日本POPsネットワーク >
POPs関連ニュース > 2024年7月
*記事本体へのリンクを可能な限り掲載しています。日付をクリックすると、その記事にジャンプします。
*一部の記事の全文購読には、リンク先サイトでの会員登録(有料または無料)が必要な場合がございます。
*記事は予告なくリンク切れとなることがございますのでご了承ください。
2024年(令和6年)7月
7/3 国連環境計画、残留性有機汚染物質はなお高濃度で残留し、代替物質も問題と報告 (
EICネット)
国連環境計画(UNEP)は、ストックホルム条約(POPs条約、2004年発効)に基づく残留性有機汚染物質(POPs)全球モニタリングプラン(GMP)の結果を発表した。GMPは、POPsの全球分布と傾向を明らかにするもの。
UNEP Press release (6/17)
7/3 米コロラド州、有機フッ素化合物PFASの規制強化、2028年までに段階的に販売禁止を拡大 (
JETROビジネス短信)
米国コロラド州のジャレッド・ポリス知事は5月1日、PFASの規制に関する法律(SB24-081)に署名し、同法は成立した。この規制により、同州では2026年からPFASが含まれるさまざまな日用品の販売が禁止される。
7/3 土壌に含まれるPFASの一斉分析暫定マニュアル~土壌採取から測定まで~ (
環境展望台)
7/3 農研機構、土壌のPFASを効率的に検出する手法を公開 (
日本経済新聞)
農業・食品産業技術総合研究機構は、農地土壌中のPFASを効率的に抽出・検出する手法を開発した。PFASは体への有害性が指摘されるが、土壌に含まれる場合、分析が難しかった。
農研機構 プレスリリース(7/3)
7/5 政府、化審法施行令にPFOA新物質を追加 (
環境展望台)
政府は7月5日、化審法施行令の一部を改正する政令を閣議決定した。POPs条約第9回締約国会議(2019年4月・5月)において新たな廃絶対象物質が決定されたことを踏まえ、今回、化審法に規定された「第一種特定化学物質」に「PFOAの分枝異性体又はその塩」および「PFOA関連物質」を追加指定している。
厚生労働省 報道発表資料(7/5)
経済産業省 ニュースリリース(7/5)
環境省 報道発表資料(7/5)
7/11 米国環境保護庁、淡水魚介類の化学物質リスク管理を強化~PFASを含むきめ細やかな科学的勧告(州・部族・領土単位)を発出 (
環境展望台)
EPA News release (7/11)
7/17 PFAS規制見直しに向けた議論始まる 環境省が専門家会議 (
FNNプライムオンライン)
7/17 水道のPFAS基準、検討開始 事業者の検査義務化が焦点―環境省 (
時事通信)
7/17 PFAS水道水基準の見直し議論始まる 数値厳格化や対応義務が焦点 (
朝日新聞)
健康への影響が懸念されているPFASについて、環境省の専門家会議は17日、現在の水道水の暫定目標値の見直しに向けた議論を始めた。数値を厳しくするかどうかや、自治体などの対応の義務付けなどが焦点だ。実施中の全国の水道調査の結果も踏まえ、年度内の決定を目指す。
7/29 《消えゆくフォーエバーケミカル―PFAS規制の先に①》全てが規制の対象に (
繊研新聞)
7/30 《消えゆくフォーエバーケミカル―PFAS規制の先に②》飲料水汚染が引き金に (
繊研新聞)
7/31 《消えゆくフォーエバーケミカル―PFAS規制の先に③》欧米での一律的扱いに賛否 (
繊研新聞)
7/30 カナダ、PFAS対策の強化に向けたリスク管理措置を提示 (
EICネット)
カナダ政府は、PFASが人体や環境に及ぼすリスク等を評価した報告書(案)の最新版、及びPFASのリスク管理範囲に関する文書の改訂版を公表した。
カナダ環境気候変動省 News release (7/15)
【企業・大学プレスリリース、研究論文等】
7/3 高性能帯電防止剤用イオン液体の事業拡大への取り組みを強化! (
PR TIMES)
第一工業製薬は、自社保有のPFAS非該当構造のイオン液体技術を基に高性能帯電防止剤での事業拡大に向けて、効率的な材料提案の手法や少量多品種対応への生産プロセス開発の取り組みを強化します。
