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2024年(令和6年)5月


5/1 米、PFASを有害指定 汚染者に浄化費求める PFOAとPFOS (沖縄タイムス)
 アメリカ環境保護庁、2種類のPFASの汚染浄化対策に着手(EICネット)
    EPA Press release (4/19) 

5/1 AppleもPFAS使用制限へ DICが見いだす欧州発化学物質規制の商機 (日経ビジネス)
 環境への影響が指摘されているPFASについて、欧州で規制に向けた動きが強まっている。PFASをめぐっては、米3Mが2025年までに生産を全廃、米アップルも使用を制限すると発表している。

5/8 撥水性と防油性を両立したカナダSiltech社の高機能シリコーン添加剤の取扱いをスタート (PR TIMES)
 株式会社GSIクレオス 

5/10 クレハ、有害PFAS分解の米企業に出資 アジアに導入へ (日本経済新聞)
 クレハは10日、PFASを無害化する技術を持つ米スタートアップの米クラロス・テクノロジーズに出資すると発表した。光反応を使って二酸化炭素など無害な物質に分解する技術を持つ。
 株式会社クレハ ニュースリリース(5/10)[PDF] 

5/16 PFAS評価案に意見3952通 「TDI変更せず」大筋合意へ (ニッポン消費者新聞)
 食品安全委員会のPFASワーキンググループは4月26日、第8回会合を開き、「PFAS(有機フッ素化合物)の食品健康影響評価案」のパブリックコメント結果について審議を行い、評価内容やTDI(耐容一日摂取量)に変更を加えず、文言の修正や説明の追加にとどめることで大筋合意した。

5/22 日常生活でPFAS汚染 科学ジャーナリスト植田さん講演 家庭用品に使用 注意訴え (沖縄タイムス)
 PFASなどの環境汚染問題に取り組む科学ジャーナリスト、植田武智さんが20日、北谷町商工会ホールで講演した。

5/22 東レ、PFAS不使用の先端半導体製造用フィルムを開発 (日本経済新聞)
 東レは22日、半導体製造工程で使われるフィルムで、PFASを使わない新製品を開発したと発表した。柔軟で破れにくい特性を生かして生産性を上げる。
 東レ(株) プレスリリース(5/22) 

5/29 ユーロフィン日本法人、PFAS分析の項目拡充 (化学工業日報)
 化学物質分析ユーロフィンの日本法人は、PFAS分析の範囲を広げて43種類を調べられるようにした。

5/31 ラピダス 稼働後の排水 浄化など万全期す方針 関係者に説明 (NHK NEWS WEB)
 先端半導体の国産化を目指す「ラピダス」が千歳市に建設中の工場で稼働開始後に出る排水について、会社や道が漁業関係者を対象に説明会を開き、浄化などに万全を期す方針を説明しました。半導体の製造過程で使われる有機フッ素化合物「PFAS」のうち、有害性が指摘される「PFOS」と「PFOA」の2つの物質は使われることはないと、ラピダス側から説明があったということです。

【有機フッ素化合物問題:青森県】
5/17 化学物質検出に懸念の声/三沢基地隣接の池 (東奥日報)
 米軍三沢基地(青森県三沢市)東側のため池「五川目堤(いつかわめつつみ)」で、PFASが高濃度で検出された-という民間調査結果が公表されて2カ月が過ぎ、今後を心配する声が出始めている。

【有機フッ素化合物問題:千葉県】
5/23 「PFAS」有害性指摘2物質 最大30倍濃度 柏市の井戸水 (NHK NEWS WEB)
5/23 柏の井戸でPFAS暫定指針値超 市が飲用中止要請も (千葉日報)
 PFASの一種、PFOSとPFOAが、柏市と白井市境を流れる人工河川「金山落」と周辺水路で国の暫定指針値を上回った問題で、柏市は23日、水路周辺の柏市内の井戸18本からも同指針値を超える値が検出されたと発表した。
 柏市 報道資料(5/23) 

