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2024年(令和6年)10月


10/1 防衛省、有害な「PFOS」含む消火剤の処分完了 全国の陸自駐屯地保有分184リットル (産経ニュース)
 防衛省は1日、全国の陸上自衛隊の駐屯地が保有していた有害な有機フッ素化合物「PFOS」を含む泡消火薬剤の交換や処分を終えたと発表した。駐屯地周辺の地域住民から不安の声があり、2020年2月から処分を実施していた。

10/1 欧州連合のPFAS規制 繊維分野の結論は持ち越し (繊研新聞)
 欧州連合(EU)の化学品規制を管轄する欧州化学品庁(ECHA)は、9月に開いた会議でPFASの繊維分野での扱いについて結論が出ず、次回に継続することとなった。
10/2 欧州環境庁、繊維製品中PFASの現状を報告 (EICネット)
 欧州環境庁(EEA)は、欧州における繊維製品中のPFASの現状と課題について報告した。
 EEA Press release (9/17)

10/5 PFAS対策、自治体手探り 改善命令できず、公費での検査見送り 発がんリスクの評価定まらず (神戸新聞)
 全国の河川や地下水などから検出が相次ぐPFASを巡り、自治体が難しい対応を迫られている。発がん性などの健康リスクを踏まえて規制を進める欧米とは対照的に、国内ではいまだ評価が定まっていないからだ。

10/5 食品安全委員会PFAS評価書の指標値で、国民の健康は守れるのか (Yahoo!ニュース)
 各地で汚染が発覚しているPFASについて、今年6月、内閣府食品安全委員会は「食品健康影響評価書」を作成し、指標値として「一日耐容量」を「20ng/kg/日」(ng=ナノグラム=は10億分の1グラム)とした。体重50キロの人が、1日1000ngを摂取し続けても健康に問題はないことになり、PFASの専門家や、汚染調査に取り組む団体からは「この指標値では国民の健康は守れない」と抗議の声が上がっている。
 内閣府食品安全委員会 「有機フッ素化合物(PFAS)」の評価に関する情報

10/8 欧州委員会、パーフルオロヘキサン酸を制限する規則を承認 (EICネット)
 欧州委員会は、健康・環境影響が懸念されるPFAS(有機フッ素化合物)グループのパーフルオロヘキサン酸(PFHxA)及びその関連塩類を制限する欧州委員会規則を承認した。
 EC Press release (9/19)

10/19 PFAS水質管理強化へ 目標から基準に格上げ、環境省 (東京新聞)
10/20 PFAS 水道水の水質検査義務づける基準に引き上げ検討へ 環境省 (NHK NEWS WEB)
 一部の物質が有害とされるPFASについて、環境省は全国の水道水の水質検査で3年連続で一定の濃度を超える値が検出されたことから、法律で検査や改善が義務づけられる基準に引き上げるかどうかの検討を本格化させることになりました。

10/20 高まる懸念、民間も参入 一律規制に慎重意見も/PFAS水質管理 (デーリー東北)
 PFASを巡り、消費者の懸念の高まりや海外で進む規制強化を受け、民間にも「脱PFAS」事業への参入が広がりつつある。

10/21 水道のPFAS、規定超える地点確認 規制強化へ「最も重要な要件」 (朝日新聞)
 PFASについて、2022年度の日本水道協会の調査で、3年連続で規定を上回る濃度が検出された地点があったことが明らかになった。

10/23 関東地方知事会議 有機フッ素化合物PFAS対策を国に要望へ (千葉テレビ)
 千葉県の熊谷知事は10月23日、都内で開かれた関東地方知事会議に出席し、PFASへの対策を国に求めることを提案しました。