7/5 非PFASフッ素系界面活性剤の水系タイプを新規開発/ユニケム株式会社 (
PR TIMES)
7/6 妊婦が食べる白米、コーヒー等の食品と、母乳等のPFAS(有機フッ素化合物)濃度に正の相関性あり。米大学の研究論文で明らかに。食生活でPFAS汚染度が変わることを示す(
環境金融研究機構(REIF))
7/10 フッ素樹脂に代わる非フッ素系高潤滑コーティング新製品 「FFLCシリーズ」提供開始 ~環境に配慮しつつ、優れた潤滑性能を実現~ (
@Press)
株式会社吉田SKTは、2024年7月10日、新たに開発した非フッ素系高潤滑コーティング「FFLCシリーズ」に最新品番2種類を加えて、正式にリリースしました。FFLCシリーズは、PFASフリーで環境に配慮した製品であり、従来のフッ素樹脂コーティングを超える性能を持つことが期待されています。
7/11 増澤技研の排水フッ素処理装置の引き合いが前年比240% 排水フッ素処理がさらに求められる技術に (
@Press)
7/19 日本製紙、食品包装向け耐油紙参入 PFAS不使用で安全配慮 (
日刊工業新聞)
7/22 業界初、食品接触可能で耐油性・耐水性に優れたコーティング剤「HYDRECTR」がプラスチックフィルム不使用の紙製フードケースに採用 (
AFPBB News)
【有機フッ素化合物問題:北海道】
7/16 安平川の水質検査でPFAS検出 ラピダスの工場で使用予定 (
NHK NEWS WEB)
7/16 北海道の工業用水施設でPFAS検出、ラピダス取水予定 (
日本経済新聞)
7/16 安平川からPFAS検出 飲用水の目標値超過 ラピダス工場の水源地 (
北海道新聞)
7/17 安平川からPFAS 上流に上水道の取水地点 道が水質調査 (
苫小牧民報)
7/17 上流には浄水場 ラピダス工場に給水予定の工業用水、PFAS検出 (
朝日新聞)
7/17 指針超PFAS、安平川から検出 苫小牧工水第二施設 /北海道 (
毎日新聞)
道は16日、苫小牧地区工業用水道第二施設の取水地点の安平川で採取した水から、国の暫定指針値(1リットル当たり50ナノグラム)を超える1リットル当たり約60ナノグラムのPFASが検出されたと発表した。
北海道 安平川における有機フッ素化合物(PFAS)に関する対応について
安平町 安平川(公共用水域)において測定されたPFASに関する水質検査結果について
7/18 指針値超のPFAS検出された安平川 神経とがらせるラピダス (
毎日新聞)
北海道苫小牧市の安平川で国の暫定指針値を超えるPFASが検出された問題で、道立総合研究機構が2011年に安平川で実施した調査でも、PFASの一種「PFOA」が高い濃度で検出されていたことが判明した。
7/19 安平川PFASで町 基準超なら除去準備 (
北海道新聞)
7/21 安平川で検出「PFAS」拭えぬ健康不安 分解されにくい「永遠の化学物質」 (
北海道新聞)
7/22 安平町の3浄水場でPFAS測定されず 水道水は安全と発表 (
NHK NEWS WEB)
7/22 北海道安平町の浄水場3カ所、PFAS検出されず (
日本経済新聞)
7/22 浄水場は上流 水道水から検出されず 浄水場の下流で新たに高濃度 発生源特定へ 苫小牧PFAS問題 (
HTB北海道ニュース)
7/22 飲用水はPFASなし 安平川 工業用水で再検出 (
北海道新聞)
7/22 北海道、周辺事業所調査へ 工業用水でPFAS再検出 原因特定急ぐ (
北海道新聞)
7/23 「水道水の安全性は確保されました」 安平川の化学物質”PFAS”浄水場では検出されず 工業用水の再検査は増加も利用に支障なし 次世代半導体工場ラピダスが使用予定 北海道苫小牧市 (
FNNプライムオンライン)
7/23 工業用水からPFAS 上流の浄水場は検出されず 安平川で特定急ぐ (
朝日新聞)
7/23 安平川PFOA、流出源絞り込み 水道水の安全確認 /北海道 (
毎日新聞)
苫小牧市の安平川を水源とする苫小牧地区工業用水道第二施設で、河川の暫定指針値を超えるPFASの一種「PFOA」が検出された問題で、道は22日、約5キロ上流の安平町内で採取した水からも1リットル当たり95ナノグラムのPFOAを検出したと発表した。一方、同町の浄水場3カ所では検出されず、水道水の安全性が確認された。
