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2022年(令和4年)9月
9/12 アメリカ環境保護庁、PFASの代表格をスーパーファンド法における有害化学物質に指定する規制案を公表 (
EICネット)
アメリカ
環境保護庁(
EPA)は、パーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物(PFAS)のうち、最も広く用いられている
パーフルオロオクタン酸(PFOA)とパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びそれらの塩と構造異性体を、スーパーファンド法における
有害化学物質に指定する規制案を公表した。
EPA Press release (9/12)
【有機フッ素化合物問題:沖縄県】
9/6 「汚染は明らか」普天間飛行場の隣の小学校で有機フッ素化合物 裏門付近の土壌から米国基準値の29倍 (
沖縄タイムス)
9/6 小学校土壌から有害PFOS、米基準の29倍検出 沖縄・普天間第二小で市民調査 (
琉球新報)
人体に有害とされる有機フッ素化合物(PFAS)が、米軍普天間飛行場に隣接する沖縄県宜野湾市立普天間第二小学校内の土壌から高い値で検出されたことが分かった。住民団体「宜野湾ちゅら水会」(宮城優代表)が8月に依頼し実施した調査の結果を明らかにした。
9/6 「子どもの安全確保を」普天間第二小の土壌からPFOS、住民らが行政に詳細調査を要望 (
琉球新報)
9/6 【識者談話】基地内の立ち入り調査、国は米国に働き掛けを 普天間第二小土壌から有害PFOS 原田浩二・京都大准教授 (
琉球新報)
9/8 宜野湾市、健康影響「極めて少ない」 普天間第二小の土壌からPFAS検出受け試算発表 沖縄 (
琉球新報)
市民団体「宜野湾ちゅら水会」による普天間第二小学校での有機フッ素化合物(PFAS)土壌調査で高濃度の数値が検出されたことを受け、宜野湾市の松川正則市長は7日記者会見を開き、「普天間第二小学校の児童の安心、安全な教育環境を最優先に対応したい」と語った。
9/9 来月、地下水追加調査へ 宮古島市/農薬検出との指摘受け (
宮古毎日新聞)
宮古島地下水研究会が島内の水道水と地下水から複数の化学農薬成分を検出したとの調査結果を発表したことを受け、市は10月に9カ所で地下水モニタリング調査を行う。また別途、市上野の自衛隊駐屯地周辺の井戸4カ所でPFOSの水質調査も実施する。
9/9 沖縄の「水の汚染」 高濃度の有害物質検出も…調査に地位協定の壁 (
毎日新聞)
沖縄県で近年、米軍基地周辺の河川や湧き水から高濃度の有害物質が検出され、問題となっている。生活に直結する「水の汚染」に住民の不安は募るが、原因を突き止めるための基地内の調査は、基地の管理権を米軍に認めた日米地位協定が壁になって実現していない。
9/9 軍の電子メール:「高い確率」カデナ空軍基地はPFAS汚染の源で、海兵隊は、飲用水データの隠蔽を命令 (
TimesNewswire)
9/10 水は安全か「シャワーも怖い」 PFAS汚染、市民任せの調査に疑問 沖縄知事選に住民が望むこと (
沖縄タイムス)
県内では米軍基地周辺の湧き水や河川、土壌などからPFASの検出が相次いでいる。基地が汚染源とみて、県は日米両政府に基地内の立ち入り調査を複数回求めてきたが実現せず、特定できていない。
9/15 空自那覇基地内のPFOSが指針超え 基地内の水路で検出 (
琉球新報)
航空自衛隊那覇基地が7月に基地内の水路で実施した水質調査で、PFOS、PFOAの合計値は下流で水1リットル当たり158.7ナノグラムだった。環境省の暫定指針値(水1リットル当たり50ナノグラム)を上回った。
9/15 普天間第二小のPFAS調査求め市民団体が要請 (
琉球朝日放送)
9/16 米軍普天間飛行場周辺のボーリング調査に普天間第二小も追加を PFAS問題、市民団体が宜野湾市教委に要請書 (