【企業・大学プレスリリース、研究論文等】
10/1 栗田工業、水道水のPFAS除去 家庭向け浄水器を販売へ (日本経済新聞)
10/1 クリタック、家庭用・業務用PFAS除去浄水器の新商品を発売 (PR TIMES)
10/4 「PFAS」妊婦の血中濃度が子の染色体異常と関連? 信州大グループが分析、国は「追加調査」に否定的 (東京新聞)
10/4 脂肪族フッ化物を用いたクロスカップリング反応 ―PFAS分解に向けた新たな道を開拓― (名古屋工業大学)
10/9 イグス、PFAS不使用の半導体装置向け可動ケーブル 規制強化で代替需要狙う (日刊工業新聞)
10/9 ForeverGone、産業用水・都市用水用途でのPFAS除去・完全破壊を実証 (時事通信)
10/17 環境に配慮した床材維持管理用ケミカルの製品化に成功 強力?離剤「ハイパーリムーバーネオ」、床用樹脂ワックス「アドバンス」 「PFASフリー製品」を発表 (PR TIMES)
10/17 米フットウエア「キーン」のPFASフリーへの道 (WWD JAPAN)
10/25 「ゴアテックス」の日本ゴア、25年までにPFASフリーを目指す (繊研新聞)
10/28 12月11日(水)AndTech「PFAS規制措置と製品設計見直しによる代替品・最新ソリューション【アーカイブにて別日視聴可能:1カ月間】」を開講予定 (PR TIMES)
10/31 タイム誌「2024年の最も優れた発明」 にPFASを除去・破壊するグラディアントのForeverGone (時事通信)

【有機フッ素化合物問題:北海道】
10/3 千歳川のPFAS 暫定目標値を下回る 北海道が調査結果公表 (北海道新聞)
 北海道は3日、千歳川で実施したPFASに関する調査結果を公表した。PFASの一種であるPFOSとPFOAの合算値は、国の飲用水の暫定目標値「1リットル当たり50ナノグラム」を大幅に下回る同1.83ナノグラムだった。
 北海道 次世代半導体工場の進出に伴うPFASのモニタリングについて 

10/28 PFAS、目標値下回る 浄水場取水河川 札幌市、検査結果を公表 (北海道新聞)
 札幌市は28日の市議会決算特別委員会で、全国や道内の河川などでPFASが検出されている問題について、「浄水場の取水河川の16地点で検査し、いずれも国の飲用水の暫定目標値の10分の1未満の検出にとどまった」とし、影響はないとする検査結果を明らかにした。

【有機フッ素化合物問題:青森県】
10/2 青森県知事 日米地位協定「改定議論進めて」 (東奥日報)
 2日の定例記者会見で、宮下宗一郎知事は石破茂首相が意欲を示す日米地位協定の改定を巡り、「改定の必要性も含めて議論を進めてほしい」と賛意を示した。米軍三沢基地の騒音対策や高濃度のPFAS検出を例に挙げ、「地方と米軍の在り方は見直さないといけない」と指摘。

【有機フッ素化合物問題:福島県】
10/25 福島市の下水道施設から指針値超えのPFOS検出 消火薬剤の流出が原因か (福島テレビ)
 福島県・福島市内の下水道施設から、有害性が指摘されている有機フッ素化合物PFOSが国の指針値を超えて検出された。

【有機フッ素化合物問題:茨城県】
10/2 井戸で目標値超、有機フッ素検出 県内2カ所 /茨城 (毎日新聞)
 県は9月30日、県内2カ所の井戸水から、有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)が国の暫定目標値を超える数値を検出したと発表した。健康被害の報告はないという。
 茨城県 報道発表資料(9/30)[PDF] 

【有機フッ素化合物問題:千葉県】
10/4 千葉 柏 PFAS 新たに54本の井戸から国の目標値上回る濃度検出 (NHK NEWS WEB)
 PFASのうち有害性が指摘されている物質が千葉県内で相次いで検出されている問題で、柏市は、範囲を広げて行っている追加調査で、新たに50本以上の井戸から国の暫定目標値を上回る濃度が検出されたことを明らかにしました。

10/9 千葉 鎌ケ谷で高濃度PFAS検出 国の暫定目標値の840倍 (NHK NEWS WEB)
10/10 PFAS指針840倍検出 鎌ケ谷市「千葉県内で最大級」 第3次調査 (千葉日報)
 鎌ケ谷市は9日、PFOSとPFOAが国の暫定指針値を超過して検出された問題で、同市軽井沢地区の井戸40本の水質調査の結果、指針値の840倍に当たる4万2千ナノグラム(1リットル当たり)が検出されたと発表した。