北海道 安平川における有機フッ素化合物(PFAS)に関する対応について
安平町 安平川(公共用水域)において測定されたPFASに関する水質検査結果について
7/23 札幌・丘珠でも基準超PFAS 北海道新聞調査 空港近く、2010年にも検出 (
北海道新聞)
札幌市東区を流れる丘珠2号川で、健康への影響が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)が、国の河川や水道水の暫定目標値を超えている可能性が高いことが23日、分かった。
7/25 札幌市、PFAS追加調査へ 北区の川で (
北海道新聞)
7/25 PFAS基準値超 道、安平川流域調査へ 原因特定後の対応検討中 (
北海道新聞)
7/25 PFAS抑止、前途多難 安平川指針超、流出源絞り込みへ 法規制なく対応困難 /北海道 (
毎日新聞)
安平町などを流れる安平川でPFASの一種「PFOA」が国の暫定指針値を超える濃度で検出された問題で、PFASを巡る法整備の遅れが浮き彫りになった。道は流出源の特定を目指すが、仮に特定できても流出を止める法的根拠がないためだ。
7/30 PFAS「道が原因特定を」 定例会見で横田千歳市長 (
北海道新聞)
7/30 安平川「PFAS」検出 千歳市長「道が主体的に対応を」 (
NHK NEWS WEB)
【有機フッ素化合物問題:青森県】
7/12 F35配備とPFASの懸念 国に対策要望へ 三沢基地周辺町内連合会 (
RAB青森放送)
三沢基地周辺の住民でつくる連合会はアメリカ軍のF35配備で騒音が増すことや基地東側で検出された有機フッ素化合物「PFAS」に懸念を示し来月国にそれぞれの対策を要望します。
7/26 PFASの情報提供、徹底を 滝沢環境副大臣に要望/青森県議会 (
デーリー東北)
【有機フッ素化合物問題:秋田県】
7/3 PFAS、秋田県管理17河川で調査 来年夏ごろ結果公表 (
秋田魁新報)
【有機フッ素化合物問題:群馬県】
7/17 飲み水監視の動きが広まる 群馬県内の7水道事業者が定期的に水質調査 発がん性指摘物質「PFAS」めぐり (
上毛新聞)
発がん性との関連が指摘されるPFASについて、群馬県内4市と群馬東部水道企業団、県企業局が飲み水に使う原水などの水質調査を定期的に実施していることが16日、上毛新聞のまとめで分かった。
【有機フッ素化合物問題:埼玉県】
7/10 PFAS 狭山市の久保川で基準値超 川越市と調査 生活用水に影響なし (
東京新聞)
7/10 川越、狭山の川PFAS超過 (
読売新聞)
PFASについて、県は9日、川越市と狭山市を流れる久保川で、国の暫定指針値を超過したと発表した。水道水としての取水はないという。
川越市 有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について
狭山市 狭山市内河川等における有機フッ素化合物の測定結果を公表します
【有機フッ素化合物問題:千葉県】
7/1 「PFAS」有害物質検出問題 千葉県や市が自衛隊に調査協力を要請 (
千葉テレビ)
7/3 海自下総基地に調査協力を依頼 PFAS、県など /千葉 (
毎日新聞)
7/9 千葉県 PFAS検出問題 付近の海自航空基地に調査協力を申し入れ (
NHK NEWS WEB)
「PFAS」のうち、有害性が指摘されている物質が、千葉県内の水路などで高い濃度で検出された問題で、千葉県の熊谷知事は、検出された地点に近い海上自衛隊の航空基地に対し、調査への協力を申し入れたことを明らかにしました。
7/12 有害性指摘のPFAS検出 国の暫定目標値の46倍の濃度 千葉 市原 (
NHK NEWS WEB)
7/14 市原市の平蔵川下流で暫定指針値の46倍の有機フッ素化合物を検出 (
朝日新聞)
PFOSとPFOAについて、千葉県市原市は12日、市南部を流れる平蔵川で、国が定めた暫定指針値の46倍にあたる2300ナノグラムが検出されたと発表した。
市原市 有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)について
