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2017年(平成29年)8月
8/3 床にPCB含の油 古い蛍光灯安定器から漏れる 伊賀市の公民館 (
伊賀タウン情報YOU)
伊賀市教育委員会は3日、同市下柘植のいがまち公民館ホールに設置していた古い蛍光灯安定器のコンデンサからPCBを含んだ油が舞台の床に漏れていたと発表。
伊賀市:いがまち公民館一時閉鎖について (8/9)
8/10 健軍駐輪場地下室にPCB機器 たまり水からも低濃度 (
熊本日日新聞)
熊本市は9日、東区の市営健軍自転車駐車場の地下室でPCBを使った電気機器4台が見つかり、室内にたまっていた水からも低濃度のPCBが検出されたと発表。下水道法上の排水基準は下回っており、健康被害の報告はないが、市は半径80メートル以内にある井戸の水質調査を実施する。
8/22 <社説>微小プラごみ 危機感持って抑制を (
朝日新聞)
8/31 三井金属、PCB含む橋の塗膜くず 無害化処理を本格化 (
日刊工業新聞)
三井金属は毒性のあるポリ塩化ビフェニール(PCB)を含む橋の塗膜くずの無害化処理を本格化する。子会社の三池製錬(福岡県大牟田市)で、年1万トンの低濃度PCB廃棄物を無害化処理できる体制を構築。塗膜くず中の鉛や亜鉛は回収し、地金として再資源化する。
8/31 東京都、高濃度PCB廃棄物の収集運搬に助成金 (
Logistics Today)
東京都は8月31日、高濃度PCB廃棄物の期限内処理の達成に向け、高濃度PCB廃棄物の収集運搬費用を助成すると発表した。対象は都内で高濃度PCB廃棄物を保管している中小企業者など。
東京都環境局 高濃度PCB廃棄物収集運搬支援事業の開始について (8/31)
(公財)東京都環境公社 東京都高濃度PCB廃棄物収集運搬支援事業
8/3 新潟県、平成28年度の事業所におけるダイオキシン類の調査結果を公表 (
環境展望台)
新潟県 報道発表資料 (8/3)
8/4 千葉県、平成28年度ダイオキシン類に係る常時監視結果を公表 (
環境展望台)
千葉県 報道発表資料 (8/4)
8/7 便利なプラズマ、ダイオキシン分解や直流電流の遮断にも (
日経テクノロジーオンライン)
気液界面プラズマを用いた水処理技術とハイブリッド直流遮断器について、プラズマと液体の関係に着目して紹介。
(「プラズマの環境・電力応用── プラズマと液体との関係に着目して」『応用物理』、第86巻、第6号)
8/11 ダイオキシン処理済み用地、ダナン空港へ (
NNA ASIA)
8/11 ダナン空港のダイオキシン除染、処理後の用地12.7ha引き渡し (
VIET JO)
ベトナム国防省と米国国際開発庁(USAID)は9日、ベトナム戦争によるダイオキシン汚染が最も深刻な地域の1つである南中部沿岸地方ダナン市ダナン国際空港の用地12.7haでの汚染除去作業を完了し、同用地を交通運輸省に引き渡した。
8/25 ダイオキシン違法処分問題で滋賀県高島市が賠償応じぬ元職員と業者を提訴へ 検査データ改竄し煤塵を神戸沖処分場に搬入 (
産経ニュース)
滋賀県高島市環境センターが、基準を超えるダイオキシンを含む煤塵(ばいじん)を違法に処分していた問題をめぐり、当時の職員に損害賠償を請求していた市は、支払いに応じていない元職員12人に対し計529万円の損害賠償を、また施設管理を指導していた業者には1150万円の損害賠償をそれぞれ求める民事訴訟を起こすと発表した。
8/29 ごみ処理施設、極東輸出へ 北海道総合商事 環境配慮型、ロ全土へ拡大視野 (
北海道新聞)
北海道銀行が出資する地域商社の北海道総合商事(札幌)は、ロシア極東で燃焼時のダイオキシン発生を抑えたごみ処理施設の輸出に乗り出す。集落が点在する極東では、ごみが野積みされる地域も少なくなく、環境に配慮した処理施設への需要が高まっていた。
8/16 「水銀に関する水俣条約」が発効 (
EICネット)
2017年8月16日、水銀汚染から環境と人の健康を保護するための初の国際条約である「水銀に関する水俣条約」が発効した。74の締約国は、採掘から貯蔵、使用、処分までのすべての段階で水銀と水銀化合物の放出の削減に取り組むことを法的に義務付けられる。
UNEP(国連環境計画) Press release (8/16)
UNEP Minamata Convention on Mercury
水俣条約について (環境省)
水銀に関する水俣条約 (経済産業省)