琉球新報)
市民団体「宜野湾ちゅら水会」などは15日、宜野湾市教育委員会を訪れ、県が実施中の米軍普天間飛行場周辺のボーリング調査に普天間第二小学校の追加を求める要請書を提出した。県は有害性が指摘される有機フッ素化合物の汚染源特定のために、9月上旬から市内5カ所で掘削調査を開始している。
9/16 PFASの土壌調査を検討 玉城沖縄知事、米軍普天間飛行場周辺での検出巡り (
琉球新報)
米軍普天間飛行場周辺で土壌から高い値のPFASが検出されている問題を巡り、玉城デニー知事は定例会見で「調査の実施に向け、調査地点の選定や調査手法など現在検討・調整している」と述べ、行政として土壌調査を進める考えを示した。
9/16 PFAS低減を図る活性炭の投入が完了しました (金武町)
9/19 小学校で毒物が検出された後で血液検査結果は公開 (
TimesNewswire)
9/25 学校敷地から化学物質PFOS 沖縄米軍基地に隣接 米基準の29倍 (
朝日新聞)
沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)に隣接する小学校敷地内の土壌から、PFOSが高い値で検出された。対策が先行する米国内の「汚染リスクが潜む可能性」とされる値の約29倍で、専門家は「自然界ではありえない値。
9/26 嘉手納司令官、沖縄県が求める基地立ち入り言及せず PFOSや相次ぐ事件事故への見解も (
琉球新報)
米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)を運用する空軍第18航空団司令官デイビッド・エグリン准将が共同通信の単独インタビューに応じた。
【有機フッ素化合物問題:神奈川県】
9/12 米海軍横須賀基地で有害物質再度指針超え 対策へ (
NHK)
横須賀市にあるアメリカ海軍の基地の排水から、有害性が指摘されている有機フッ素化合物が、ことし5月に続いて7月にも、国の指針値を超えて検出されたことがわかりました。アメリカ軍は有害物質を吸着するフィルターの設置といった対策を取るとしています。
9/12 有害物質、再検査でも検出 米軍横須賀基地排水 市長抗議 (
神奈川新聞)
米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)排水処理場の排水から「PFOS」「PFOA」が検出された問題で、横須賀市は12日、米軍の再調査でも暫定目標値を超える有機フッ素化合物が検出されたと発表した。有機フッ素化合物は海に排出されており、同市の上地克明市長は「(流出の)常態化と受け止めざるを得ない」と米軍に抗議した。
横須賀市 報道発表資料(9/12)
9/13 米軍基地 有害物質が再度流出 横須賀市長は常態化懸念 (
東京新聞)
9/13 米海軍横須賀基地の有害物質、再度検出 米調査で暫定目標値以上の値 (
朝日新聞)
9/13 横須賀基地 米再調査も基準値超 排水内有害物質 /かながわ (
毎日新聞)
9/16 有機フッ素化合物問題 座間市が地下水などの独自調査開始 (
神奈川新聞)
9/27 米海軍厚木基地で泡消火薬剤噴出 神奈川県が再発防止要請 (
神奈川新聞)
9/27 横須賀米軍基地の排水有害物質問題 市民団体が市に要請書 (
神奈川新聞)
9/28 泡消火薬剤、米軍厚木基地外に流出か 有害物質含有は不明 (
神奈川新聞)
在日米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)で飛行場の駐機場所に泡消火薬剤が放出された問題で、基地内を流れる蓼川に同薬剤が流出していたことが分かった。神奈川県は下流域の基地外部に流出した可能性があるとしている。「PFOS」「PFOA」が含まれているかや、流出量は不明。
9/29 米軍厚木基地の泡消火薬剤に有害物質 下流域に流出か (
神奈川新聞)