7/17 千葉 柏 PFAS追加調査 半数近くの井戸で暫定目標値上回る濃度 (
NHK NEWS WEB)
7/18 柏の井戸21本で超過 PFAS指針値 (
千葉日報)
PFAS問題で、柏市は17日、新たに調査した43本の井戸のうち21本から国の暫定指針値を超える検出があったと発表した。
柏市 有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)
7/18 千葉 鎌ケ谷市の追加調査 井戸から最大700倍のPFAS (
NHK NEWS WEB)
7/18 有機フッ素化合物再調査 鎌ケ谷、指針の700倍検出 /千葉 (
毎日新聞)
7/18 井戸13本でPFAS指針超え 鎌ケ谷市2次調査 (
千葉日報)
7/18 千葉・鎌ヶ谷で井戸から「PFOS」「PFOA」検出、指針値の最大700倍…PFASのうち特に毒性が問題視される化合物 (
読売新聞)
PFASのうち、特に毒性が問題視される「PFOS」と「PFOA」について、千葉県鎌ヶ谷市は17日、同市軽井沢地区の井戸31本の水質調査結果を発表した。13本が国の暫定指針値を超え、1リットルあたり91~3万5000ナノ・グラムを検出したという。
鎌ヶ谷市 有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)の地下水調査結果について【令和6年6月3日・4日採水】
7/30 千葉 PFAS検出問題 海上自衛隊下総航空基地に立ち入り調査 (
NHK NEWS WEB)
千葉県内の水路などで「PFAS」のうち、有害性が指摘されている物質が高い濃度で検出された問題で、県などが原因究明を進めるため29日、海上自衛隊下総航空基地に立ち入り調査をしたことが分かりました。
【有機フッ素化合物問題:東京都】
7/5 PFAS汚染で通水停止 納涼スポット消えた 立川の2公園、干上がる水辺 楽しみに来た子ども落胆 (
東京新聞)
東京都立川市の防災井戸でPFASが高濃度で検出された問題を受け、市は防災井戸を水源とする公園の水路への通水を停止している。夏を迎え、地域で親しまれてきた納涼スポットが失われたことに住民たちはがっかりしている。
7/10 「PFAS漏れ事故は『非公表』で」アメリカの要求に日本は従い、国民に真実を隠した…政府関係者が経緯明かす (
東京新聞)
7/10 「アメリカ側からの情報は自治体に伝えている」 林芳正官房長官、PFAS漏出「非公開」合意と矛盾する主張 (
東京新聞)
7/31 PFAS巡り都に血液検査要請 医療団体「健康被害に不安」 (
東京新聞)
PFASに関し、東京民主医療機関連合会などは31日、健康被害を明らかにするために血中濃度調査を推進するよう都に要請した。都の担当者は「具体的な回答はできない」と応じたという。
【有機フッ素化合物問題:神奈川県】
7/20 米軍関係者の性犯罪やPFASなど巡り 地位協定改定「国に申し入れを」 市民団体ら神奈川県に要請書 (
東京新聞)
米軍関係者による性犯罪や、米軍施設からのPFASの流出、横浜ノースドックへの揚陸艇部隊配備などを巡り、県内の4市民団体と105の個人・地方議員らは19日、問題を深刻にしている原因は日米地位協定にあるとして、県に対し、国に改定を申し入れることなどを求める要請書を提出した。
7/30 横須賀基地のPFOS流出問題、市民団体が市に要請 調査結果の公表求め (
神奈川新聞)
【有機フッ素化合物問題:岐阜県】
7/1 各務原市の水路から国の暫定目標値の18倍超のPFAS検出 (
NHK NEWS WEB)
有害性が指摘されている「PFAS」の一部について、専門家などが各務原市の水路の水を調べたところ、最大で国の暫定目標値の18倍を超える濃度で検出されたことがわかりました。
7/26 岐阜5施設がPFAS使用・保管 空自基地や各務原市役所など (
東京新聞)
7/26 PFAS専門家会議 各務原市の5施設が「使用・保管」と回答 (
NHK NEWS WEB)
7/26 発がん性指摘の化合物『PFAS』が水源地で検出された各務原市 過去に少なくとも5カ所で含有薬品の使用や保管 (
FNNプライムオンライン)
