日本POPsネットワーク > POPs関連ニュース > 2021年7月
*記事本体へのリンクを可能な限り掲載しています。日付をクリックすると、その記事にジャンプします。
*一部の記事の全文購読には、リンク先サイトでの会員登録(有料または無料)が必要な場合がございます。
*記事は予告なくリンク切れとなることがございますのでご了承ください。
 

2021年(令和3年)7月


追跡「永遠の化学物質PFOS」 (文春オンライン)
7/1 #1:「21世紀の枯れ葉剤にならないといいが…」東京・多摩地区の地下水は汚染されていた
7/1 #2:有害な「有機フッ素化合物」は、横田基地の消火訓練で放出されたのではないか
7/2 #3:横田基地と汚染のモニタリング井戸を結ぶ「一本の矢印」が見つかった
7/2 #4:米軍・横田基地の「PFOS」による地下水汚染はなぜ放置されてきたのか

7/8 「事実だとしたらあり得ない」米軍、PFOS汚水の放出を打診 防衛省は認めぬ方針 (沖縄タイムス)
 米軍が、普天間飛行場の貯水槽にある有機フッ素化合物PFOSを含む汚水を、国の暫定指針値内まで薄めて処理し、周辺の川に放出したいと日本側に伝えていることが7日、分かった。防衛省は放出を認めない方針。
7/8 「いくら薄めても流していいものではない」 PFOS汚水の河川放出で宜野湾市 (沖縄タイムス)

7/9 米軍、安全性を強調 国「処分方法を米側で検討中」 PFOS汚水放出 (沖縄タイムス)
 在沖米海兵隊は8日、米軍普天間飛行場の有機フッ素化合物PFOSなどを含む汚水を下水道へ放出するため、防衛省や環境省と調整していると報道発表した。

7/10 普天間飛行場の地下貯水槽にPFOS汚染水保管 日米で処分を協議 (琉球新報)
 米軍が普天間飛行場内から、有害性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)を含む汚染水を基地外の公共下水施設へ放出する計画を検討していることを巡り、普天間飛行場内の地下貯水槽でPFOSを含む水を保管していることが9日、分かった。

7/13 米軍PFOS流出に抗議 沖縄県議会、再発防止求める (琉球新報)

7/13 普天間基地PFOS汚染水の下水放出 財政的負担が理由 米海兵隊が説明 (沖縄テレビ放送)
 アメリカ海兵隊が普天間基地で保管している有機フッ素化合物PFOSを含む汚染水を下水道へ放出することを計画していることを受け、県や宜野湾市が基地を訪れ海兵隊の説明を受けました。海兵隊は財政的な負担を理由に放出したいと説明したということです。

7/13 米軍、沖縄で汚染水放出検討 薄めると説明も…地元懸念 (朝日新聞)
 沖縄の米軍が、発がん性が疑われる有機フッ素化合物PFOSを含む汚染水を基地の外に流す計画を立てていることが関係者への取材でわかった。米軍は、汚染濃度を「飲料水レベルまで下げて下水道に流す」と説明するが、専門家は「放出量も不明で、安全性に懸念がある」と指摘している。

7/19 PFOS含む汚水を下水道に 米軍の放出計画 1度認めれば「常態化」への警戒感も (沖縄タイムス)
 米軍普天間飛行場内に保管されている有機フッ素化合物PFOSを含む汚水を下水道へ放出する計画を巡り、政府は慎重に対応方針の検討を続ける。一方、流出事故という最悪の事態を避けたい米軍からは、台風シーズン本格化前に処理を進めたいとの思惑が透ける。

7/19 普天間基地で保管のPFOS汚染水 県がサンプリング (琉球朝日放送)
7/19 PFOS下水放出問題 県などが基地で採水 (RBC琉球放送)
 アメリカ軍が普天間基地で保管している有機フッ素化合物=PFOSを含む汚水を下水道に流すことを検討している問題で、県などは19日、現地でPFOSを含む汚水を処理したあとの水のサンプリングを行いました。

7/30 米軍のPFOS汚水放出意向「あまりに無責任」 地元市議会が抗議の決議 (沖縄タイムス)


7/21 福島のPCB処理に懸念相次ぐ 室蘭で初の住民説明会 (北海道新聞)
 環境省は20日、東京電力福島第1原発事故に伴う汚染廃棄物対策地域の高濃度PCB廃棄物を室蘭市内で処理する計画に関する初の住民説明会を室蘭市内で開いた。同省は放射性物質に関する安全基準を順守すると説明したが、住民からは懸念の声が噴出した。

7/21 「なぜ室蘭」「放射能の影響は」 福島PCB廃棄物処理で説明会 (北海道新聞)
 環境省が20日に室蘭市内で開いた、東京電力福島第1原発周辺地域の高濃度PCB廃棄物を室蘭市内で処理する計画に関する住民説明会は、会場の定員を当初より増やして約90人が参加し、住民の関心の高さを示した。同省は安全とする放射線量や搬入方法などについて説明した。
 環境省「福島県対策地域内の高濃度PCB廃棄物の処理方針に関する住民説明会について」 


7/1 新潟県、ダイオキシン類環境調査結果(令和2年度)を公表 (環境展望台)
 新潟県は、令和2年度のダイオキシン類環境調査の結果を公表した。公共用水域の水質について、庄瀬橋(信濃川、新潟市)など8地点で環境基準を超過した。同地点については、調査を実施した3者が、それぞれ監視を継続しているという。
 新潟県 報道発表資料(7/1)




7/2 アメリカ海洋大気庁、海洋マイクロプラスチック全球データベースを開設 (環境展望台)
 アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、世界の海洋のマイクロプラスチック汚染状況に関するデータを集約したデータベースを開設したと発表した。近年、海洋プラスチックごみの生態系や社会・経済に及ぼす影響が懸念されているが、海洋への流出・拡散過程や量に関する情報を統合して提供するデータベースはなかった。
 NCEI News (7/2)