在日米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)で格納庫から駐機場所に泡消火薬剤が放出された問題で、県は29日、同薬剤に「PFOS」「PFOA」などが含まれていたと発表した。同薬剤は基地内を流れる蓼川に流出しており、県は下流域の基地外部に流出した可能性があるとしている。
9/30 有機フッ素化合物問題 座間市議会が解明求める意見書可決 (
神奈川新聞)
9/30 厚木基地内の川に泡消火剤、流出 発がん性指摘の有害物質含む (
毎日新聞)
神奈川県は29日、米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)から、発がん性も指摘される有機フッ素化合物「PFOS」を含んだ泡消火薬剤が、基地内を流れる蓼川に流出したと発表した。防衛省から28日夜に県側へ情報提供があった。流出量は不明という。
9/30 横須賀米海軍基地で検出の有害物質 日本の指針の約172倍に (
NHK)
神奈川県横須賀市にあるアメリカ海軍の基地の排水から、有害性が指摘されている有機フッ素化合物がことし5月と7月に検出されています。アメリカ軍が改めて調べたところ、これまでの数値を大きく上回る日本の指針の172倍の濃度で検出されたことがわかりました。
9/30 米海軍横須賀基地排水の有害フッ素、目標値171倍超検出 (
神奈川新聞)
米海軍横須賀基地(横須賀市)排水処理場の排水から「PFOS」「PFOA」が検出された問題で、横須賀市は30日、米軍の3度目の検査で日本の暫定目標値の171倍という高濃度の有機フッ素化合物が検出されたと発表した。原因は特定されておらず、上地克明市長は、米軍の排水の即時停止と国による立ち入り検査実施を求めた。
横須賀市 報道発表資料(9/30)
【KBツヅキPCB含有油流出@高知県】
9/2 用水路に流出の絶縁油からPCB検出 “触らないで” 南国市 (
NHK)
8月、南国市にある紡績会社の工場跡地から絶縁用の油が近くの用水路に流出した問題で、この油にPCBが含まれていたことがわかりました。南国市によりますと、これまでに人体への被害は確認されていないということですが、市は用水路に油が浮いていても触れないよう呼びかけています。
KBツヅキ(株) 重要なお知らせ(9/2)[PDF]
9/28 工場跡地からPCB含む油流出で住民説明会「農家が安心できる結果を早急に」企業は謝罪【高知】 (
高知さんさんテレビ)
9/28 高知・南国市の紡績工場跡地 低濃度PCB油流出問題受け 住民説明会で謝罪 (
TBS NEWS DIG)
9/30 PCB含有油が流出 工場跡地から 南国 (
朝日新聞)
南国市で8月下旬に紡績会社のKBツヅキ高知工場跡地からPCBが含まれる油が用水路に流入するトラブルがあり、27日、同社が住民説明会を開いて謝罪した。県などの水質調査ではPCBは検出されなかったが、モニタリング調査を続けていくという。
KBツヅキ(株)
【三菱ふそうPCB含有廃棄物紛失@熊本県】
9/8 「なぜ?」三菱ふそうの販売会社がPCBを含んだ有害廃棄物を紛失 「思い込み」で誤った業者に渡し所在不明に (
TBS NEWS DIG)
三菱ふそうの販売会社が人体に有害な物質を含む廃棄物 43台を紛失したことを明らかにしました。
9/8 トラック・バス販売会社 有害物質PCBを含む安定器43台を紛失 【熊本】 (
FNNプライムオンライン)
トラックの販売や整備などを行う『三菱ふそうトラック・バス』は有害物質・PCBを含む安定器43台を紛失したと8日発表しました。この安定器は、会社の天草サービスセンターにあった水銀灯をLEDに変更した際の廃棄物だったということです。
9/8 ポリ塩化ビフェニル廃棄物の紛失 県が三菱ふそうに改善勧告 (
NHK)
熊本県はPCBの廃棄物を誤った配送業者に渡して紛失したとして「三菱ふそうトラック・バス」に対して改善勧告を出しました。
9/8 三菱ふそう、有害廃棄物を誤廃棄 140kg不明、熊本県が指導 (
毎日新聞)
