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2021年(令和3年)3月


3/2 空自那覇基地から流出の泡消火剤 製造元資料に「危険」の表示 呼吸器や皮膚などに有害性 (琉球新報)
 航空自衛隊が2月26日に那覇基地で泡消火剤を流出させた問題で、空自は「毒性や損傷性はほとんどない」と広報したが、この泡消火剤について製造元が発行している資料には、呼吸器や心臓、中枢神経、皮膚への有害性を挙げ「危険」と記されていることが1日、分かった。

3/5 アメリカ環境保護庁、フッ素樹脂容器からのPFAS汚染を示す試験データを発表 (環境展望台)
 アメリカ環境保護庁(EPA)は、蚊の駆除剤の保管に使われるフッ素樹脂容器から検出された「ペルフルオロアルキル酸およびポリフルオロアルキル酸(PFAS)」に関する新たな試験データを公開した。2020年12月~2021年1月にかけて、駆除剤の保管・輸送に使用されるフッ素ガスコーティング容器(HDPE)を調査し、容器のフッ素化工程の化学反応によりPFASが形成され、それが駆除剤に溶出した可能性が高いことを確認した。
 EPA News release (3/5) 

連載:永遠の化学物質 (朝日新聞)
 ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とペルフルオロオクタン酸(PFOA)に代表される有機フッ素化合物は自然界でほぼ分解されず、人体や環境中に長く残るため「フォーエバー・ケミカル(永遠の化学物質)」と呼ばれる。国連のストックホルム条約会議で製造・使用が原則禁止されている。日本でもPFOSは2010年に法律で製造・使用が原則禁止された。PFOAは今春規制される見通し。
3/27 「心配ない」と言われたが 血液から30倍の化学物質
3/28 工場内に高濃度の地下水汚染 議事録ににじむ苦闘の跡
3/29 私の体内に化学物質が…2人の孫と娘の顔がよぎった
3/30 化学物質の調査、押しつけ合い 小泉環境相に直訴した


3/10 高濃度PCB機器、処分期限迫る 中小・小規模事業者はこの9項目をチェック (環境ビジネスオンライン)
 経済産業省は3月4日、中小企業・小規模事業者に向け、高濃度PCB機器の有無の確認と早期処理への協力を呼びかけた。今回、過去の高濃度PCB機器の発見事例を踏まえ、事業者向けに9項目のチェックリストを作成し公表した。
 経済産業省 新着情報 (3/4)

3/11 PCB含む変圧器、四日市市が誤処分 (中日新聞)
 四日市市は10日、人体に有害なPCBを含む変圧器を誤って処分したと発表した。

3/12 PCB廃棄物を紛失 小城市の農家 (佐賀新聞)
 佐賀県は12日、小城市の農家の納屋に保管されていた有害物質のPCBを含む低圧コンデンサー1台が紛失したと発表した。発見に向け調査を進める。
 県によると、農家の女性が今月5日、いきなり訪れた県内の廃品回収業者にPCB廃棄物(数10ミリリットル)の入った金属製の缶を無料で引き渡した。県が1日にこの農家の保管状況を確認したばかりで、不審に思って県に連絡した。
 佐賀県 記者発表資料 (3/12) 

3/18 環境省、PCB廃棄物の保管等の届出の全国集計結果(令和元年度)を公表 (環境展望台)
3/18 PCB廃棄物の保管等の届出の全国集計結果(令和元年度)を公表 (EICネット)
 環境省は、ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法PCB特別措置法)に基づきPCB廃棄物を保管する事業者から都道府県等に対して届出された、令和2年3月31日現在のPCB廃棄物の保管量及びPCB使用製品の種類毎の使用量を集計したものについて取りまとめ、公表した。
 平成31年3月末時点の保管等の状況と比較して、高濃度PCBを含有する機器のうち、変圧器が約700台、コンデンサー(3kg以上)が約14,000台、安定器が約800,000個、数量が減少していること等が確認できた。
 環境省 報道発表資料(3/18) 

3/18 【独自】有害PCB塗料 2113施設で…橋や水門 前年調査の6倍 (読売新聞)

3/24 原発事故後に発生の高濃度PCB廃棄物 室蘭で処理の方針 (NHK)
 東京電力・福島第一原子力発電所の事故のあと、国が指定した「汚染廃棄物対策地域」で発生した高濃度PCB廃棄物について、環境省は、放射性物質による影響がないことを確認した上で、室蘭市にある国の施設で処理する方針を示した。
3/25 福島のPCB、室蘭で処理へ 環境省が計画 原発「汚染地域」分 (北海道新聞)
 環境省は24日、東京電力福島第1原発事故に伴って「汚染廃棄物対策地域」に指定された福島県内11市町村から出た高濃度PCB廃棄物について、室蘭市内の中間貯蔵・環境安全事業(JESCO)北海道事業所で処理する計画を明らかにした。
3/27 室蘭PCB処理、小泉環境相「丁寧に説明」 (北海道新聞)
 東京電力福島第一原発事故による放射性物質の影響がある「汚染廃棄物対策地域」の高濃度PCB廃棄物を来年から室蘭市内で処理する国の計画を巡り、地元から不安の声が上がっていることについて、小泉進次郎環境相は26日、記者会見で「科学的数値を抜きに不安を持たれてしまうことは払拭しなくてはいけない」と述べた。

【カネミ油症】
3/12 カネミ油症、長崎県が3人認定 (西日本新聞)
3/12 カネミ油症患者、新たに3人認定 県発表 /長崎 (毎日新聞)
 県は11日、今年度のカネミ油症患者の認定状況を発表した。検診結果などを基に新たに五島市奈留地区の60代の男女ら3人が油症患者に認定された。
 長崎県 報道発表資料 (3/11) 
    カネミ油症に関する患者の認定等について (3/11) [PDF]