10/12 PFAS追加調査 鎌ケ谷で指針840倍 柏でも超過 /千葉 (毎日新聞)
 柏、鎌ケ谷市などの水路や井戸から「PFOS」「PFOA」が検出された問題で、両市は9日までに、8月に行った3回目の追加調査の結果を公表した。鎌ケ谷市では最大で国の暫定指針値(1リットル当たり50ナノグラム)の840倍が検出された。

 柏市 地下水の調査結果 
 鎌ケ谷市 有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)の地下水調査結果について(10/10) 

【有機フッ素化合物問題:東京都】
10/5 横田基地の外部に「PFAS汚染水」流出の疑い、米軍が初めて認める 8月の豪雨で漏れ出し、ようやく情報提供 (東京新聞)
10/7 米軍横田基地から敷地外にPFAS漏出か 米側の言及は初めて (朝日新聞)
10/7 “PFAS含む水 横田基地の外に出た可能性高い” 米側が連絡 (NHK NEWS WEB)
 ことし8月、PFASを含む水がアメリカ軍横田基地の外に出た可能性が高いという、アメリカ側の連絡を受け、都や基地の周辺自治体は、国に対し、影響の調査などを要請しました。

10/11 PFAS汚染問題「大きな不安」 米軍横田基地訴訟 原告側が新たに主張 (東京新聞)
 米軍横田基地(東京都福生市など)の周辺住民がCV22オスプレイの飛行禁止や損害賠償などを求めた「第3次新横田基地公害訴訟」の第7回口頭弁論が10日、東京地裁立川支部であった。原告側は損害賠償の根拠として、横田基地からの流出が疑われている有機フッ素化合物(PFAS)汚染問題による精神的苦痛を新たに主張した。
10/12 横田基地のPFAS汚染水 中谷元防衛相は「原因究明」を、小池百合子知事も「必要な対応」を求める (東京新聞)

10/17 PFAS 米軍横田基地から福生市に流出か 今年8月の大雨で (NHK NEWS WEB)
10/17 横田基地のPFAS汚染水、福生市側に流出か 8月の4.7万リットルあふれた事故、防衛省が自治体に説明 (東京新聞)
 米軍横田基地で8月、PFASを含んだ汚染水が基地外に流出した恐れがあると米軍が明らかにした問題で、基地南西部の福生市に流出した疑いがあることが分かった。防衛省北関東防衛局が16日、都と基地周辺6市町でつくる連絡協議会に、米側からの追加情報として伝えた。

10/17 米軍横田基地からPFAS流出「国の責任で影響調査を」 東京都と基地周辺6市町が防衛省に要請 (東京新聞)
 米軍横田基地で8月、PFASを含んだ汚染水が基地外の福生市などに流出した恐れがあると米軍が明らかにした問題で、都と基地周辺6市町でつくる連絡協議会は17日、防衛省に対し、流出地域の地下水への影響を調べるよう要請した。

【有機フッ素化合物問題:神奈川県】
10/18 座間の地下水と河川で目標値超える有機フッ素化合物 西栗原と平和橋近く (神奈川新聞)
 座間市は18日、市内の地下水・河川で実施した「PFOS」「PFOA」の環境調査の結果を公表した。地下水・河川の各1地点で、国の暫定目標値を超過した。
 座間市 プレスリリース(10/18)[PDF] 

【有機フッ素化合物問題:岐阜県】
10/2 3候補地から新水源地を決定へ 各務原市がPFASで対策案 (NHK NEWS WEB)
 各務原市の水道の水源地からPFASの一部が高い濃度で検出された問題を受け、市は中長期的な対策を進めるためにPFASの処理施設を設置するほか市内の3つの候補地から地下水を利用する新たな水道の水源地を決める方針を示しました。

10/31 各務原市のPFAS、18地点が基準超 前回調査と同数、年度内に2回目調査実施予定 (岐阜新聞)
 岐阜県は30日、各務原市の水源地から国の暫定目標値を上回るPFASが検出された問題で、対象の井戸と河川などで行った継続モニタリング調査の結果を公表した。井戸43地点では、前回と同じ18地点で暫定目標値を上回るPFASの代表物質PFOAとPFOSが検出された。
 岐阜県 報道発表資料(10/30)[PDF] 

【有機フッ素化合物問題:静岡県】
10/11 水道使用の原水 PFAS異常なし 伊東市が検査 (静岡新聞)
10/12 PFAS問題で市に対応を要請 浜松市民「考える会」 (静岡新聞)