5/24 井戸から国暫定指針値240倍の有機フッ素化合物 千葉・鎌ケ谷 (毎日新聞)
5/24 井戸から指針値上回る有害物質 鎌ケ谷市、飲用控えるよう指導 (千葉日報)
 鎌ケ谷市は24日、「PFOS」と「PFOA」について、同市軽井沢地区の井戸17本の水質調査を実施したところ、7本から国が定めた暫定指針値を上回る130~1万2千ナノグラムを検出したと発表した。市は井戸の所有者に飲用を控えるよう指導した。
5/27 「PFAS」千葉 鎌ケ谷の井戸水から目標値の最大240倍の濃度検出 (NHK NEWS WEB)
 鎌ケ谷市:有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)の地下水調査結果について 

【有機フッ素化合物問題:神奈川県】
5/14 大和・引地川の水質調査、結果公表 有機フッ素化合物、発生源は特定できず (神奈川新聞)
 神奈川県は14日、国が定める暫定目標値を上回る「PFOS」と「PFOA」が検出された引地川(大和市など)で実施した水質調査の結果を公表した。暫定目標値の超過がみられた流域を特定したものの、発生源の特定には至らなかった。濃度は低減傾向が認められたという。
 神奈川県:引地川における有機フッ素化合物の調査結果について[PDF] 
    神奈川県:有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)について 

5/15 周辺地下水起因か 引地川、PFOSなど検出 県調査結果 /神奈川 (毎日新聞)
5/15 汚染物質PFASが湧出か 神奈川県、引地川調査 泡消火剤染み込む? (東京新聞)
 PFASについて、神奈川県は大和市上草柳を源流とする引地川で詳細調査を実施し、結果をまとめた。汚染源の特定には至らなかったものの、規制前に使用された泡消火剤などが地中に染み込み、特定の地点から湧き出ている可能性に初めて言及した。

5/24 横須賀基地「PFAS」検出問題 米側“情報提供の義務ない” (NHK NEWS WEB)
 神奈川県のアメリカ海軍横須賀基地の排水からPFASの一種が高濃度で検出された問題で、詳細な情報提供を求めていた市に対し、アメリカ側から「日本には法的な基準がないので排水の検査は不要で、情報提供の義務もない」という考えが伝えられました。

5/24 米軍「分析不要」、横須賀 PFOS問題、防衛省説明 (東京新聞)
5/25 在日米軍「数値提供の義務ない」 横須賀基地PFOS流出で横須賀市に回答 (神奈川新聞)
5/25 PFOS問題に米軍「分析不要」 国、横須賀市に説明 /神奈川 (毎日新聞)
5/25 「数値の提供すらされないとは」 米軍横須賀基地の塩対応に市は怒り心頭 有害物質フィルター停止 (東京新聞)

5/31 3M工場内の井戸から高濃度PFAS検出 相模原市内最高値、暫定指針値の34倍 「付近に汚染源か」 (東京新聞)
 相模原市東部の河川や地下水がPFASで汚染されている問題で、同市中央区南橋本の化学・事務用品大手「スリーエム(3M)ジャパン」グループの工場敷地内にある井戸から、国の暫定指針値の34倍のPFASが検出されていたことが分かった。

【有機フッ素化合物問題:岐阜県】
5/13 地下水に発がん性疑い物質 岐阜・各務原市、対策費計上 (日本経済新聞)

 各務原市:三井水源地のPFOS・PFOA状況 

【有機フッ素化合物問題:静岡県】
5/2 原因の特定できず PFAS超過 周辺事業所調査 浜松市 /静岡 (毎日新聞)
 航空自衛隊浜松基地近くの河川や地下水で、PFASが国の暫定指針値を超えて検出された問題で、浜松市は周辺地域の720事業所に実施したアンケート結果を公表した。
 浜松市 報道発表資料(4/30) 

5/10 発がん性懸念のPFOA…工場側の対策で効果でず 除去に向け静岡市が山梨の事業者と実証実験へ (FNNプライムオンライン)
5/10 静岡清水区「PFAS」問題ポンプ場で濃度下げる新たな対策へ (NHK NEWS WEB)
 静岡市清水区の化学工場の付近にあるポンプ場の排水から、有機フッ素化合物の「PFAS」のうち有害性が指摘されている物質が高い濃度で検出された問題で、静岡市は企業と連携するなどして、濃度を下げるための新たな対策を講じることを明らかにしました。