7/30 PFASを使用保管した実績のある施設は5件 各務原市内「発生源の特定はまだ難しい」 (
中日新聞)
各務原市三井東町の三井水源地の地下水からPFASが検出された問題で、県と各務原市は26日、県庁で2回目の専門家会議を開いた。県などは市内でPFASを使用、保管した実績がある施設が5件あったと明らかにした。
各務原市 三井水源地のPFOS・PFOA状況
岐阜県 各務原市におけるPFOS/PFOAに関する専門家会議
【有機フッ素化合物問題:静岡県】
7/8 浜松基地周辺PFAS問題 市民団体“国に検出状況の明示を” (
NHK NEWS WEB)
7/9 「大問題、健康被害起きる前に抑えたい」発がん性疑われるPFAS問題、市民団体が「考える会」発足=浜松市 (
アットエス静岡新聞SBS)
7/9 浜松PFAS問題、関心持って 市民有志が「考える会」設立 (静岡新聞-
Yahoo!ニュース)
7/10 「浜松PFAS汚染を考える会」発足 (
中日新聞)
航空自衛隊浜松基地周辺から発がん性が疑われる高濃度のPFASが検出された問題を受けて、市内の住民有志が市民団体「浜松PFAS汚染を考える会」を結成した。市民向けの学習会や広報活動を行うほか、同基地内の汚染状況を明らかにするよう国に求めていく。
浜松PFAS汚染を考える会(はまピー)
7/11 化学工場周辺で「PFAS」が検出された問題 市民団体が公開質問状を提出へ 静岡市清水区 (
静岡朝日テレビ)
7/12 PFAS「住民説明会を」 清水区の工場・元従業員ら再度求める (
中日新聞)
7/17 「PFOAをどう除染し三保半島をきれいにするのか」市民団体が工場側に公開質問状を提出 静岡 (
FNNプライムオンライン)
静岡市清水区の工場周辺で発がん性が指摘される化学物質PFOAが検出された問題で、市民団体は7月16日、工場側に公開質問状を提出しました。
【有機フッ素化合物問題:三重県】
7/2 温水プールの工事請負契約案は可決、PFAS実態把握の請願は採決期限を延期、四日市市議会 (
YOUよっかいち)
三重県の四日市市議会は7月2日、本会議を再開し、議案に対する討論、採決などをした。委員会で採決期限延期となったPFAS実態把握を求める請願は、本会議の採決でも延期が決まった。
7/24 公害訴訟判決の日にPFASへの取り組み訴える、四日市公災害市民ネット(
YOUよっかいち)
四日市公害訴訟で原告患者側が勝訴して52年となる7月24日、近鉄四日市駅北のふれあいモールなどでPFAS汚染の調査に四日市市が乗りだすよう求める街頭活動が行われた。
【有機フッ素化合物問題:兵庫県】
7/2 明石川のPFAS検出、市民団体が30人血液検査へ 「対策訴えるためデータ集めたい」 (
神戸新聞)
7/5 ミネラルウォーターからPFAS検出 水道水の暫定目標値超える濃度 (
朝日新聞)
7/8 ミネラルウオーターから発がん性指摘のPFAS 神戸で採水、水道水の目標値超え (
神戸新聞)
7/12 ミネラルウォーターから高濃度のPFAS、発がん性の恐れ指摘…神戸市内で製造され商品化 (
読売新聞)
7/17 神戸で製造の飲料水からPFAS 昨年2回検出、暫定目標値の倍 (
東京新聞)
神戸市内で製造されたミネラルウオーターから、PFASが昨年に2回検出されていたことが市への取材で17日分かった。水道法の暫定目標値の倍近い量だったが、市の要請でメーカーが低減措置を取り、現在は目標値以下になっているという。
7/6 目標値660倍のPFAS 神戸市の調査で検出、明石市は安全性強調 (
朝日新聞)
兵庫県の明石川流域で国の暫定目標値の92倍となるPFASが検出された問題で、2021年の神戸市の水質検査ではさらに高濃度の660倍のPFASが検出されていたことが分かった。
7/9 PFASの検査 明石市一転公開 19年度分から /兵庫 (
毎日新聞)
明石市が水源の一つとしている明石川上流の原水の水質検査で国の暫定目標値を超える高濃度のPFASが検出された問題を受け、市は8日、非公開にしていた検査結果を市ホームページで一転公表した。
7/9 兵庫・明石でPFAS講座 市民ら「いいことも悪いことも出して」 (
朝日新聞)
