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2023年(令和5年)4月


4/13 有害性指摘の有機フッ素化合物 熊本市の井戸2か所で検出 (NHK NEWS WEB)
4/14 熊本市の井戸から有機フッ素化合物 水質調査で検出 /熊本 (毎日新聞)
 熊本市が2022年度実施した水質測定で、市内2カ所の井戸から国の暫定指針値を超える濃度の有機フッ素化合物が検出され、今年3月中旬の追加調査でも超過していたことが12日、市への取材で分かった。周辺住民に飲用しないよう呼びかけ、今後改めて調べる方針。
 熊本市:令和4年度公共用水域水質測定結果及び地下水質(PFOS及びPFOA)測定結果について(4/11)

4/15  今週の本棚 中島岳志・評 『消された水汚染』=諸永裕司・著 (毎日新聞)

4/26 骨太方針にPFOS対策を 玉城知事、沖縄相らに反映を要請 (琉球新報)

4/27 ストックホルム条約、バーゼル条約及びロッテルダム条約締約国会議が5月に開催 (EICネット)
 環境省は、ストックホルム条約バーゼル条約及びロッテルダム条約締約国会議が5月1日からジュネーブ(スイス連邦)において開催されると発表した。
 環境省 報道発表資料(4/27) 

4/27 浜松市、「PFAS」の調査本格化 発がん性疑われる有機フッ素化合物 (中日新聞)
 浜松市内を流れる新川と伊佐地川で暫定指針値を上回るPFASが検出された問題を受け、浜松市は4月から、本格的な調査を始めた。PFASは米軍基地周辺などで問題になるケースが相次いでおり、新川、伊佐地川とも航空自衛隊浜松基地の周辺を流れている。

4/28 発がん性の恐れ、化学物質「PFAS」が全国の河川・井戸水から大量検出…国が対策へ (読売新聞)
 PFASが国内各地の河川や井戸水から高濃度で検出されている。ただし、健康への影響について不明な点が多く、国の対策は十分に進んでいない。住民から不安の声が上がる中、政府は専門家を交えて、汚染防止の方策について検討を始めた。

【有機フッ素化合物問題:沖縄県】
4/1 PFAS廃棄物、県内での処理が可能に 県外への運搬費が軽減 琉球セメント工場で対応可 (琉球新報)
 沖縄県環境整備課は31日、PFAS一種、PFOSとPFOAを含む泡消火薬剤などの液状の廃棄物について、琉球セメント屋部工場(名護市安和)の焼却施設で適正に処理できることを確認したと発表した。

4/12 金武町の河川で高濃度のPFAS検出 国の暫定指針値上回る (NHK NEWS WEB)
 金武町の河川で去年行われた水質検査で、対象となった14か所中5か所でPFASの濃度が国の暫定指針値を上回ったことが分かりました。
 金武町:R4金武町内の河川状況調査による有機フッ素化合物(PFOS等)について(4/7)

4/28 高濃度の有機フッ素化合物検出 宜野湾市の公園に浄化施設設置 (NHK NEWS WEB)
 湧き水から有害性が指摘される有機フッ素化合物が高い濃度で検出された宜野湾市の公園に浄化施設が設置され、28日、落成式が開かれました。

【有機フッ素化合物問題:東京都
4/7 市民団体「高濃度フッ素化合物検出」 (毎日新聞)
4/7 PFAS血液検査、6割以上が「健康被害の恐れ」の指標超え 横田基地東側で高い傾向 (東京新聞)
 東京・多摩地域で水道水に利用していた井戸水からPFASが検出された問題で、住民の血液検査を実施している市民団体が7日、273人分の分析結果を発表した。居住地域別にみると、国分寺・立川両市の住民の血中のPFAS濃度が高く、全体でも6割以上が米国で健康被害の恐れがあると定める指標を超えていた。
 多摩地域の有機フッ素化合物(PFAS)汚染を明らかにする会 

4/19 PFAS汚染に揺れる多摩地域「統一地方選を議論の場に」 問題に言及した候補者の数は… (東京新聞)

4/28 PFASに関する電話相談窓口を開設 (東京都)


4/17 「皮膚症状・神経異常引き起こす」新たに70件のPCB使用機器…速やかな対応を〈宮城〉 (FNNプライムオンライン)
 宮城県内で2022年年末以降、PCBが使用された機器がおよそ70件見つかっていたことが分かり、県が注意を呼びかけています。