 厚生労働省 カネミ油症について~正しく知る。温かく支える。~ 
    長崎新聞 カネミ油症を追う 


3/24 芽室 旧庁舎でアスベスト検出 解体工事1~2カ月延長 (十勝毎日新聞)
 解体工事が行われる予定の芽室町役場旧庁舎で、建物内部から発がん性物質のアスベスト(石綿)やダイオキシンが見つかったことが233日、分かった。




2/25 欧州環境庁、農業政策で欧州の水環境の改善を強化すると報告 (環境展望台)
 欧州環境庁(EEA)は、農業による環境負荷を軽減することが欧州の河川、湖沼、沿岸水域、海、地下水の状態を改善するための鍵となると報告した。
 EEA News (2/25) 

3/17 国連環境計画、プラスチック汚染に対する取り組みの中間報告を実施 (環境展望台)
 国連環境計画(UNEP)は、2018年からエレン・マッカーサー財団と協力して使い捨てプラスチック問題への取り組みを進めているが、7年間の活動となる「新プラスチック経済グローバル・コミットメント」のほぼ半分の期間を終えた現在、取り組みは前進しているものの、プラスチック汚染を抑制するには行動をさらに強化する必要があると報告した。
 UNEP News (3/17) 

3/19 化学物質の排出量・移動量の集計結果を公表(令和元年度) (EICネット)
 環境省は、経済産業省と共同で、化学物質排出・移動量届出(PRTR)制度に基づく化学物質の令和元年度の排出量・移動量等のデータの集計等を行い、その結果を取りまとめ公表した。
 令和元年度の届出排出量は140千トン(前年度比5.7%の減少)、届出移動量は244千トン(同0.7%の減少)、その合計は384千トン(同2.6%の減少)となり、前年度に比べ、届出排出量・移動量ともに減少した。
 環境省 報道発表資料(3/19) 
    環境省 PRTRインフォメーション広場
    経済産業省 ニュースリリース(3/19)
    経済産業省 集計結果の公表

3/19 国連環境計画、水質に関するデータ不足で多くの人々が健康被害を受けていると報告 (環境展望台)
 国連環境計画(UNEP)は、30億人以上の人々が河川や湖沼、地下水の水質が分からないため、病気のリスクにさらされていると報告した。世界では水の利用環境が劇的に変化しており、水質が「危機的」な地域に居住している人口は7億2,100万人におよぶ。
 UNEP News (3/19) 

3/22 ドイツ連邦環境庁、水を汚染する化学物質の削減を目指して連邦微量物質センターを設立 (環境展望台)
 ドイツ連邦環境省(BMU)とドイツ連邦環境庁(UBA)は、「世界水の日」となる2021年3月22日に水を汚染する医薬品、洗剤、殺虫剤、農薬といった多くの化学物質に関する「微量物質戦略」のパイロットフェーズの結果を発表した。同庁は新たに設立された連邦微量物質センターで、微量物質戦略を実施するための作業を今後進めていく。
 BMU Press release (3/22) 

3/26 産業廃棄物の排出及び処理状況等(平成30年度実績)を公表 (EICネット)
 環境省は、平成30年度における全国の産業廃棄物の排出及び処理状況等について調査し、その結果を取りまとめ公表した。
 環境省 報道発表資料(3/26) 

3/30 環境省、令和元年度「海洋ごみ調査」の結果を公表 (環境展望台)
 環境省は、令和元年度「海洋ごみ調査」の結果を公表した。同省では、平成22年度から海岸において「漂着ごみ」の調査等を、平成26年から海面に浮遊する「漂流ごみ」・海底に堆積する「海底ごみ」に関して、量や種類等の調査を行っている。
 環境省 報道発表資料(3/30) 

3/30 環境省、「水銀汚染防止法」に基づく報告のとりまとめ結果を公表 (環境展望台)
 環境省は、平成31年度「水銀による環境の汚染の防止に関する法律(水銀汚染防止法)」に基づく水銀等の貯蔵・水銀含有再生資源の管理に関する報告をとりまとめ、その結果を公表した。この報告は「水銀に関する水俣条約」発行と同日付(平成29年8月16日)で施行された水銀汚染防止法の規定に基づく、「水銀等を一定量以上貯蔵した者」および「水銀含有再生資源を管理した者」の義務のひとつ。
 環境省 報道発表資料(3/30) 

3/30 JAMSTEC、房総半島沖の深海底で大量のプラスチックごみを発見 (環境展望台)
 海洋研究開発機構(JAMSTEC)を中心とする研究グループは、房総半島から約500km沖に緩やかな勾配で広がる「深海平原」にプラスチックごみが集積していることを明らかにした。
 JAMSTEC プレスリリース(3/30) 

3/31 オリバー・ストーンさんらからも高い評価 ジョン・ミッチェルさん、沖縄に焦点当てた米軍の環境汚染の本を出版 (沖縄タイムス)
 沖縄タイムス特約通信員のジョン・ミッチェルさんがこのほど英文の「POISONING THE PACIFIC(仮題‥汚染される太平洋の海と島々)」を出版した。米国情報公開法を通じて入手した報告書から、米軍の活動がいかに大規模に太平洋地域を汚染してきたのかを明らかにしている。本はおよそ半分を割いて、劣化ウラン弾やダイオキシン、有機フッ素化合物PFOSなどで被害を受ける沖縄に焦点を当てている。