5/13 「PFAS」問題 住民・元従業員ら市民団体発足へ (NHK NEWS WEB)
5/14 工場周辺の水路や住宅の井戸から高濃度の化学物質 住民らが市民団体設立へ 静岡 (FNNプライムオンライン)
5/14 PFAS検出で住民団体設立 (中日新聞)
5/16 静岡でもPFAS検出、血中濃度が米の指針値超だった男性「早く対策を」…市は住民の血液検査予定せず (読売新聞)
 静岡市清水区三保の化学工場「三井・ケマーズフロロプロダクツ清水工場」の周辺水路からPFASが検出された問題で、工場の元従業員の男性らが13日、市内で記者会見を開き、市民団体「清水PFAS問題を考える連絡会」を発足させると発表した。

5/18 「不安なことがたくさんある」周辺住民などが「PFAS」問題解決へ連絡会を発足 化学工場周辺で検出=静岡・清水区 (アットエス静岡新聞SBS)
5/18 PFASの一種PFOAが工場周辺の水路などで検出 住民や元従業員が市民団体発足 静岡 (FNNプライムオンライン)
5/18 有機フッ素化合物の高濃度検出問題で市民団体が発足 (NHK NEWS WEB)
 静岡市清水区の地下水から有害性が指摘される有機フッ素化合物が高い濃度で検出された問題で、住民や元従業員による市民団体の発足式が行われ、市や工場側に希望する住民などへの血液検査を求めていくことを確認しました。
5/19 元従業員ら「連絡会」発足 清水区で大阪の事例、医師が講演 (中日新聞)

【有機フッ素化合物問題:兵庫県】
5/15 PFAS 監視体制強化 (読売新聞)
 発がん性の恐れが指摘されるPFASが全国の河川や地下水から検出されている問題で、県は今年度から調査地点を大幅に増やして監視体制を強化する。

5/18 高濃度のPFAS、明石川上流で検出 国の暫定目標値の最大92倍 市「飲み水として問題ない」 (神戸新聞)
 PFASを巡り、明石市が明石川上流の水路で行った水質検査で、国の暫定目標値の最大92倍に当たる濃度のPFASを検出していたことが、市への取材で分かった。

【有機フッ素化合物問題:岡山県】
5/7 吉備中央町水質問題 使用済み活性炭の場所でボーリング調査 (NHK NEWS WEB)
 吉備中央町の浄水場の水質問題を受けて、町は原因の特定に向けて7日から、発生源の可能性が高いとみられている使用済みの活性炭が置かれていた場所でボーリング調査を始めました。
5/15 浄水場から有害性指摘のPFAS検出 吉備中央町が国に使用済み活性炭処理の実態調査など求める【岡山】 (OHK岡山放送)
5/15 活性炭処理の実態調査へ、環境省 発がん性指摘のPFAS付着 (中日新聞)
5/15 「吉備中央町浄水場のPFAS検出問題」山本町長らが住民の血液検査費用などについて国に支援を要請【岡山】 (TBS NEWS DIG)
5/15 環境省にPFAS除去の活性炭適正処理徹底を要望 岡山 吉備中央町 (NHK NEWS WEB)
 一部の物質が有害とされる有機フッ素化合物のPFASが、水道水の浄水場から高濃度で検出された岡山県吉備中央町が、15日、環境省に対し、PFASの除去に使われる活性炭の適正処理の徹底などを要望しました。これに対し環境省は、全国の活性炭を取り扱う業者の実態調査を行うことを明らかにしました。

5/22 吉備中央町PFAS検出問題で血液検査分析など岡大に研究依頼 (NHK NEWS WEB)
 吉備中央町の浄水場からPFASが極めて高い濃度で検出された問題で、町は今後実施する住民の血液検査の分析などに関する研究を、岡山大学に依頼しました。