神戸市西区の明石川流域で国の暫定目標値を大幅に上回るPFASが検出された問題を受け、明石川を水道の原水とする明石市で7日、市の環境担当者による出前講座があった。
明石市 有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)に係る水質検査結果について
7/13 水道水のPFAS検査 市内すべての水源地に拡充 (
赤穂民報)
PFASについて、赤穂市は上水道で実施する水質検査の調査箇所を今年度から市内すべての水源地に拡充した。
7/26 兵庫・明石川のPFAS汚染、兵庫県議の調査で汚染源に廃棄物が浮上 (
Yahoo!ニュース)
PFASによる環境汚染が各地で見つかっている問題で、汚染を広げる原因の一つに「廃棄物」が浮上している。兵庫県では県会議員が独自調査し、「産業廃棄物の最終処分場からPFASが河川に流出している」と指摘。
7/30 神戸、尼崎、西宮の地下水 8地点でPFAS指針値超過 兵庫県調査、明石川は最大3.4倍 (
神戸新聞)
兵庫県 令和5年度大気・水質等常時監視結果
【有機フッ素化合物問題:岡山県】
7/3 PFAS検査 結果報告を要請 自治体や水道事業者に岡山県 (
山陽新聞)
7/9 衆院環境委、吉備中央町を視察 PFAS対応で町長らと意見交換 (
山陽新聞)
7/13 PFAS問題 吉備中央町が損賠請求 (
読売新聞)
7/13 浄水場から高濃度「PFAS」原因疑いの企業に町が損賠請求…1億円超か (
読売新聞)
7/16 PFAS検出問題 吉備中央町が活性炭管理業者に損害賠償請求 (
NHK NEWS WEB)
7/16 PFAS巡り賠償請求「活性炭が汚染源の可能性高い」 岡山・吉備中央町 (
産経ニュース)
岡山県吉備中央町の浄水場の水からPFASが高濃度で検出された問題で、取水源となるダムの上流に使用済みの活性炭を多数保管していた地元企業に対し、町が損害賠償を請求していたことが16日、町への取材で分かった。町は活性炭が汚染源の可能性が極めて高いとみている。
7/25 吉備中央町PFAS検出問題 使用済み活性炭処分先へ搬出開始 (
NHK NEWS WEB)
7/26 活性炭 備前の倉庫から撤去開始 吉備中央 PFAS問題で保管企業 (
山陽新聞)
岡山県吉備中央町の円城浄水場からPFASが検出された問題で、発生源とみられる使用済み活性炭について、管理する企業が備前市内の倉庫から撤去を始めたことが25日、関係者への取材で分かった。この活性炭は県が産業廃棄物と認定しており、企業側は廃棄物処理法などに基づき処分を進める見通し。
吉備中央町 円城浄水場有機フッ素化合物等の検出について
【有機フッ素化合物問題:香川県】
7/29 観音寺 浄水場水源の井戸水 国の目標値超の「PFAS」検出 (
NHK NEWS WEB)
7/30 観音寺でPFAS、水源から取水停止 (
四国新聞)
7/30 観音寺の浄水場水源で目標値超えのPFAS検出 県が調査へ (
朝日新聞)
7/30 浄水場の水源から発がん性恐れのPFAS検出、国の目標値上回る…香川の水道企業団「水道水は問題ない」 (
読売新聞)
香川県広域水道企業団は29日、 PFASピーファスについて、観音寺市の茂木(しげき)浄水場の水源の一つである井戸水から、国の暫定目標値を上回る数値が検出されたと発表した。同浄水場から送られた水道水は目標値未満で「水道水は問題ない。安心して飲んでほしい」としている。
香川県広域水道企業団 報道発表(7/29)
【有機フッ素化合物問題:沖縄県】
7/18 基地内の消防士 血中濃度を検査 PFAS 米政府文書 (
沖縄タイムス)
米国防総省が米軍基地内の消防士に対し、PFASの血中濃度検査を実施していることが18日、分かった。同省が2020年9月付で関係部署に宛てた文書を県が入手した。
7/31 PFASの汚染源特定へ 4地点で追加のボーリング調査実施 (
NHK NEWS WEB)
アメリカ軍普天間基地周辺の湧き水などから高濃度で検出されているPFASの汚染源の特定に向けた県の専門家会議が開かれ、より多くのデータを集めるため、今月から追加のボーリング調査が実施されていることが報告されました。
7/3 関市 橋梁PCB撤去設計を大日コンに委託 (
建通新聞)
