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2022年(令和4年)5月
5/7 水道水安全確保 沖縄県企業局に北谷町長が要請 (
琉球新報)
北谷町の渡久地政志町長は6日、県企業局の松田了局長を訪ね、水道水の安全確保に関する要請を行った。県企業局が管理する北谷浄水場を巡っては、水源である米軍基地内の嘉手納井戸群からPFOSなどが検出されている。
5/18 水道水のPFAS濃度 全国の浄水場で2番目に高い沖縄 国は原因を調査せず 識者「最新の知見で対処すべき」 (
沖縄タイムス)
2020年度に厚生労働省が全国の浄水場で水道水に含まれているPFASを調べた結果、沖縄県企業局の北谷浄水場で検出された値が、全国で2番目に高いことが17日までに分かった。国の暫定目標値(1リットル当たり50ナノグラム)は下回っており人体に影響はないとされるが、水道法による同目標値の順守義務や検査義務はなく、厚労省は現時点で原因を調査していない。
5/19 PFAS、北谷浄水場が全国2番目 20年度23ナノグラム 厚労省調査 (
琉球新報)
厚生労働省が2019年度と20年度に行った水道水に含まれるPFASの調査で、北谷浄水場の値がいずれも全国的に高かったことが18日までに分かった。国の暫定目標値を超えていないが、市民団体は「本来、ゼロでなければならない」と指摘している。
厚生労働省 水道水質データ
5/19 基地由来の可能性が濃厚 それでも関係性証明できない理由は 北谷浄水所で検出される有機フッ素化合物 (
沖縄タイムス)
北谷浄水場で検出されるPFASの値は、米軍嘉手納基地内を流れる大工廻川と合流する比謝川から取水した時期に、高くなる傾向がある。大工廻川は昨年度もPFOSとPFOAの合計値で1リットル当たり約1000ナノグラムが検出され、比謝川周辺からも275ナノグラムと国の暫定目標値を超える値を計測した。
5/19 浄化処理したのに有機フッ素化合物の値が上昇 検査51回で40回 逆転現象の理由は 沖縄・北谷浄水場 (
沖縄タイムス)
水道水を供給する沖縄県管理の北谷浄水場で、水に含まれるPFASを浄化処理した後に、PFASの値が増える逆転現象が頻発していることが18日、分かった。直近の2021年度は、51回調べたうち40回で浄水の値が高かった。
5/20 「水生生物に影響する可能性がある」新消火剤を再試験 嘉手納基地で 米軍「有機フッ素化合物を含まない」 (
沖縄タイムス)
米軍嘉手納基地は19日、同基地内の格納庫で消火システムの安全性テストを再度実施したと取材に明らかにした。有機フッ素化合物PFOSやPFOAを含まない泡消火剤を使ったとしている。分量や製品名は明らかにしていない。
5/26 PFAS血中濃度調査へ 市民団体、県内6市町村400人対象 京大が協力 (
沖縄タイムス)
米軍基地周辺の河川や北谷浄水場の飲料水などから、PFASが検出されている問題で「有機フッ素化合物汚染から市民の生命を守る連絡会」が、住民の血中濃度を調査することが25日、分かった。京都大学の協力を得て、6月中にも県内6市町村の住民計350~400人を対象に調べる。市民団体による大規模な調査は、県内では初めてとなる。
有機フッ素化合物(PFAS)汚染から市民の生命を守る連絡会
5/31 高機能炭で1ナノグラム未満に 沖縄・北谷浄水場 PFASで企業局説明 (
琉球新報)
PFASが北谷浄水場の浄水から検出されている問題で、県企業局は30日、高機能粒状活性炭を導入した吸着池で処理した浄水から検出されるPFASの値が、1リットル当たり1ナノグラム未満まで低減されていることを明らかにした。
5/31 首相「毒性の評価、もう一度確認が必要」 基地周辺PFAS 国による血液検査は明言せず (
琉球新報)
岸田文雄首相は30日の参院予算委員会で、普天間飛行場など米軍基地周辺の水道水などから高い値で検出されているPFASについて「毒性の評価について最新の科学的知見をもう一度確認しなければならない」と慎重な構えを見せた。住民を対象とした血液検査について政府として実施するか否かについて問われ「何が必要か検討する」と明言を避けた。