5/30 本年度と5年後に住民血液検査 吉備中央町、PFAS検出受け (山陽新聞)
5/30 吉備中央町・有機フッ素化合物PFAS検出問題 希望者の血液検査を今年度と5年後に実施する方針を町が回答【岡山】 (TBS NEWS DIG)
5/30 吉備中央町 PFAS検出問題で血液検査今年度と5年後に実施 (NHK NEWS WEB)
5/31 血液検査 今年度と5年後 (読売新聞)
 吉備中央町の円城浄水場から高濃度のPFASが検出された問題で、町は30日、町費で行うとしている希望者への血液検査の時期について、今年度と5年後を予定していることを明らかにした。住民らでつくる「円城浄水場PFAS問題有志の会」(小倉博司代表)が山本雅則町長に送った公開質問状に対する回答の中で示した。

5/31 血液検査の概要、6月に 吉備中央町のPFAS問題で町側が回答 (朝日新聞)
5/31 健康調査、来月上旬に方針 PFAS問題で吉備中央町長 /岡山 (毎日新聞)
 岡山県吉備中央町の円城浄水場の水から高濃度のPFASが検出された問題で、山本雅則町長は30日、健康影響調査の進め方を6月上旬に示すと住民側に伝えた。

 吉備中央町 円城浄水場有機フッ素化合物等の検出について 

<【有機フッ素化合物問題:広島県】
5/8 東広島市 PFAS問題で定期測定を継続 (NHK NEWS WEB)
5/8 東広島市PFAS問題 健康被害確認の委員会立ち上げへ 高垣市長「学術的見地から検証する必要ある」 (広島ホームテレビ)
5/9 影響把握へ近く専門委 PFAS問題で東広島市 住民の健診結果検証 5地点で水質調査開始 (中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター)
 東広島市内の瀬野川水系周辺の井戸水などから国の暫定指針値を超えるPFASが検出された問題で、市は8日、周辺住民に実施した健康診断の結果を検証する専門委員会を近く設ける方針を示した。

5/23 東広島市PFAS問題 1回目のモニタリング調査結果公表 (広島ホームテレビ)
5/23 以前より高濃度検出 国の指針値の76倍 河川のPFASモニタリング調査で 広島・東広島市 (TBS NEWS DIG)
 東広島市の瀬野川水系で今年度継続されることになったPFASの調査で、最大で国の指針値の76倍となる値が検出されたと発表しました。
 東広島市 令和6年4月26日モニタリング調査結果[PDF] 
    東広島市 有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)に関する調査結果及び対応について

5/26 PFAS対策学ぶ 東広島で住民参加 (中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター)
 PFASが東広島市内の瀬野川水系周辺の井戸水などから国の暫定指針値を超えて検出された問題で、健康被害や対策を考える勉強会が25日、同市八本松飯田の川上地域センターであった。住民たち約40人が参加した。

5/30 PFAS問題で東広島市長が上京 国に直接要望へ (中国新聞)

【有機フッ素化合物問題:沖縄県】
5/1 有機フッ素化合物濃度が比較的高い 比謝川などからの取水停止 (NHK NEWS WEB)

5/10 過去のPFAS汚染の調査は対象外 環境協定 米「規定なし」と主張 基地内立ち入り、県と認識にずれ (沖縄タイムス)
 PFASを巡り、県が求める米軍基地内への立ち入りについて、米側が過去の汚染の調査に関する日米間の取り決めがないことを理由に拒否していることが9日までに分かった。

5/10 ちゅら水会に助成金 金城芳子基金 PFAS問題尽力 (沖縄タイムス)
 女性の地位向上に寄与する活動や研究を支援する「金城芳子基金」の第32回助成対象に、PFAS汚染問題に取り組む市民団体「宜野湾ちゅら水会」(町田直美代表)が選ばれた。

5/11 泡消火剤 排水に流出 宜野座タラソ PFAS指針超え (沖縄タイムス)
 宜野座村のタピックタラソセンター宜野座で4月21日、PFASを含む泡消火剤が、駐車場の消火設備から誤って放出され、一部が排水溝に流れ出た。
 宜野座村:泡消火剤の公共用水域への流出について