【有機フッ素化合物問題:兵庫県】
10/15 PFAS検出 血液検査など要望書 明石市に市民団体が /兵庫 (毎日新聞)
 明石川で高濃度のPFASが検出された問題で、市民団体「明石川流域のPFAS汚染を考える会」が明石市の丸谷聡子市長宛ての要望書を市に提出した。国への規制値制定の要求、行政による血液検査の実施などを求めた。
10/24 検診でPFAS検査を 市民団体、明石市に要望書提出 (神戸新聞)

【有機フッ素化合物問題:岡山県】
10/4 岡山市でPFAS検出 目標値超す 三谷川と支流 水道水への影響なし (山陽新聞)
10/4 岡山 北区御津地区の三谷川でPFAS検出 水道水に影響なし (NHK NEWS WEB)
10/4 岡山市の川でPFAS検出 目標値超過、原因は不明 水道水の取水源は目標値未満 (産経ニュース)
10/5 岡山市北区でPFAS、三谷川周辺で目標値の2.6倍 (朝日新聞)
10/5 発がん性恐れの「PFOS」「PFOA」川周辺で目標値の2.2倍検出…原因不明 (読売新聞)
 岡山市は4日、旭川の支流で北区の御津地区を流れる三谷川周辺で、国の水質管理の暫定目標値を上回る PFASが検出されたと発表した。市の水源・旭川の本流からは検出されず、水道水への影響はない。健康被害も確認されていない。現時点で原因は不明で、市は引き続き水質や地下水の調査を続けるという。
 岡山市 報道発表資料(10/4)[PDF]

10/7 岡山市の川で基準値超えるPFAS検出…岡山市の大森市長が実態調査進める姿勢示す【岡山】 (FNNプライムオンライン)
 岡山市北区御津地区を流れる三谷川周辺で、有害性が指摘されている有機フッ素化合物PFASが国の暫定指針値を超えて検出されたことを受け、岡山市の大森市長は10月7日、実態調査を進める姿勢を示しました。

10/17 国基準上回るPFAS 今なお検出 吉備中央 発覚1年、抜本対策急務 (山陽新聞)
 岡山県吉備中央町の円城浄水場からPFASが検出された問題で、浄水場の水源だった周辺の沢やダムから国の暫定目標値を大幅に上回る濃度の検出が続いていることが16日、県への取材で分かった。水道水の安全が根底から揺らぎ、町の不適切な対応も指摘された問題は発覚から17日で丸1年。抜本対策が急務にもかかわらず、汚染の改善は今なお見通せていない。

10/31 浄水場の水から有害性指摘「PFAS」 発表から1年…”発生源”活性炭所有者が取材に応じる【岡山】 (OHK岡山放送)

【有機フッ素化合物問題:広島県】
10/2 「PFAS」問題で東広島市 防衛省に市調査結果と要望書提出 (NHK NEWS WEB)
10/2
 米軍に環境調査要求を PFAS問題巡り東広島市要望 中国四国防衛局へ 弾薬庫内 (中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター)
 東広島市内の瀬野川水系周辺で国の暫定指針値を超えるPFASが検出されている問題で、米軍が過去に同市の川上弾薬庫でPFASを含む泡消火剤を使用していたと認めたのを受け、市は1日、弾薬庫内での環境調査などを米側に働きかけるよう求める要望書を中国四国防衛局に提出したと発表した。
 東広島市 有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)に関する調査結果及び対応について
    - 有機フッ素化合物に関する要望書[PDF]

10/2 PFAS米軍回答に東広島市長「前進した」 (中国新聞)
 広島県東広島市内の瀬野川水系周辺で国の暫定指針値を超えるPFASが検出されている問題で、米軍が従来の説明を翻し、過去に同市の川上弾薬庫でPFASを含む泡消火剤を使っていたのを認めたことについて、高垣広徳市長は2日の記者会見で「要望してもなかなか届かない問題が起きている実感はある」と述べた。

10/16 PFAS問題に日米地位協定の壁 米軍の汚染源対応 住民に不安 東広島市【地域から問う2024衆院選】 (中国新聞)

