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2022年(令和4年)7月


7/1 横須賀市の米海軍基地から国の示す値超える有機フッ素化合物 (NHK)
7/1 米軍横須賀基地の排水から有害物質検出 海に流出の可能性 (神奈川新聞)
 横須賀市は1日、米海軍横須賀基地の排水処理場の排水から、環境省の暫定目標値を上回る有害な有機フッ素化合物「PFOS」「PFOA」が検出されたと、国から情報提供を受けたと発表した。排水は横須賀港に流れ出た可能性が高く、現時点で健康被害は確認されていない。
 横須賀市 報道発表資料(7/1) 

7/2 米軍基地の排水処理場に「泡」 汚染水が横須賀港に流出か (毎日新聞)
7/2 米海軍横須賀基地から、人体に有害なフッ素化合物が流出か…泡消火剤に使用 (読売新聞)

7/4 米海軍横須賀基地、有機フッ素化合物流出 目標値の2倍超 (神奈川新聞)
7/5 米軍横須賀基地 排水内化学物質、国目標値の2倍 /神奈川 (毎日新聞)
 米海軍横須賀基地で発がん性も指摘される化学物質が検出された問題で、横須賀市は4日、PFOSとPFOAの合算値は国の暫定目標値の約2倍だったと発表した。
 横須賀市 報道発表資料(7/4) 

7/12 PFAS摂取、破傷風に影響 米国が厳格化した理由 県議会で答弁 (琉球新報)
 米環境保護庁(EPA)がPFASに関する摂取基準を厳格化した件で、同庁が厳格化の根拠として子どもの破傷風・ジフテリアワクチン接種効果への影響を挙げていた。

7/12 水道事業連絡会議 北谷浄水場のPFAS数値下がる (琉球朝日放送)
 北谷浄水場や水源から高濃度のPFOSなどが検出された問題で、県企業局は浄水場での数値が2022年5月末時点で国の環境基準の暫定指針値を大きく下回っていることを明らかにしました。
 沖縄県企業局

7/12 在沖縄米軍基地周辺の地下水から使用禁止物質、20種類検出 (毎日新聞)
7/12 国内で使用制限の化学物質を検出 沖縄、返還予定の米軍基地周辺から (朝日新聞)
7/13 米軍基地周辺の水質調査 使用禁止の化学物質19種類検出 (NHK)
7/13 米軍基地周辺の地下水から禁止化学物質 (琉球朝日放送)
7/13 使用禁止の20物質を検出 沖縄県調査 米軍基地周辺の地下水 (沖縄タイムス)
7/13 地下水に禁止物質20種類 嘉手納より南の米軍基地周辺 弾薬に使用される成分も検出 (琉球新報)
 沖縄県環境部環境保全課は12日、米軍嘉手納基地より南の返還予定地周辺の地下水から、有機フッ素化合物のPFOS・PFOAやDDTなど国内で使用が禁止されている化学物質が延べ20種類、弾薬などに使われる成分1種類が検出されたと発表した。
 沖縄県 報道発表資料(7/12) 

7/15 横須賀基地から有害物質 市民団体「市は立ち入り調査を」 (神奈川新聞)
7/15 有害物質検出で基地内調査要請 横須賀市に市民団体 /神奈川 (毎日新聞)
 米海軍横須賀基地でPFOSとPFOAが検出された問題で、15の市民団体と漁業関係者1人が14日、横須賀市に対して原因や流入経路の特定を求めたうえ、市が参加する形で国による基地内への立ち入り調査を実施することを要請した。

7/17 PFOA 規制強化へ 環境省審議会 第1種指定を答申 (沖縄タイムス)
 環境省の中央環境審議会はこのほど、PFOA関連物質について、化学物質審査・製造規制法に規定する第1種特定化学物質に指定するよう環境相に答申した。泡消火剤などに同物質が使用されている場合に、輸入を禁止する製品一覧も併せて答申。
 環境省 報道発表資料(7/7) 

7/18 PFOS対策を実施するよう国に要請 (琉球朝日放送)
 15日、池田副知事はアメリカの環境保護庁がPFOSなどの健康勧告値を厳格化する方針を示したことを受け、日本でも今後の対応方針を定めることなどを国に要請しました。

