日本POPsネットワーク > POPs関連ニュース > 2022年10月
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2022年(令和4年)10月


9/30 PFOS及びPFOA含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項を策定 環境省 (環境展望台)
 環境省は、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項を策定した。平成21年5月に開催された残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(以下「POPs条約」)第4回締約国会議(COP4)においてPFOSとその塩が、平成31年4月から令和元年5月に開催されたPOPs条約第9回締約国会議(COP9)においてPFOAとその塩及び関連物質が、新たに条約附属書への追加が採択されている。
 環境省 報道発表資料(9/30)

10/2 一部の泡消火剤に有害な化学物質 環境省が「指定物質」追加へ (NHK)
 工場などで火災が起きたときに使われる一部の泡消火剤などに含まれる化学物質について、環境省は事故などで外部に排出された際に自治体への届け出を義務づける「指定物質」に追加することを決めました。

10/7 残留性有機汚染物質検討委員会第18回会合(POPRC18)の結果を公表 経産省と環境省 (環境展望台)
 経済産業省と環境省は、「ストックホルム条約(POPs条約)残留性有機汚染物質検討委員会(POPRC)」第18回会合の結果を公表した。今回の会合では、デクロランプラス及びUV-328の条約上の廃絶対象物質への追加を締約国会議に勧告することが決定された。また中鎖塩素化パラフィン並びに長鎖ペルフルオロカルボン酸(PFCA)とその塩及び関連物質について、リスク管理に関する評価を検討する段階に進めること、殺虫剤として使用されるクロルピリホスについては、更なる情報収集を行い、引き続き検討することが決定された。
 環境省 報道発表資料(10/7)
    経済産業省 ニュースリリース(10/7)

10/12 ペルフルオロ化合物への曝露→小児喘息発症の可能性高まる シンガポール (サイエンスポータルASEAN)
 シンガポールの南洋理工大学(NTU)の研究者たちは、ペルフルオロ化合物(PFC)に曝露すると小児喘息の発症の可能性を高めるという研究成果を明らかにした。8月19日付け発表。
 NTU News (8/19) 

10/14 アジアの繊維輸出4ヶ国、有害化学物質の管理・削減のためのプログラムを立ち上げ (EICネット)
 バングラデシュ、インドネシア、パキスタン及びベトナムは、繊維産業における有害化学物質の管理・削減のための共同プログラムを立ち上げた。国連環境計画UNEP)の主導のもと、このプログラムを通じて、繊維メーカーが有害化学物質に関する知識を深めたり同物質の管理方法を改善したりするための支援を行いながら、従業員へのリスクを管理し、最終的には繊維生産の際に最も有害な化学物質を使わないようにしていく。
 UNEP Press release (10/14) 

10/21 ベトナム 製品中のPOPsを制限する技術基準(案)が意見募集中 (CHEMLINKED)

10/30 全国の米軍基地周辺で有機フッ素化合物汚染が頻発 実態暴いた記者ミッチェルさんは嘆く「もっと学んで」 (東京新聞)
 PFASが全国の米軍基地周辺で相次いで検出されている。沖縄県の深刻な汚染をはじめ、米軍由来とみられる汚染の実態を暴いてきたのは、川崎市在住の英国人記者ジョン・ミッチェルさん。米国の情報公開制度を使い、粘り強く米軍の内部資料を入手してきたジャーナリストは、日本ではリスクがあまり知られていない現状を、「政治とメディアの失態」と指摘する。

【有機フッ素化合物問題:沖縄県】
10/5 PFAS問題で防衛局に要請 (琉球朝日放送)
10/5 米軍基地隣接の小学校土壌からPFAS検出 防衛局に調査要請 (NHK)
 アメリカ軍普天間基地に隣接する小学校の土壌から、アメリカで定められた値を上回る濃度のPFASが検出されたことを受けて、調査を行った市民グループは沖縄防衛局に対し調査を行うよう求めました。

10/5 普天間第二小のPFOS土壌汚染 沖縄防衛局「評価や原因は確定的な答えは困難」 (TBS NEWS DIG)
 普天間基地に隣接する小学校の土壌からPFOSが高い濃度で検出されたことの影響について、沖縄防衛局の小野局長は「基準値がなく確定的に答えることは困難」との見解を示しました。

10/6 土壌の調査と入れ替え要請 普天間基地隣接の小学校土壌からPFAS検出 (FNNプライムオンライン)
 普天間基地に隣接する小学校の土壌からPFASが検出されたことを受け、市民グループが沖縄防衛局に土壌の調査や入れ替えを要請しました。