5/14 米軍PFAS調査拒否、環境相「沖縄県とは連携している」 米との協議内容は答えず (琉球新報)
5/14 PFAS汚染の調査対応、木原防衛相「答えられない」 沖縄県の立ち入り、米軍が拒否も「日米で協議中」 (琉球新報)

5/21 県庁PFAS、指針の1534倍 2023年6月に漏出 湧水槽壁面を調査 (沖縄タイムス)
5/21 県庁地下、PFASは7万ナノグラム超に 23年度の泡消火剤誤放出、湧水槽の濃度を試算 沖縄 (琉球新報)
 2015年度と23年度に、県庁地下2階駐車場からPFASを含む泡消火剤が放出され、流れ込んだ湧水槽内から高濃度のPFASが検出された件で、県は20日、湧水槽内のPFAS濃度試算値を公表した。



5/3 西日本PCB受け入れで9日から意見交換会 市、全4回 (室蘭民報)

5/9 西日本のPCB受け入れに賛否 室蘭市、住民と意見交換 (北海道新聞)
5/10 室蘭での処理に賛否 PCB廃棄物受け入れ要請、環境省と意見交換 (室蘭民報)
 環境省から室蘭市に要請された、西日本エリアの高濃度PCB廃棄物受け入れについての地区別意見交換会が9日夜、室ガス文化センターで始まった。出席者からは「PCBがなくなるために、室蘭の処理事業で貢献できることは重要」「また処理期限が延長するのではないか」など賛否双方の意見が出た。

5/9 「PCB」含む可能性ある油ふき取った布…一般廃棄物として処理 北陸電力送配電「業者への説明が不十分だった」富山 (TBS NEWS DIG)
5/10 北電送配電 PCB含む可能性ある廃棄物を産廃として誤処理 (NHK NEWS WEB)
 北陸電力送配電は、富山市にある変電所の定期点検で発生したPCBを含んでいる可能性のある廃棄物を誤って一般の廃棄物として処理していたと発表しました。
 北陸電力送配電(株)プレスリリース(5/9)[PDF]

5/11 西日本のPCB 室蘭受け入れ 住民との意見交換終了 (北海道新聞)
 西日本で排出される高濃度PCB廃棄物を室蘭市の中間貯蔵・環境安全事業(JESCO)北海道PCB処理事業所で受け入れるよう環境省が同市に要請したことを巡り、市と住民との4回にわたる意見交換会が11日、全日程を終了した。

5/23 PCB処理の財産 /福岡 (毎日新聞)
 2004年に若松区で始まったPCBの処理が3月末で終了した。20年前に北九州市がPCB処理を受け入れた際には反発も大きく、市は市内全域で住民説明会を開いた。 説明を求められれば一人でも開くという姿勢で、開催は101回に上った。

5/23 PCBに汚染された変圧器の高効率変圧器への交換等に最大100万円を補助:環境省 (J-Net21中小企業NEWS)
 環境省:PCB廃棄物処理等に係る支援制度
    (公社)産業廃棄物処理事業振興財団:PCBに汚染された変圧器の高効率化のための補助金制度 

5/25 西日本のPCB受け入れ 室蘭市長、6月にも可否判断 (北海道新聞)
 西日本で排出される高濃度PCB廃棄物を室蘭市にある中間貯蔵・環境安全事業(JESCO)北海道PCB処理事業所(仲町)で受け入れるよう、環境省が同市に要請していることを巡り、青山剛市長は25日、受け入れ可否の判断時期について、「いたずらに延ばすことはできない。年内の早い時期と考えている」との意向を明らかにした。

5/26 室蘭市、市民団体と意見交換 西日本のPCB受け入れ (室蘭民報)

【カネミ油症】
5/30 未認定者9割近く症状訴え カネミ油症、長崎県調査 (中日新聞)
5/31 カネミ油症 患者未認定の90%近くに自覚症状 長崎県調査 (NHK NEWS WEB)
 食品公害「カネミ油症」で長崎県が原因となった食用油を摂取したものの患者と認定されていない人の健康実態を去年12月に調査した結果、対象となった人のうち90%近い人たちが自覚症状を訴えていることがわかりました。長崎県はこうした調査結果を国に報告し、未認定患者の救済につなげたいとしています。