7/18 PFAS問題 金武町で住民血液検査 (琉球朝日放送)
 PFASによる水道水や地下水が汚染されている問題で、16日、金武町で市民団体が血液検査を実施しました。

7/22 普天間飛行場周辺の水質、5カ所で掘削へ 沖縄県がPFAS調査 (琉球新報)
 PFASが米軍基地周辺の河川、湧き水などから検出されている問題で、県環境部環境保全課は20日、2022年度の第1回専門家会議を開き、普天間飛行場周辺でのボーリング調査を5カ所で実施することを決めた。

7/23 指針値の7万4千倍を検出 海自那覇基地で有機フッ素化合物 沖縄県内の消火水槽20カ所で超過 (沖縄タイムス)
7/23 国内48の自衛隊施設で基準値を超えるPFAS検出 防衛省が調査公表、検出を正式に認める 海自那覇基地は7万倍 (琉球新報)
 防衛省は22日、全国の自衛隊施設の消火用水槽で実施したPFASの調査結果を公表した。航空自衛隊那覇基地(那覇市)、海上自衛隊那覇航空基地(同)、空自知念分屯基地(南城市)を含む国内48施設で、環境に関する国の暫定指針値を超える値が検出されていたことを正式に認めた。海自那覇航空基地では最大約7万倍のPFASが検出された。
 防衛省 報道資料(7/22)[PDF] 

7/25 住民の血中濃度調査が終了 PFAS問題で沖縄6市町村387人 結果は9月に公表 (沖縄タイムス)
 米軍基地周辺の河川や湧き水、北谷浄水場の飲料水などからPFASが検出されている問題で、「有機フッ素化合物PFAS汚染から市民の生命を守る連絡会」が、沖縄県内6市町村の住民を対象にした血中濃度調査が23日で終了した。調査結果の概要は早ければ9月上旬に公表される予定。

7/26 目達原駐屯地で基準超過 有機フッ素化合物、消化用水槽3カ所 (佐賀新聞)
 防衛省は、全国の自衛隊施設にある消火用水槽229カ所の水質を調査し、陸上自衛隊目達原駐屯地(神埼郡吉野ヶ里町)の3カ所を含む125カ所で、国の暫定目標値を超えるPFOSとPFOAが検出されたと発表した。

7/26 防衛相「適切に管理されている」 全国各地の自衛隊でPFAS汚染を確認も追加調査は否定 汚染原因も特定至らず (琉球新報)
 全国の自衛隊施設の多くの消火用水槽から高濃度のPFASが検出された調査結果について、岸信夫防衛相は26日の記者会見で「調査対象の水は適切に管理されている。現時点で(追加の)調査は考えていない」と述べ、追加調査の必要性を否定した。

7/26 PFOSなど検出原因「特定できず」 自衛隊施設の水質調査 岸防衛相が会見 旧統一教会との関係も言及 (沖縄タイムス)

7/27 琉球新報ラジオ部 【解説】米国、有害PFOSとPFOAの基準厳しく 毒性を重く評価「以前より低い値で健康に悪影響」 (琉球新報)


7/14 汚染蓄積で猫に悪影響 エサやハウスダストに含有、疾病との関連注目 野見山准教授ら調査 愛媛大 /愛媛 (毎日新聞)
7/15 ペットネコ、エサなどからの化学物質暴露で健康を害する可能性 愛媛大が指摘 (マイナビニュース)
7/14 PCBs等がネコの健康バランスを崩している 愛媛大など (環境展望台)
 愛媛大学と北海道大学の共同研究チームは、ポリ塩化ビフェニル(PCBs)等によるペット動物の健康影響について新たな知見を発表した。
 愛媛大学プレスリリース(7/14) 

7/15 ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法の違反に対する行政処分について (兵庫県)

7/16 PCB廃棄物、室蘭への搬入8月9日 2週間かけ無害化 (北海道新聞)
 東京電力福島第1原発周辺地域にある高濃度PCB廃棄物について、室蘭市内の処理施設への搬入を8月9日に行うことが15日、道の関係者への取材で分かった。