4/24 令和3年度PCB廃棄物の保管等の届出 全国集計結果 (環境展望台)
 環境省は、PCB廃棄物特別措置法に基づき、PCB廃棄物を保管する事業者から都道府県等に対して届出された、令和4年3月31日現在のPCB廃棄物の保管等の状況を公表した。
 環境省 報道発表資料(4/24) 


4/29 箱根町のゴミ焼却施設でダイオキシン基準値超 ゴミは熱海へ (NHK NEWS WEB)
 神奈川県箱根町のゴミ焼却施設の排出ガスから、基準値を超えるダイオキシンが検出され、町は当面、焼却炉を停止するとともに、静岡県熱海市の施設に町内のゴミを運び処理してもらうことになりました。


4/4 ダイオキシン含む猛毒除草剤、佐賀・熊本で撤去へ…今年度着手し高温焼却などで処理 (読売新聞)
4/4 吉野ヶ里町の山中に埋設のダイオキシン含む除草剤 林野庁、2023年度撤去に着手へ 豪雨災害の激甚化背景 (佐賀新聞)
 猛毒のダイオキシンを含む除草剤「2・4・5・T剤」が神埼郡吉野ヶ里町の山中に埋設処理されている問題を巡り、林野庁が本年度から撤去に着手することが3日、分かった。2022年度にサンプル採取や処理方法の検討を実施しており、撤去が可能だと判断した。

4/5 全国に残る猛毒のダイオキシンを含む“除草剤”埋没点、林野庁が一部を撤去へ (TBS NEWS DIG)

4/5 除草剤が炎症性腸疾患(IBD)の環境因子と判明 台湾と米ハーバード大が共同研究 (サイエンスポータルAsiaPacific)
 台湾の陽明交通大学(NYCU)は3月7日、同院と米ハーバード大学医学大学院(Harvard Medical School)との学際共同研究により、除草剤が腸炎を悪化させる危険因子であることが発見されたと公表した。

4/10 福岡県営五ケ山ダムの1キロ先、猛毒除草剤ようやく撤去へ 埋設から半世紀超 (西日本新聞)
 猛毒のダイオキシンを含む除草剤が、九州の5県を含む全国15道県46カ所の山林に計26トン埋設されている問題で、林野庁は5月以降、佐賀県吉野ケ里町と熊本県宇土市の計3トンの撤去を先行して始める。

4/14 吉野ヶ里町の国有林に埋設 ダイオキシン含む除草剤 撤去へ (NHK NEWS WEB)
 毒性の強いダイオキシンを含んだ除草剤が吉野ヶ里町の国有林に埋められている問題で、林野庁は、安全に処理する方法が確認されたとして、早ければ今年度中に撤去作業を開始する方針を明らかにしました。

4/25 猛毒含む除草剤、全国でようやく撤去へ 林野庁埋設、流出の懸念強く (朝日新聞)
 猛毒のダイオキシン類を含む除草剤26トンが15道県の山中に半世紀前から埋められている問題で、林野庁は今年度から撤去を始める方針を固めた。安全性に問題はないとしてきたが、災害による流出への地元の懸念や、安全に処理できる方法が確認できたことを踏まえ方針を転換した。

4/27 猛毒入り除草剤、埋めたはずの場所で見つからず 林野庁が岐阜で探査 (朝日新聞)
 15道県の山中に猛毒のダイオキシン類を含む除草剤26トンが埋められている問題で、これまで埋設したとされてきた岐阜県下呂市内の国有林から、除草剤が見つけられていないことが分かった。27日、林野庁が調査報告書を公開した。安全性に問題はないとしつつ「探査を続ける」と説明している。
 林野庁:埋設・管理している2,4,5-T系除草剤 (ページ内に報告書へのリンクあり)

4/30 吉野ヶ里の埋設除草剤、無害化処理に複数年 林野庁、施設受け入れに時間 (佐賀新聞)
 国が本年度から撤去作業に着手する、神埼郡吉野ヶ里町の山中に埋設された猛毒のダイオキシンを含む除草剤「2・4・5・T剤」に関し、林野庁は掘削や高温焼却による無害化に複数年を要するとの見通しを明らかにした。処理量が多いため、施設の受け入れ能力に応じた時間がかかるとしている。


4/28 令和3年度土壌汚染対策法の施行状況及び土壌汚染調査・対策事例等に関する調査結果をとりまとめ公表 (EICネット)
 環境省は、土壌汚染対策法の施行状況等について、全国の都道府県・政令市を対象として令和3年度の調査を実施した。令和3年度に、土壌汚染対策法に基づく土壌汚染状況調査結果が報告された件数は1,415件であった。
 環境省 報道発表資料(4/28)