10/15 PFOS血中濃度、沖縄の6市町村で高い値 市民団体が初の本格調査 (朝日新聞)
10/15 米軍基地周辺の有害物質、高濃度 沖縄、血液検査で住民の一部に (熊本日日新聞)
10/15 沖縄住民の有機フッ素化合物血中濃度、全国平均の14倍 基地由来か (毎日新聞)
10/16 PFOS血中濃度、高い値 全国平均の3倍強も 沖縄6市町村 (朝日新聞)
10/16 PFOS血中濃度、北谷で全国平均の3.1倍 市民団体が米軍基地周辺など沖縄の6市町村387人調査 (琉球新報)
10/16 PFAS血中濃度、沖縄で全国平均の最大14倍 水道水を飲む人は高く (沖縄タイムス)
 米軍基地周辺の河川や北谷浄水場の飲料水などからPFASの検出が相次いでいる問題で、「有機フッ素化合物汚染から市民の生命を守る連絡会」は15日、米軍基地周辺を中心とした県内6市町村7地域の387人を対象に行った血中濃度調査の結果を発表した。環境省が昨年調査した全国平均と比較すると、最大14倍高い値の地域があり、調査データ21項目のうち18項目で全国平均以上の数値が検出された。また、全7地域にわたる計27人の調査対象者血液から、ドイツが健康に影響があるとして定めた「管理目標値」を上回るPFASが検出された。
 有機フッ素化合物(PFAS)汚染から市民の生命を守る連絡会 

10/16 血中濃度の基準値なし 政府「情報収集を進める」 (沖縄タイムス)
 日本政府は水質基準についてPFOSなどの暫定指針値を設定しているが、その参考となる米国で基準見直しの動きもあり、関係省庁は情報収集を進める。一方、土壌や血中濃度の基準は国際的にも確立されていないことなどから、指標となる値はないのが現状だ。

10/16 がん1.75倍、心疾患は1.65倍…PFOS血中濃度と死亡リスク、高濃度ほど高く (琉球新報)
 米国疾病予防センター(CDC)が実施する疫学追跡調査で集めたデータを基に、米ハーバード大医科大学院などが分析した結果、PFASと総称される有機フッ素化合物のうちPFOSの血中濃度が高い人ほど、死亡リスクが高いことが分かった。

10/16 発がん性・低体重児・メタボ… 「永遠の化学物質」PFAS、健康への影響は? (沖縄タイムス)
 PFASは人の体内や環境中に長く残ることから「フォーエバー・ケミカル(永遠の化学物質)」と呼ばれ、世界的に厳しい目が向けられている。市民団体からも沖縄での発がん性や低体重児の割合が指摘された。筑波大学客員教授の徳田安春医師は「体内に入ると分解や排せつがされにくく、体に蓄積して悪影響を与える可能性がある」と述べた。

10/18 PFAS血中濃度調査結果、浜田防衛相は見解示さず「民間団体の調査であり詳細承知していない」 (琉球新報)
 市民団体によるPFASの血中濃度調査で、沖縄県内で全国平均より高い値が検出された問題について、浜田靖一防衛相は18日午前の記者会見で、「民間団体が実施した調査であり、詳細は承知していない」として防衛省としての見解は示さなかった。
10/18 血中PFAS結果について西村環境大臣「情報収集し必要な対応を」 (TBS NEWS DIG)
 沖縄県内6つの市町村の住民を対象に市民団体が実施したPFASの血中濃度調査の値が全国平均より高かったことを受け、西村環境大臣はきょう「必要な対応をしていく」との考えを示しました。

10/21 PFAS、土壌の基準値設定を政府に要請へ 松川宜野湾市長、11月に上京の意向 (琉球新報)
 PFAS汚染を巡り、沖縄県宜野湾市の松川正則市長は20日の市議会定例会で、11月に上京し、防衛省や環境省に土壌の基準値設定などに向け要請する意向を示した。

10/22 有害PFAS、4カ所で除去へ 沖縄・宜野湾市が公園などの水辺に装置設置 (琉球新報)
 有害性が指摘される有機フッ素化合物PFASの汚染問題を巡り、沖縄県宜野湾市は市内4カ所の公園などの水辺にPFAS除去装置を設置する。装置内の有害物質を吸着する高性能粉末活性炭によって、PFOS、PFOA、PFHxSを除去する。

10/31 北谷浄水場、PFAS低減策強化で比謝川取水の停止を継続 長田・天願川は抑制 (琉球新報)
 PFASが北谷浄水場の取水源である中部3河川・嘉手納井戸群から高い値で検出されていることを受け、県企業局がPFAS低減策を強化するために11月~2023年1月の3カ月間、北部ダム、海水淡水化センターからの取水量を増やすことが30日分かった。