5/17 PCB処理、来月にも再開 環境省方針 安全性を確認次第 /福岡 (
毎日新聞)
PCBを含む廃棄物の無害化処理を巡り、有識者や住民代表らでつくるPCB処理監視会議が16日に小倉北区内であり、国は安全性が確認されれば6月にも処理を再開する方針を明らかにした。
5/27 室蘭での福島PCB処理8月中に終了へ 蓄電器30台、安定器など1500台 2週間かけ無害化 (
北海道新聞)
東京電力福島第1原発周辺地域の高濃度PCB廃棄物を室蘭市内の施設に持ち込む環境省の計画について、無害化処理は8月中に終了する見通しであることが、関係者への取材で分かった。搬入予定のPCB廃棄物は、コンデンサー約30台、安定器など約1500台を8月上旬に持ち込み、約2週間で処理するという。
5/31 PCB含む廃棄物処理期間、2年延長 政府、基本計画を改定 (
毎日新聞)
政府は5月31日の閣議で、PCBを含む廃棄物の処理方針を定めた基本計画を改定した。全国5カ所の施設で進めている処理の完了時期を実質的に最大2年延長する。処理量が想定より増えたためで、環境省が各自治体に延長を要請し、了承を得ていた。
5/31 PCBの無害化処理 北九州市が再開認める (
NHK)
北九州市で行われていた国によるPCBの無害化処理について、市はことし3月末で停止していた処理施設の点検や修繕が終わったことから6月1日から再開することを認めました。
5/31 ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理基本計画の変更等について
環境省 報道発表資料(5/31)
5/29 ダイオキシンが基準値5倍超 倉浜衛生施設組合の焼却炉 助燃バーナー失火で温度低下が原因 (
沖縄タイムス)
沖縄市、宜野湾市、北谷町で構成する倉浜衛生施設組合が管理する一般廃棄物焼却炉1基から国基準値の5倍超のダイオキシン類が検出された問題で、組合の調査の結果、炉内温度を安定させるために補助的に使用している助燃バーナーの失火などが原因だったことが28日までに分かった。
5/30 東播2市2町の広域ごみ処理施設、2カ月遅れで完成式典開催へ ダイオキシン類基準値超過で工期遅延 (
神戸新聞)
兵庫・東播2市2町の広域ごみ処理施設「エコクリーンピアはりま」で、試運転中に発生したダイオキシン類含有量が基準値を超えた問題で、対策を施して数値が改善したため、完成式典が予定より約2カ月遅れの6月4日に開かれる見通しとなった。
5/5 ダイオキシン含む除草剤、全国の山林46か所に埋設のまま…水源近くの例も (
読売新聞)
15道県の計46か所の山林に、半世紀前から猛毒のダイオキシン類を含む除草剤が埋められたままになっている。当時は安全に焼却処理する技術が確立されていなかったためだ。除草剤にはベトナム戦争で、がんや先天性障害などの被害を引き起こしたとされる「枯れ葉剤」と同じ成分が含まれており、林野庁は撤去に向けて検討を始めた。
5/27 除草剤撤去、国が検討 半世紀前、吉野ヶ里町など各地に埋設 本年度ボーリング調査 (
佐賀新聞)
半世紀前に国内各地で埋設処理されていたダイオキシンを含む除草剤に関し、国が撤去に向けた検討を進めている。佐賀県内では、福岡県との県境に近い神埼郡吉野ヶ里町の山中に945キロ分が埋まっている。
5/20 東北大と国環研、水銀ばく露と妊娠糖尿病に関する新知見(エコチル調査) (
環境展望台)
東北大学と国立環境研究所は、妊婦の血液中の水銀濃度が高い場合、「妊娠糖尿病」の発症頻度が高まり、健康影響が生じやすくなると報告した。妊娠糖尿病は、妊娠を機に発症する糖代謝異常で、妊婦自身にも出生児にも悪影響を及ぼす。喫煙や肥満、高年齢での出産などが主な発症要因と見られている。
東北大学 プレスリリース(5/20)
国立環境研究所 報道発表(5/20)
5/27 環境省、土壌汚染対策法の施行状況等に関する調査結果(令和2年度)を公表 (
環境展望台)
環境省は、令和2年度土壌汚染対策法の施行状況等に関する調査結果を公表した。同省では、毎年度、都道府県及び政令市を対象に、土壌汚染対策法の施行状況(都道府県・政令市が把握している土壌汚染の調査・対策事例等)について調査を行っている。
環境省 報道発表資料(5/27)