三菱ふそうトラック・バス(川崎市)は8日、車両の整備・点検をしている「天草サービスセンター」(熊本県天草市)で、保管していたPCBを含む廃棄物約140キロを正規の手続きを踏まず誤って別の業者に引き渡したと発表した。廃棄物の行方は現在も不明で、熊本県が書面で行政指導した。
【福島PCB廃棄物の室蘭搬入】
9/5 PCB、無害化処理が終了 残りかすを福島へ搬出 (
共同通信[47NEWS])
東京電力福島第1原発周辺で保管されていた人体に有害な高濃度のPCBを含む廃棄物について、環境省は5日、北海道室蘭市で無害化処理を終え、処理後の金属や油などを福島県内の仮置き場に向け全て搬出した。
9/5 福島からの高濃度PCB廃棄物の無害化作業すべて終了 環境省 (
NHK)
原発事故が起きた福島県の特定の地域にあった高濃度PCB廃棄物をめぐり、環境省は、8月から室蘭市の処理施設で行ってきた無害化するための作業がすべて終了したと発表しました。周辺の放射線量に目立った変化はなく、安全に処理が行われたとしています。
9/5 福島PCB、室蘭からの搬出作業終了 環境省 (
北海道新聞)
環境省は5日、東京電力福島第1原発の周辺地域にある、人体に有害な高濃度PCB廃棄物について、室蘭市内で無害化した処理済み廃棄物を福島県に搬出する作業を終えた。
9/5 福島県の原発事故周辺地域で出た「PCB廃棄物」 室蘭市で”無害化”処理終わる (
HTB北海道ニュース)
9/5 PCB、無害化処理が終了 (
西日本新聞)
9/5 PCB、福島へ搬出完了 室蘭への再搬入なし明言せず 環境省「今の時点で言えない」 (
北海道新聞)
東京電力福島第1原発周辺地域にある、人体に有害な高濃度PCB廃棄物の無害化と搬出の全作業が終了した5日、環境省は原発周辺で新たなPCB廃棄物は見つかっていないとしながらも、新たに見つかった場合に再び室蘭市で処理する可能性については明言を避けた。
【カネミ油症】
9/4 カネミ油症、症状あるのに救済進まず 法施行10年「見捨てられた気持ち」 (
西日本新聞)
「カネミ油症」の被害者救済法が施行されて5日で10年となる。患者認定の基準が68年当時の同居家族に拡大されたが、近年はこの要件による新たな認定は年間数人ほどと頭打ちに。
9/5 「本格救済、まだ見えず」 カネミ油症・法施行10年で五島の被害者 未認定者や次世代、課題多く (
長崎新聞)
カネミ油症被害者の救済法が2012年に施行されて5日で10年。健康被害に苦しむ人々が数多くいる一方、いまだに油症認定の基準は厳しく、医療補償も十分ではない。長崎県内で最も被害が広まった五島市の被害者2人に法施行後を振り返ってもらい、山積する課題について聞いた。
9/20 カネミ油症と古木武次さん (
長崎新聞)
厚生労働省 カネミ油症について~正しく知る。温かく支える。~
長崎新聞 カネミ油症を追う
9/23 ダイオキシン類の量 排ガス基準値超 7月、浜松の西部清掃工場 (
静岡新聞)
浜松市は22日、西部清掃工場(西区)の排ガスに含まれるダイオキシン類の量が77月の測定時、ダイオキシン類対策特別措置法の基準値を超えて不適合だったと発表した。
9/23 ゼロリスク信仰とは何か1後編:ダイオキシン問題から紐解く「リスクマネジメント」と「ゼロリスク」の大きな違い (
現代ビジネス)
ゼロリスク信仰とは何か1前編:狂牛病は18万頭で被害者200人弱…「ゼロリスク」騒動は無限に繰り返されるのか
ゼロリスク信仰とは何か2:「弱者の前でリスクがないと言えるのか」ゼロリスク信仰を生むメディアの構造的問題
9/27 令和3年度大気中水銀バックグラウンド濃度等のモニタリング調査結果を公表 環境省 (
環境展望台)
環境省は、令和3年度大気中水銀バックグラウンド濃度等のモニタリング調査結果を公表した。同省では、国内の発生源による影響を直接受けにくい地点(バックグラウンド地点)である沖縄県辺戸岬及び秋田県男鹿半島において、水銀の大気中濃度等のモニタリング調査を実施している。
環境省 報道発表資料(9/27)