【有機フッ素化合物問題:山口県】
10/31 岩国の住民団体 「PFAS」有害性指摘の物質 独自調査実施 (NHK NEWS WEB)
10/31 世界的な環境問題となっている有機フッ素化合物PFAS アメリカ軍岩国基地周辺で調査 (TBS NEWS DIG)
10/31 岩国基地そばで採水 PFAS検出受け市民団体 (中国新聞)
 米軍岩国基地そばの今津川河口で、PFASが民間団体の調査で国の暫定指針値を超えて検出された問題で、同市の市民団体「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」は31日、水質調査のため基地そばで採水した。
 瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク

【有機フッ素化合物問題:香川県】
10/31 観音寺のPFAS、周辺は目標値以下 2回目調査 (四国新聞)
 香川県 水道原水でのPFAS(ピーファス)の暫定目標値の超過について(その3)

【有機フッ素化合物問題:沖縄県】
10/1 米軍のPFAS対策調査 宜野湾ちゅら水会 独基地視察へ (沖縄タイムス)
 PFAS汚染問題に取り組む市民団体「宜野湾ちゅら水会」が17日から20日にかけて、米軍がPFAS除去施設を設置しているドイツのアンスバッハ米軍基地を視察し、米軍の海外でのPFAS対策を調査する。

10/16 “国際社会に訴え”県が環境汚染調査の国連特別報告者招へいへ (NHK NEWS WEB)
 沖縄県は、有害物質による環境汚染を調査している国連の特別報告者を、11月、招へいすることになりました。 沖縄の基地負担の現状や、基地周辺から検出されるPFASなど諸問題の解決の必要性を国際社会に幅広く訴えたいとしています。

10/30 PFAS除去 米が負担 ドイツの基地 米国法を適用 ちゅら水会視察報告 「普天間でも負担」訴え (沖縄タイムス)
 市民団体「宜野湾ちゅら水会」は29日、県庁で会見し、PFAS除去施設があるドイツの米軍基地の周辺を視察した結果を報告した。


10/1 関西電力子会社、有害なPCBの基準値越え20年以上隠蔽 指示した副社長辞任 (産経ニュース)
10/1 関西電力送配電 国に虚偽の報告 副社長が辞任 (NHK NEWS WEB)
10/1 関電送配電、国への虚偽報告で副社長辞任 問題把握も25年以上放置 (朝日新聞)
10/1 有害物質の基準値超え放置=変圧器で、国などに虚偽説明―関電子会社 (時事通信)
 関西電力子会社の関西電力送配電は1日、電柱に設置される「柱上変圧器」に基準値を超えた有害物質が含まれていることを把握しながら、20年以上放置していたと発表した。さらに、幹部の指示の下、国などに虚偽の内容を報告していたことも明らかにした。
 関西電力送配電(株)プレスリリース(10/1)[PDF] 

10/2 「事故起こさない」 MEPS社長就任の佐藤氏、本社来訪 (室蘭民報)

10/10 PCB廃棄物処理 静岡県が計画を改定 (静岡新聞)
 静岡県はこのほど、人体に有害な高濃度PCB廃棄物の処理に関する計画を改定した。
 静岡県 記者提供資料 <改定版>静岡県ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理計画(10/8)

10/11 北海道内初の電気機関車展示へ 小樽市博物館3千万円CF募集中 (静岡新聞)
 北海道小樽市が、旧国鉄時代の電気機関車「ED76形509号」の活躍を伝える展示の費用に充てるため、目標額3千万円のクラウドファンディングを実施している。
 小樽市博物館 電気機関車ED76展示施設整備のための寄付を引き続き募ります

10/11 「まさか家の真上を通るとは」道路計画で自宅が立ち退き対象に!?怒る住民「将来の子どもに負の遺産を残すわけには...」なぜ住宅街を横断?市の事情を聞いた (TBS NEWS DIG)
 市民生活への影響が避けられないのに、なぜ住宅街を通るルートが選ばれたのか。そこには、高砂市が抱える事情がありました。それはPCB埋設土問題です。

10/16 ポストPCB事業、協議の場を要請へ 市が環境省に (室蘭民報)
10/18 国主導の連携会議要請へ 室蘭市、PCB処理後見据え (北海道新聞)
10/21 「PCB後」の地域振興を 室蘭市、国に協議の場要請 (北海道新聞)

