【有機フッ素化合物問題:熊本県】
2/1 宇城市「PFOA」など検出の地下水 再検査で安全性確認 (NHK NEWS WEB)
2/1 PFAS検出の熊本・宇城 水道水は「安全」 水源切り替えで (産経ニュース)
 熊本県宇城市内の地下水源から給水を受ける一般家屋の蛇口から1月、国が定める暫定目標値を上回るPFASが検出された問題で、市は1日、水源を切り替えた上で対象地域の給水地点で再検査をした結果、速報で暫定目標値を下回ったとして「水道水の安全性が確認された」と発表した。

2/2 熊本市の井戸で基準超えPFAS…長引く生活への影響 農作物販売にも懸念 原因究明に向け専門家委を設置へ (熊本日日新聞)
 国の基準を超える濃度のPFASが熊本市の河川や井戸で確認された問題で、市は2月中旬に専門家委員会を設置して原因究明に乗り出す。これまでの調査では、産業廃棄物処分場の放流水が河川に流れ出た可能性を突き止めたが、井戸に関しては有力な手がかりが得られていない。

2/3 PFAS、暫定目標値の最大2倍検出 宇土市の井戸2本で新たに 熊本県の追加調査 (熊本日日新聞)
2/4 宇土の2つの井戸で目標値を上回る「PFOS」など検出 (NHK NEWS WEB)
 有機フッ素化合物「PFAS」のうち有害性が指摘されている物質が暫定的な目標値を超えた宇土市にある最終処分場の周辺の2つの井戸で目標値を上回ったことが新たに確認されました。県や市はこの2つを含む周辺の井戸の水を飲まないよう呼びかけています。

2/6 3種類のPFAS使用 TSMCから報告 熊本県は物質名を公表せず (朝日新聞)
 昨年末に量産をはじめた熊本県菊陽町の台湾積体電路製造(TSMC)工場について、県は、3種類のPFASを使用すると同社から情報提供を受けていることを明らかにした。ただ、具体的な物質名については「任意の協力で情報を得ている」ことを理由に公表しない方針を示した。

2/6 県内各地でPFAS検出 木村知事 原因究明進める考え示す (NHK NEWS WEB)
 PFASのうち、有害性が指摘されている物質が県内各地で暫定目標値を超えて検出されていることについて、木村知事は原因の究明を進める考えを示しました。

2/6 宇城市の水道水、PFAS目標値下回る 東部第1水源周辺の井戸、熊本県が追加調査「最終処分場との関連薄い」 (熊本日日新聞)
2/7 宇城市の水道水、PFAS確定値が測定限界未満に 水供給元を変更後 (熊本日日新聞)

2/13 PFAS有害性物質の検出問題 熊本市の専門家会議が初会合 (NHK NEWS WEB)
2/13 PFAS対策、熊本市の専門家会議が初会合 原因や対策、1年後めどに結論目指す (熊本日日新聞)

2/14 宇城、宇土両市の井戸でPFAS 最大13・2倍 熊本県発表 追加の周辺調査で暫定目標値を超過 (熊本日日新聞)
2/14 宇土の最終処分場周辺 新たに9か所の井戸で目標値を上回る (NHK NEWS WEB)
2/14 井戸水からPFAS超過の宇城・宇土両市、飲用水配布や上水道への切り替え促す (熊本日日新聞)
2/15 熊本県宇土市の井戸水から国の指針値超えるPFAS、新たに9か所で指針上回る…最大で13倍超 (読売新聞)
2/17 宇土の飲用井戸、指針超PFAS 11世帯利用 /熊本 (毎日新聞)
 熊本県は14日、同県宇土市の一般廃棄物最終処分場の周辺11地点にある飲用井戸から、国が定める暫定目標値の1・4~13・2倍のPFASを検出したと発表した。生活用水や飲用水として井戸を利用していたとみられるのは11世帯で、健康被害を訴えている住民は確認されていないという。
2/20 PFOSなど 市内55か所の井戸で国の暫定的な指針値超える (NHK NEWS WEB)
 熊本市内の井戸や川からPFASのうち有害性が指摘されている物質が検出されたことを受け、市が希望する人向けに行っている水質検査の結果、市内の55か所の井戸で国の暫定的な指針値を超えていたことがわかりました。

2/21 熊本県宇土市でPFAS調査、3回目は目標値超過せず (西日本新聞)
2/28 宇土市、PFAS除去浄水器を無償貸与 目標値超過を確認した井戸の利用者に (熊本日日新聞)