【有機フッ素化合物問題:神奈川県】
10/4 米軍基地の有害フッ素流出問題 横須賀市長が防衛相に抗議 (神奈川新聞)
 米海軍横須賀基地(横須賀市)の排水処理場の排水から「PFOS」「PFOA」が検出された問題で、同市の上地克明市長は3日、防衛省を訪れ、浜田靖一防衛相に抗議した。
 横須賀市 報道発表資料(10/3) 

10/6 有機フッ素問題 市民団体、米軍の保有状況照会求める (神奈川新聞)

10/6 有機フッ素流出問題 在日米海軍司令官が横須賀市長に謝罪 (神奈川新聞)
10/7 米司令官が謝罪 有害物質検出 横須賀市長「信頼損なった」と抗議 (東京新聞)
 横須賀市 報道発表資料(10/6) 

10/6 神奈川県が初の立ち入り調査 厚木基地の有機フッ素流出 (神奈川新聞)
 在日米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)で人体に有害な有機フッ素化合物を含む泡消火剤が流出した問題で、防衛省や神奈川県は6日、日米間の環境補足協定に基づき基地内への立ち入り調査を実施したと発表した。県によると、2015年の協定発効後、環境汚染事故に関連して県が県内米軍基地に立ち入ったのは初めて。
 綾瀬市 厚木基地トピックス(10/6) 
    大和市 基地対策課トピックス一覧 

10/7 横須賀・厚木の米軍施設、汚染物質流出次々 国目標の最大222倍 (毎日新聞)
 神奈川県内の在日米軍基地で、発がん性も指摘される有機フッ素化合物「PFOS」と「PFOA」の流出が確認されるケースが5月以降、相次いでいる。原因は特定されておらず、関係自治体が懸念を強めている。

10/7 厚木基地フッ素問題 米軍、蓼川に排水放流へ 防衛省通告 (神奈川新聞)
 在日米海軍厚木基地で人体に有害な有機フッ素化合物「PFOS」「PFOA」を含む泡消火剤が流出した問題で、米軍が基地内にためている有機フッ素化合物を含む排水をフィルターに通した上で川に放流すると防衛省に通告したことが7日、分かった。米軍は、フィルターを通すことで排水の有機フッ素化合物の濃度が国の暫定目標値を下回ることを確認したとしている。
 綾瀬市 厚木基地トピックス(10/7) 
    大和市 基地対策課トピックス一覧 

10/7 厚木基地フッ素問題 神奈川県、分析結果の早期公表要請へ (神奈川新聞)
 在日米海軍厚木基地で有機フッ素化合物を含む泡消火剤が流出した問題を巡り、県は立ち入り調査の結果の早期公表を日本政府や米側に働きかけていく考えを示した。 

10/8 厚木基地フッ素問題 再発防止徹底を 綾瀬市が国に要請書 (神奈川新聞)

10/11 厚木基地フッ素問題 米軍が蓼川に排水放流 知事「遺憾」 (神奈川新聞)
10/12 米軍厚木基地 有害物質流出 調整池の水、放流 知事「一方的、遺憾」 /神奈川 (毎日新聞)
 米海軍厚木基地でPFOSを含む泡消火剤が、基地内を流れる蓼川に流出した問題で、黒岩祐治知事は11日の定例会見で、蓼川の上流にある基地内の雨水が集まる調整池の水を、米軍側が7日に蓼川へ排水したことを明らかにした。黒岩知事は「県や綾瀬市との事前調整がなく、一方的に連絡があった。遺憾と言わざるを得ない」と述べた。

10/12 米軍基地フッ素流出 爆同などが再発防止策提示申し入れ (神奈川新聞)

10/13 厚木基地フッ素問題 調整池の水全て川に放流 米側が伝達 (神奈川新聞)
 在日米海軍厚木基地でPFOSなどを含む泡消火剤が流出した問題で、米側が有機フッ素化合物を含む排水をためた調整池の水がなくなるまで蓼川への放流を継続すると県などに伝えたことが13日、分かった。県が同日、防衛省南関東防衛局を通じて米側から情報提供があったと明らかにした。
 綾瀬市 厚木基地トピックス(10/13) 
    大和市 基地対策課トピックス一覧 

10/15 米軍基地「有害物質」 再発防止、国へ意見書 県議会 /神奈川 (毎日新聞)
 県内の在日米軍基地で、PFOSとPFOAの流出が相次いで確認されている問題で、県議会は14日、再発防止や原因究明、調査結果の提供などを国に求める意見書を全会一致で可決した。