関市は、橋梁塗装に使用されたPCBの撤去工事に向け、設計を大日コンサルタント(岐阜市)に委託した。
7/4 西日本からのPCB廃棄物 室蘭受け入れに道が同意 (
北海道新聞)
7/4 PCB受け入れ 安全確保を要求 室蘭市議会3会派、市長に5項目 (
北海道新聞)
7/5 「安全」「情報」5点申し入れ、西日本のPCB処理計画 室蘭市議会3会派 (
室蘭民報)
7/8 PCB受け入れ、室蘭市長9日回答 環境相と会談へ (
北海道新聞)
7/9 PCB受け入れ同意 室蘭市長、環境相に回答「25年度末まで」 (
北海道新聞)
7/9 室蘭市PCB受け入れ 処理期限の厳守強調 環境関連産業の誘致焦点 (
北海道新聞)
7/9 室蘭PCB処理「25年度まで」 伊藤環境相に厳守要請 (
共同通信[47NEWS])
北海道室蘭市の青山剛市長は9日、伊藤信太郎環境相と環境省で会い、高濃度PCBを含む廃棄物を市内の施設で受け入れるとした上で、施設の処理期限である2025年度末を厳守するよう要請した。伊藤氏は「責任を持って対応する」と応じた。
7/13 高濃度PCB使用の製品放置 奈良県大和高田の診療所、破損や液漏れなし (
奈良新聞)
奈良県大和高田市は12日、高濃度PCBを使用した電気工作物など4台が、同市吉井の市国民健康保険天満診療所で、不適切な保管状態で放置されていたと発表した。
大和高田市 お知らせ(7/12)
7/29 室蘭にPCB、環境省「再延長しない」 監視委員ら会合 (
北海道新聞)
7/29 解体先行市視察へ、北海道PCB処理円卓会議委員 10月、北九州事業所訪れる (
室蘭民報)
【低濃度PCB廃棄物 無害化処理の環境大臣認定】
7/1 低濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物の無害化処理の認定申請について(東芝環境ソリューション株式会社)
【カネミ油症】
7/11 「カネミ油症」の患者に認定された人たちの検診始まる 五島市 (
NHK NEWS WEB)
7/12 未認定で母死去、出産のためらい…癒えぬ傷を吐露 カネミ油症検の検診始まる 長崎 (
長崎新聞)
7/17 カネミ油症患者の「同居家族」新たに認定 福岡県内61人目 (
西日本新聞)
7/29 食品公害「カネミ油症」 県内患者999人の検診始まる【長崎県五島市】 (
KTNテレビ長崎)
厚生労働省 カネミ油症について~正しく知る。温かく支える。~
長崎新聞 カネミ油症を追う
九州大学病院 油症ダイオキシン研究診療センター
7/13 2023年度ダイオキシン類環境調査、新潟県内5地点の河川などで環境基準値超え 健康被害は確認されず (
新潟日報)
新潟県は7月12日までに、2023年度のダイオキシン類の環境調査結果をまとめた。年間平均で上越市の古城橋(保倉川)が1リットル当たり1.9ピコグラムとなるなど、計5地点の河川などで環境基準値(1リットル当たり1ピコグラム以下)を超えた。
新潟県 ダイオキシン類の調査結果について
7/25 ダイオキシン類調査結果の2022年度データを「ダイオキシン類調査結果Light版」および「環境GIS+」に追加しました。 (
環境展望台)
ダイオキシン類調査結果Light版
7/29 ダイオキシン風評今も 業界団体、誤解解消訴え (
時事通信)
上下水道や建材、包装用ラップなどに幅広く使われる塩化ビニール(塩ビ)を巡り、有害物質ダイオキシンへの風評が今も消えない。1990年代に社会問題となり、塩ビが主な原因物質とされたためだ。業界団体の塩ビ工業・環境協会はパンフレットなどで誤解解消に努めている。
塩ビ工業・環境協会
マンガでわかる「塩ビの秘密」[PDF]
7/19 世界共通化の姿勢示す!海洋プラスチックごみ調査の新ガイドライン (
環境展望台)
環境省は、海洋プラスチックごみの各種調査ガイドラインに「リモートセンシング技術を用いた海洋ごみモニタリング調和ガイドライン(日本語版/英語版)」を追加した。これまで同省は、プラスチックを含む散乱ごみ・河川ごみ・漂着ごみの調査手法に関して、自治体や地方環境研究所、漁業関係者等に向けた複数のガイドラインを策定・公表してきた。
環境省 報道発表資料(7/19)