日本POPsネットワーク > POPs関連ニュース > 2022年1月
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2022年(令和4年)1月


1/5 米軍汚水問題「政府一丸で対応」 地元要望に沖縄北方担当相 (東京新聞)
 沖縄県うるま市などの米陸軍貯油施設から有害な有機フッ素化合物の一種「PFOS」「PFOA」を含む汚水が流出した問題で、西銘恒三郎沖縄北方担当相は5日、基地内の立ち入り調査を求める自治体側に対し「毎日飲む水に不安があってはならない。政府一丸となって対応したい」と応じた。

1/12 消火用水 ため池流出か/米軍三沢 有害物質含む可能性 (東奥日報)
 青森県三沢市は11日、米軍三沢基地内の消火システムから消火用水約760リットルが基地の排水処理施設に流出し、一部が基地外のため池に流れ出た可能性があると発表した。消火用水に、有機フッ素化合物を含んだ泡消火剤が含まれている恐れがあり、市は今後、ため池の水質検査を行う方針。

1/12 姉沼のワカサギ釣り中止 (東奥日報)
 米軍三沢基地から有害物資を含む水が外部に流出した可能性がある問題で、基地近くの姉沼(青森県東北町)でシーズンを迎えた氷上ワカサギ釣りが、12日から中止となっていることが分かった。11日に今季の釣りを解禁したばかりだった。

1/14 三沢市、米軍・消火用水流出で水質調査 (東奥日報)
 米軍三沢基地内の消火システムから有害物資を含む水が外部に流出した可能性がある問題で、青森県三沢市は13日、水が流れ込んだ恐れがある基地外のため池付近と姉沼(東北町)で水質調査を行った。

1/17 有害物質流出の恐れ、釣ったワカサギ「食べないで」 (読売新聞)
 米軍三沢基地から有害物質を含む恐れのある消火水が流出した影響で、中止されていた基地近くの姉沼(東北町)の氷上ワカサギ釣りが15日に再開された。市が発表した。釣ったワカサギを食べないよう注意喚起する看板を設置したという。

1/25 米軍三沢基地の外でPFOS、目標値の2倍 消火用水流出問題で調査 (朝日新聞)
 米軍三沢基地内の消火システムから消火用水約760リットルが流出した問題で、青森県三沢市は、基地外で行った水質調査の結果を明らかにした。2カ所で調査し、そのうち1カ所のサンプルから、PFOSなどの濃度が環境省の暫定目標値(1リットルあたり50ナノグラム以下)の2倍となった。


【カネミ油症】
1/11 カネミ油症 事件発覚から半世紀 昨年3月に認定された五島の男性「未認定者の力になりたい」 (長崎新聞)

 厚生労働省 カネミ油症について~正しく知る。温かく支える。~ 
    長崎新聞 カネミ油症を追う 

【低濃度PCB廃棄物 無害化処理の環境大臣認定】
1/20 低濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物の無害化処理に係る大臣認定について(東芝環境ソリューション株式会社)
1/28 低濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物の無害化処理の認定申請について(九電産業株式会社)


1/7 大気、水質、ダイオキシン、騒音で基準達成できず 20年度の県環境調査 (大分合同新聞)
 大分県環境保全課 お知らせ(12/16) 

1/20 [WEB特集]枯れ葉剤の原料 漏れ出す懸念も 負の遺産をどうする? (NHK)
 「2,4,5-T」は猛毒のダイオキシンを含む化学物質で、ベトナム戦争でアメリカ軍が散布して多くの被害を生んだ 枯れ葉剤の原料になりました。実は、日本各地の森林に今も埋められ、近年相次ぐ豪雨災害などによって、漏れ出すリスクが懸念され始めています。

1/25 国有林に埋設のダイオキシン含む除草剤 音更、本別、清水 (十勝毎日新聞)
 林野庁は、国有林に埋設されている有害のダイオキシンを含む除草剤について、安全に撤去する方法があるか検討を始めた。除草剤は音更、本別、清水の十勝3町を含む全国46カ所に埋設されている。




(一部海外の記事は先月分も掲載することがあります)

12/10 欧州委員会と国連環境計画、汚染ゼロに向けた協力を強化へ (EICネット)
 欧州委員会(EC)と国連環境計画UNEP)は、汚染ゼロに関する政策対話を開催し、汚染を早急に低減するため地球規模で統合的な取組を協力して進めることで合意した。
 EC News (12/10) 

1/13 JAMSTECなど、台風通過直後のプラスチックごみ動態を解明 (環境展望台)
 海洋研究開発機構(JAMSTEC)および国内2大学・海外2大学からなる研究グループは、台風によって大量のプラスチックごみが陸から沿岸域に流入し、それらの多くは僅か3日後に外洋へ流出することを明らかにした。
 JAMSTECプレスリリース(1/13)