【有機フッ素化合物問題:大分県】
2/12 大分県内の水道、3月末までにPFAS検査 市町村管理の全浄水場で (大分合同新聞)
 PFASを巡り、県内は市町村が管理する上水道と簡易水道の浄水場全277カ所を対象に、住民に供給する水道水を検査する方針だ。

【有機フッ素化合物問題:宮崎県】
2/28 新田原基地の井戸から「PFAS」検出 暫定目標値の11倍 (NHK NEWS WEB)
2/28 宮崎・新田原基地の井戸から高濃度PFAS 暫定目標値の4~11倍 (毎日新聞)
2/28 空自基地の井戸で目標値11倍のPFAS 隊員飲用も健康被害は確認されず 宮崎・新田原 (産経ニュース)
 宮崎県は28日、同県新富町の航空自衛隊新田原基地内の井戸から、国が定める暫定目標値の4・2~11・2倍の有機フッ素化合物(PFAS)を検出したと発表した。防衛省が27日に県に報告した内容によると、井戸は隊員の飲用に使われていたが、健康被害は確認されていない。
 宮崎県 プレスリリース(2/28) 

【有機フッ素化合物問題:沖縄県】
2/1 PFAS解決へ 市長に協力要請 宜野湾ちゅら水会 (沖縄タイムス)

2/4 PFASと沖縄米軍との因果関係「はっきり答えられぬ」 防衛省、基地立ち入りを求める住民らへの「回答」 (東京新聞)
 PFASの汚染が各地で見つかっていることを巡り、沖縄の住民団体「宜野湾ちゅら水会」が4日、東京都千代田区内で会合を開き、汚染源調査や血中濃度基準の設定などを国に求める要請書を提出した。

2/4 「汚染源は普天間基地」有機フッ素化合物汚染専門家会議で結論 (琉球朝日放送)
2/5 PFAS汚染源は「普天間基地由来」泡消火剤の主成分が酸化して生まれる「6:2FTS」など地下水から検出 (TBS NEWS DIG)
2/5 PFASの汚染源 “米軍普天間基地の蓋然性がさらに高まる” (NHK NEWS WEB)
2/5 PFASの汚染源は「普天間飛行場」 沖縄県の専門家会議が基地由来と結論 米軍に立ち入り調査を要求へ (沖縄タイムス)
 高濃度のPFOSなどを含むPFASが米軍普天間飛行場周辺から相次いで検出されている問題で、沖縄県の「汚染源調査に係る専門家会議」は4日の会合で、少なくとも二つの汚染源は同飛行場内と特定した。
 沖縄県 令和6年度有機フッ素化合物汚染源調査に係る専門家会議 

2/5 「国や米軍と今後どう交渉するかが重要」 有識者、PFASの汚染源特定を評価 結論まで3年は「長い」との指摘も (沖縄タイムス)
 米軍普天間飛行場周辺で高濃度のPFASが相次いで検出されている問題を巡り、少なくとも二つの汚染源は同飛行場だと専門家会議が結論付けたことを受け、有識者は今後、この結果を基に沖縄県が国や米軍とどう交渉していくかが重要だと訴えた。

2/5 「私たちのあしたの生活を変えて」 PFASの早期調査を国に要請 宜野湾ちゅら水会 (沖縄タイムス)
 市民団体「宜野湾ちゅら水会」は4日、参院議員会館で外務や防衛、環境など各省庁の職員と面談し、PFASの汚染源特定に向けた米軍基地内の立ち入り調査や、市民の血中濃度調査の早期実現などを要請した。

2/4 嘉手納マリーナの海水から高濃度PFAS 米軍嘉手納飛行場付近 OISTとフロリダ大発表 (沖縄タイムス)
2/7 沖縄 米軍嘉手納基地近くの海水 高濃度PFAS検出 (NHK NEWS WEB)
 アメリカ軍嘉手納基地近くの海水から、高濃度の有機フッ素化合物「PFAS」が検出されたことが、OIST=沖縄科学技術大学院大学などの研究で分かりました。これはOISTとアメリカのフロリダ大学の研究グループが、イギリスの学術機関「王立化学会」で公表したものです。

2/9 環境相「連携し対応」 PFAS汚染源 具体的言及せず (沖縄タイムス)

2/12 国連特別報告者の沖縄公式訪問実現へ取り組み求める PFAS問題で市民団体 (FNNプライムオンライン)
 PFAS汚染の解決に取り組む市民団体が10日、国連特別報告者の公式訪問に向けた取り組みを沖縄県に要請しました。

2/22 PFAS調査 政府要請報告 24日宜野湾ちゅら水会 (沖縄タイムス)