10/16 米軍厚木基地の有害物質流出 立ち入り調査も「不十分」 (神奈川新聞)
 在日米海軍厚木基地でPFOSなどを含む泡消火剤が流出した問題で、日本側による基地内への立ち入り調査が今月、実施された。調査は日米間の環境補足協定に基づくもので、防衛省によると、同協定による県内基地への立ち入りは初めてという。ただ、現地で確認できたのは県が求めた調査内容の一部にとどまった。

10/18 厚木基地のフッ素流出問題 付近の川から目標値の4倍検出 (神奈川新聞)
 在日米海軍厚木基地でPFOSなどを含む泡消火剤が流出した問題で、神奈川県は18日、基地外の蓼川で採取した水から国の暫定目標値の約4倍に当たる濃度の有機フッ素化合物が検出されたと発表した。
 神奈川県 記者発表資料(10/18) 

10/20 厚木基地汚染水「過去の範囲内」 県が水質調査 /神奈川 (毎日新聞)

10/20 米軍横須賀基地フッ素問題 市の海水調査、指針値下回る (神奈川新聞)
 米海軍横須賀基地の排水処理場から「PFOS」「PFOA」が海に流出した問題で、同市は19日、基地周辺海域で行った2回目の海水調査結果を公表した。
 横須賀市 報道発表資料(10/19) 
    横須賀市 報道発表資料(10/6) (1回目の海水調査結果)

10/21 厚木基地の有機フッ素流出 米軍が蓼川への排水放流を完了 (神奈川新聞)
10/22 米軍厚木基地 調整池の放流終える 無害な泡消火剤に交換へ (東京新聞)
 米海軍厚木基地でPFOSなどを含む泡消火剤が放出され、基地内を流れる蓼川に流入した問題で、県は21日、米側から防衛省を通じ、調整池の水を放流する作業が15日に完了し、池にたい積した泥の回収と洗浄を終えたとする説明があったと発表した。米側は20日に蓼川までの排水路のゲートを開放し、通常の運用体制に戻したという。また、米側は同基地の泡消火剤を有害性のない薬剤に交換する作業を、12月に終える計画という。
 綾瀬市 厚木基地トピックス(10/21) 
    大和市 基地対策課トピックス一覧 

10/27 横須賀基地フッ素 目標値の258倍、市が立ち入り申請へ (神奈川新聞)
10/28 有害物質、過去最大 米軍横須賀基地 基準値の258倍 /神奈川 (毎日新聞)
 米海軍横須賀基地の排水から「PFOS」「PFOA」が検出されている問題で、米軍が新たに9月29日に排水処理場から採取した汚水から、国の暫定目標値(1リットル当たり50ナノグラム)の258倍に当たる最大1万2900ナノグラムが検出されたことが明らかになった。
 横須賀市 報道発表資料(10/27) 

10/28 米軍基地への立ち入り調査 横須賀市の意向踏まえ対応 (神奈川新聞)
 米海軍横須賀基地の排水処理場から「PFOS」「PFOA」が海に流出している問題を巡り、横須賀市の上地克明市長が同市による基地内の立ち入り調査を求めたことについて、防衛省の深澤雅貴地方協力局長は28日、同市の意向を踏まえ対応を検討していく方針を明らかにした。


10/14 車の屋根に公文書乗せ発進 栃木県職員が紛失 (サンスポ)
 栃木県は14日、県南環境森林事務所の男性職員が、PCB廃棄物に関する個人情報が記された公文書を紛失したと発表した。公文書をとじたファイルを公用車の屋根に乗せたまま発進したのが原因。ファイルは見つからず、男性職員が県警に遺失届を提出した。
 栃木県 報道発表資料(10/14) 

10/22 PCB処理完了、来年11月末にも 北九州市 /福岡 (毎日新聞)
 PCBを含む廃棄物の無害化処理を巡り、有識者らでつくるPCB処理監視会議が21日に小倉北区内であり、2023年11月末にも処理が完了する見込みであることを明らかにした。
 北九州市PCB処理監視会議 

10/26 PCB廃棄物処理 静岡市が行政代執行 元水産会社、既に廃業 (静岡新聞)
 静岡市は25日、清水区島崎町の元水産会社「セイジュ」に保管されている高濃度PCB廃棄物のコンデンサー1台について、行政代執行で処分すると発表した。PCB廃棄物処理特措法に基づく代執行で、市内では初めて。
 静岡市 報道発表資料(10/25) [PDF] 