5/2 ベトナムの「ドクちゃん」笑み減った 戦争被害者苦しめる健康とお金 (朝日新聞)
軍事大国・米国が史上初めて敗北したベトナム戦争の終結から、4月末で49年となった。「歴史上のできごと」になりつつある一方、半世紀近く前の戦争の傷痕は今も、人々をなお苦しめている。

5/9 枯葉剤製造の米化学企業14社相手の裁判、8月に控訴審判決 (VIET JO)
 ベトナム系フランス人女性チャン・トー・ガーさんが、ベトナム戦争時に米軍が使用した「エージェント・オレンジ(Agent Orange)」と呼ばれる有毒な枯葉剤(ダイオキシン)を製造・販売した米国の化学企業14社を相手取って起こした訴訟の控訴審で、フランスのパリ控訴院は7日、8月22日に判決を下すと発表した。

5/14 尾道市因島のごみ焼却場、一部運転再開 ダイオキシン類基準値超で2023年12月に停止 (中国新聞)
 広島県尾道市因島重井町の可燃ごみ焼却施設「因瀬クリーンセンター」は、基準を超すダイオキシン類が検出され、昨年12月下旬から停止していた焼却炉の運転を13日に一部で再開した。
 尾道市 新着更新情報(5/13) 

5/20 30年続いた難題に決着 国内最悪の汚染廃棄物、処分場建設へ (毎日新聞)
 大阪府豊能、能勢両町でつくる「豊能郡環境施設組合」のごみ焼却施設で起きた国内最悪レベルのダイオキシン汚染問題で、廃棄物の最終処分を目指す組合が6月、豊能町の処分場建設予定地周辺で環境影響評価(環境アセスメント)を始める。安全性への懸念もある中、環境への影響を数カ月かけて調べる。約30年にわたって地域社会に影を落としていた問題が、解決に向けて動き出した。
5/20 「お父さん、仕方ないよね」 国内最悪の汚染30年、住民の決断は (毎日新聞)


5/15 「ダイオキシン類」含む除草剤、林野庁が熊本県宇土市で掘削着手…国有林整備時の「2・4・5-T系」 (読売新聞)
 有毒のダイオキシン類を含む除草剤が15道県の山林計46か所に埋設されるなどしている問題で、林野庁が全国で初めて熊本県宇土市で掘削に着手した。


4/23 アメリカ環境保護庁、有害物質のリスク評価実施のための枠組を制定 (EICネット)
 アメリカ環境保護庁(EPA)は、有害物質規制法(TSCA)に基づくリスク評価の手続き枠組を最終決定したと発表した。
 EPA Press release (4/23) 

5/9 海洋プラスチックごみのマッピングデータベース「Atlas of Ocean Microplastic(AOMI)」を公表 (EICネット)
 環境省は、海洋表層に漂流するマイクロプラスチックについて、世界中の研究者や機関、政府等から提供されたモニタリングデータを収集し、プラスチック分布や調査地点等の2次元地図と併せて提供するデータベース「Atlas of Ocean Microplastic(AOMI)」を公表した。
 環境省 報道発表資料(5/9) 

5/14 インドなど5ヶ国、水銀体温計等の段階的使用中止に向けて取組を開始 (EICネット)
 アルバニア、ブルキナファソ、インド、モンテネグロ、ウガンダは、医療分野からの水銀汚染を食い止めるため、国連環境計画(UNEP)主導のもと、水銀を含む医療用測定機器の使用を段階的に中止する取組を開始した。
 UNEP Press release (5/14) 

5/21 環境基本計画を閣議決定 30年まで「勝負の10年」、変革求める (朝日新聞)
 政府は21日、環境政策の大方針を6年ぶりに改定した「第6次環境基本計画」を閣議決定した。人類の活動が地球の限界を超えつつあるとし、2030年ごろまでの選択が、数千年先まで影響を及ぼす「勝負の10年」になると位置づけた。経済社会システムの大きな変革が必要だとした。