7/17 福島PCB受け入れ 室蘭市、説明会開催の有無触れず 市民団体が批判 (北海道新聞)
 東京電力福島第1原発周辺の高濃度PCB廃棄物を室蘭市で処理する環境省の計画を巡り、室蘭市の市民団体「原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会」は16日、市内で報告会を開いた。
  原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会 

7/21 福島原発事故周辺で出たPCB廃棄物を室蘭で処理へ (北海道テレビ)
7/22 福島の高濃度PCB廃棄物 室蘭市で来月9日に処理開始の方針 (NHK)
7/22 室蘭市民の不安拭えぬまま 福島PCB、環境省が8月9日搬入表明 道と市、現地で安全性確認 (北海道新聞)
 環境省は21日、東京電力福島第1原発周辺地域にある人体に有害な高濃度PCB廃棄物を来月9日、室蘭市の中間貯蔵・環境安全事業(JESCO)北海道PCB処理事業所(仲町)へ搬入するスケジュールを明らかにした。

【カネミ油症】
7/8 カネミ油症、子や孫に検診…基準改定議論へデータ収集 (読売新聞)
 カネミ油症問題を巡り、10日から各地で順次、認定患者の子や孫ら次世代の健康状態を調べる検診が始まる。全国油症治療研究班(事務局・九州大)は検診で客観的データを集め、診断基準の改定に見合う科学的根拠があるか議論し、国に答申する方針。
 九州大学病院 油症ダイオキシン研究診療センター 

7/13 「何も異常なければ…」 カネミ油症次世代 五島で検診、認定基準見直し求め涙 (長崎新聞)
 カネミ油症事件の被害者の健康状態を調べる長崎県の本年度油症検診は12日までの3日間、五島市内であり、認定患者の子(2世)や孫(3世)ら健康影響の可能性が指摘される次世代の人たちも受診した。

 厚生労働省 カネミ油症について~正しく知る。温かく支える。~ 
    長崎新聞 カネミ油症を追う 

【低濃度PCB廃棄物 無害化処理の環境大臣認定】
7/21 低濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物の無害化処理の認定申請について(株式会社かんでんエンジニアリング)


7/19 沖縄で枯れ葉剤がどう使われたのか 米上院軍事委が調査を要求 法案に文言反映されず「事態を注視する」 (沖縄タイムス)
 米上院軍事委員会が作成した国防権限法案の草案に、沖縄における枯れ葉剤の使用履歴に関する調査結果を同委員会に報告するよう国防長官に命じる文言が盛り込まれていたことが分かった。同草案の文言は法案には反映されなかったものの、国防予算を編成する同委員会が問題の重要性を認識していたことを示している。

7/25 令和3年度ダイオキシン類環境調査結果 
 愛媛県 報道発表資料(7/25) 

7/21 猛毒ダイオキシン含む除草剤 林野庁、鹿児島・湧水で埋設位置調査へ 撤去念頭、近隣での観光・地熱施設開発受け (南日本新聞)
 全国の国有林にダイオキシンを含む除草剤が半世紀前から埋設されている問題で、林野庁は20日、鹿児島県内の所在5市町のうち湧水町で埋設位置を特定するための調査を本年度中に実施すると明らかにした。埋められた場所の近くで民間業者が地熱発電所や観光施設の整備を予定しており、撤去を念頭に先行し進める。


7/15 千葉大と国環研など、妊婦の血中元素濃度と新生児の出生時の体格について報告(エコチル調査) (環境展望台)
 エコチル調査千葉ユニットセンター、千葉大学予防医学センター 高谷具純助教らの研究チームは、国立環境研究所と共同で、エコチル調査の約94,000人の妊婦の血液と医療記録による調査データを用いて、妊婦の血中元素(鉛、カドミウム、水銀、マンガン、セレン)濃度と新生児の出生時の体格との関連について解析を行った。その結果、出生時の体重、身長、頭囲、胸囲のいずれについても、鉛は成長を抑制する方向の関連が最も強く、マンガンは成長を促進する方向の関連が見られた。
 千葉大学ニュース・イベント情報(7/15) 
    国立環境研究所 報道発表(7/15)