2/3 関電送配電PCB処理放置で社長を処分 (長崎新聞)
2/3 関電送配電社長を減額処分 PCB放置、組織風土問題 (中日新聞)
 関西電力は3日、関西電力送配電が電柱の変圧器に使われるPCBの処理を不完全なまま約20年間放置した後、国に虚偽報告をしていた問題を巡り、送配電の白銀隆之社長の月額報酬を1カ月、30%の減額処分にすると発表した。
 関西電力 プレスリリース(2/3)[PDF] 

2/6 川崎市立労働会館改修工事 PCB廃棄物2台 調査対象外で見落とし 設置禁止後に取り付け (東京新聞)
 人体に有害な高濃度のPCBを含む機器の廃棄物が、改修工事中の川崎市立労働会館(川崎区)で新たに2台見つかったことが5日、市への取材で分かった。

2/10 環境副大臣、13日室蘭訪問へ PCB事業終了後の活性化策探る (北海道新聞)
2/14 環境省、PCB処理施設の後継事業など「協議の場」設置へ 室蘭市と (朝日新聞)
 環境省は13日、人体に有害な高濃度のPCB廃棄物を無害化処理する「中間貯蔵・環境安全事業」(JESCO)の北海道事業所がある北海道室蘭市などと事業終了後の事業所解体や、後継事業の誘致などに向けた協議の場を設ける方針を決めた。

2/19 PCB処理事業所の解体撤去1年遅れに 豊田、31年度完了目標 (中日新聞)

2/19 筑北村の篠ノ井線の廃線敷 有害なPCB使用機器見つかる (信濃毎日新聞)
 筑北村は18日の村議会全員協議会で、村内のJR篠ノ井線の廃線敷にある変圧器や照明の安定器など計14基にPCBが使われているのが見つかったと報告した

【カネミ油症】
2/3 「カネミ油症事件」50年以上経っても、救われない人たちがいる 患者認定の審査基準改善を 映画上映会で訴え (東京新聞)

2/13 へその緒に高濃度ダイオキシン類 カネミ油症患者、子世代に影響か (北國新聞)
 食品公害「カネミ油症」に関し、長崎県五島市の認定患者岩村定子さん(75)の子どもで、同県から患者とは認められていない3人のへその緒から、一般的な健康な人より高い数値のダイオキシン類が検出されたことが13日、分かった。


2/6 ベトナム戦争終結50年…枯れ葉剤被害を追い続けた84歳・中村梧郎さんの写真展、6日から都内で開催 (東京新聞)
 ベトナム戦争(1955~75年)が終結して今年4月で50年。米軍がまいた枯れ葉剤による健康被害を撮り続けてきたフォトジャーナリスト中村梧郎さん(84)の写真展「人間と枯葉(かれは)剤」が6日から東京都新宿区四谷1のポートレートギャラリーで開かれる。

2/17 ダイオキシン類含む除草剤、3月末から2度目の撤去開始 宇土市の国有林 8月下旬に完了予定 (熊本日日新聞)
 宇土市の国有林に埋設されているダイオキシン類を含む除草剤「2・4・5-T剤」について、林野庁は17日、3月末から2度目の撤去を始めることを明らかにした。現地では昨年4月ごろ、全国46カ所の埋設地で初の撤去作業が始まり、4割を採掘した。

2/22 新潟県聖籠町と新発田市の川で基準値超のダイオキシン類検出 原因不明、健康被害は確認されず (新潟日報)
 新潟県は2月21日、聖籠町の新発田川、新発田市の落堀川でそれぞれ採取した水から環境基準値(1リットル当たり1ピコグラム以下)を超える濃度のダイオキシン類が検出されたと発表した。原因は不明。健康被害は確認されていない。

2/12 令和5年度農用地土壌汚染防止法の施行状況をとりまとめ発表 (EICネット)
 環境省は、「農用地の土壌の汚染防止等に関する法律」に基づき、農林水産省とともに農用地の土壌汚染対策を進めている。 今回、令和5年度の同法の施行状況を取りまとめ、公表した。
 環境省 報道発表資料(2/10) 


2/18 化学物質に関するグローバル枠組みに対応する国内実施計画(案) (環境展望台)
 環境省は、「化学物質に関するグローバル枠組み(GFC)-化学物質や廃棄物の有害な影響から解放された世界へ-の国内実施計画(案)」の意見募集を開始した。この案は、2023年9月に採択されたGFCに基づき、GFC関係省庁連絡会議でとりまとめられたもの。
 環境省 報道発表資料(2/18)