10/25 PCB処理情報交換 福岡県環境部長が室蘭市訪問 (北海道新聞)
10/25 「室蘭市と北海道の英断に対し心より感謝」福岡県の代表者が北海道・室蘭市のPCB廃棄物受け入れに謝意 (HTB北海道ニュース)
 高濃度PCB廃棄物を処理する施設がある北海道の室蘭市が、新たに西日本エリアから出るPCBを受け入れることになり、福岡県の代表者が室蘭市を訪れ感謝の意を伝えました。

【カネミ油症】
10/10 カネミ油症事件の発覚から56年 世代超えた被害把握が急務 長崎・五島 (長崎新聞)
 カネミ油症事件の発覚から10日で56年。油症被害者が多い五島市によると、本年3月末時点の全国の認定患者数2377人(死亡含む)のうち、42%に当たる999人が長崎県(うち同市905人)という。汚染油を直接摂取した世代の子どもら「次世代」で油症認定されているのは全国で61人にとどまっており、世代を超えた被害の実態把握が急務となっている。

10/11 カネミ油症は終わっていない 闘う母らの証言、記録映画公開へ (朝日新聞)
 国内最大規模の食品公害について伝える記録映画「母と子の絆 カネミ油症の真実」が、関西を皮切りに劇場で公開される。国や原因企業による救済が不十分だと訴え、子や孫への影響を心配し続ける親たち。そんな姿を前にした監督が、今も苦しむ人や研究者らの証言を一つひとつ集めた。
 映画「母と子の絆~カネミ油症の真実」公式ウェブサイト
 
 厚生労働省 カネミ油症について~正しく知る。温かく支える。~ 
    長崎新聞 カネミ油症を追う 
    九州大学病院 油症ダイオキシン研究診療センター 

10/1 浚渫土から有害物質 市川の人工干潟造成計画 三番瀬を守る会「汚染土投入は問題」と中止訴え (東京新聞)
 千葉県市川市の人工干潟造成計画に反対する市民団体が9月29日、市内で学習会を開いた。三番瀬を守る連絡会の中山敏則代表世話人は、講演などで計画の問題点を挙げるとともに、市が干潟予定地に埋める浚渫土から、有害物質とダイオキシンが検出されていたことを明らかにした。いずれも基準値を下回っていたものの、「汚染土を投入するのは問題だ」と強調。

10/16 排出ガスから基準値の2.5倍ダイオキシン測定 清里のごみ処理施設 (北海道新聞)
 オホーツク総合振興局は16日、清里町江南の町営ごみ処理施設内の焼却炉の排出ガスから、国が定める基準値の2.5倍に当たるダイオキシン類濃度が測定されたと発表した。今月11日に測定結果が判明し、町は同日から焼却炉の利用を停止している。

10/18 事前補強で安全確保 環境清美工場 予定通り大改修へ 奈良 /奈良 (毎日新聞)
 奈良市は16日、市のごみ処理施設「環境清美工場」の大規模改修工事が予定通り11月から実施される見通しと発表した。焼却設備のダイオキシン対策で2002年に設置した機器の重量計算を施工業者が誤っていた問題が23年12月に発覚し、専門機関に安全に使えるかどうか評価を求めていた。

10/18 令和5年度ダイオキシン類に係る常時監視結果について (千葉県)



10/17 化学物質に関する世界枠組、化学物質及び廃棄物管理を支援するプロジェクト募集開始 (EICネット)
 化学物質に関する世界枠組は、化学物質と廃棄物の安全で持続可能な管理を目指すプロジェクトの 第1回 募集を開始した。
 UNEP Press release (10/1)

10/25 中西さん「勇気もらった」=環境リスク論で評価―文化勲章 (時事通信)
 文化勲章の受章が決まった横浜国立大の中西準子名誉教授(86)は「時代の変化によって自分の研究結果が評価されたと思う。今回の受章決定でさらに勇気をいただいた」と感謝を表した。

10/30 欧州環境庁、欧州の水は汚染、過剰使用、気候変動の負荷を受けていると報告 (EICネット)
 欧州環境庁(EEA)は、報告書「欧州の水の現状2024:水レジリエンス向上の必要性」を発表した。
 EEA Press release (10/15)