10/26 福島県のPCB廃棄物処理 室蘭の国施設で“安全に完了”報告 (NHK NEWS WEB)
 原発事故が起きた福島県の特定の地域にあった高濃度PCB廃棄物をめぐり、環境省は26日、室蘭市での処理が「安全に完了した」と研究者や市民団体が出席した会議で報告しました。

10/28 若松のPCB処理施設再延長 北九州市、地元理解へ振興策 EVバス導入や体育館空調 (西日本新聞)

10/28 PCB廃棄物 行政代執行で静岡県が処分 (静岡新聞)
 静岡県は27日までに、東伊豆町など県内5カ所に保管されている高濃度PCB廃棄物である高圧コンデンサー計5台を行政代執行で処分すると発表した。PCB廃棄物処理特措法に基づく代執行で、県の実施は2例目。
 静岡県 記者提供資料(10/25)※変更あり 

10/28 北九州市 PCB無害化処理 地域振興策めぐり検討会設置へ (NHK NEWS WEB)
 国が北九州市で進める有害物質・PCBの無害化処理の期間が延長されたことに伴って実施される国の地域振興策をめぐり、市は来月にも住民の意向を反映させるための検討会を設置する方針を決めました。
 北九州市 PCB処理に関する情報サイト 

【カネミ油症】
10/1 カネミ油症救済 立法10年でも続く苦しみ (西日本新聞)
 福岡、長崎両県を中心に約1万4千人が症状を訴えた国内最大級の食品公害「カネミ油症」の被害者救済法が施行されて10年となった。 長年置き去りにされた被害者を救うため超党派の議員立法で制定されたが、法適用の前提となる国の患者認定は遅々として進んでいない。 「人権尊重」をうたう法の精神をないがしろにしていないか。国の姿勢を改めて厳しく問いたい。

10/10 カネミ油症事件発覚54年 「活動の原動力は五島」 支援センター設立20年、続くサポート (長崎新聞)
 カネミ油症事件の発覚から10日で54年。市民グループのカネミ油症被害者支援センター(東京、YSC)は、長崎県などに多い被害者の救済に尽力してきた。2002年の設立から20年。「活動の原点は五島」と代表者は語る。子や孫ら次世代の救済など課題が残る事件の被害者に、今も寄り添いながらサポートを続ける。
 カネミ油症被害者支援センター(YSC) 

 厚生労働省 カネミ油症について~正しく知る。温かく支える。~ 
    長崎新聞 カネミ油症を追う 


10/5 銚子市のごみ処理施設で国の基準値の2倍のダイオキシン検出 (NHK)
 千葉県銚子市にある広域ごみ処理施設で、国の基準値の2倍にあたる濃度のダイオキシンが検出され、先月から稼働を停止して原因を調べています。
10/6 ダイオキシン類基準値超 銚子のごみ処理施設 排ガスから検出 (千葉日報)
10/6 銚子のごみ処理施設で基準値超えるダイオキシン /千葉 (毎日新聞)
 銚子市 新着情報(10/14) 

10/21 日本式「体力テスト」注目 ベトナムで枯れ葉剤影響調査 (中日新聞)
 ベトナム戦争中に米軍が散布した、ダイオキシンを含む枯れ葉剤による子どもの成長や体力への影響を調べるため、公立小松大保健医療学部看護学科の池田美智子助教(公衆衛生看護学)が今秋、金沢大などの研究グループと共同で現地調査を行った。ベトナムでは全国規模で行う同様の体力テストはなく、現地政府も興味を示している。

10/25 ごみ処理施設のダイオキシン検出 原因は不完全燃焼か 銚子 (NHK)
 千葉県銚子市にある広域ごみ処理施設で国の基準値の2倍にあたる濃度のダイオキシンが検出されたことを受け、施設を運営する組合が調べたところ燃焼室での不完全燃焼が原因とみられることが分かり、県の立ち入り検査を受けるなどしたうえで24日稼働を再開しました。
10/26 ダイオキシン検出 ごみ焼却炉が再開 銚子 (千葉日報)
 銚子市 新着情報(10/25) 


10/31 国有林に埋設 猛毒のダイオキシンを含む農薬 管理者が定期点検 国は撤去のため調査継続中 大分 (OBSオンライン)
 大分県別府市の国有林におよそ半世紀前から猛毒のダイオキシンを含む農薬が地中に埋められています。31日は異常がないかを確認する定期点検が実施されました。保管する農薬の点検のため、別府市の国有林を訪れたのは大分西部森林管理署の職員です。埋められているのは「245T剤」という農薬で、1960年から70年ごろにかけて国内で使用されました。
 別府市:ダイオキシン類を含む除草剤が国有林に埋設されているとの報道について