【JESCO】
6/5 PCB廃棄物処理*汚濁数値 一部上限に*円卓会議で報告*室蘭 (北海道新聞)
円卓会議が4日開催され、JESCO側から3月に生活排水などの浄化槽の廃水が管理目標値の上限に迫っていたと報告。曝気装置の故障が原因。この他、青森-函館航路を使って道外からフェリー輸送が始まったと報告。すでに計10回、廃棄物数百台が運ばれたとのこと。
JESCO北海道事業
北海道PCB廃棄物処理事業監視円卓会議
6/23 日本環境安全事業/北九州PCB処理施設2期2設置/新日鉄エンジJVと随意 (日刊建設工業新聞)
JESCOは第2期(その2)設置工事を、新日鉄エンジニアリング・神鋼環境ソリューションJVと随意契約(5/25)。契約金額は127億5000万円(税抜き)。工期は11年8月31日まで。プラズマ溶融分解処理設備の増設。
JESCO北九州事業
【処理】
6/10 PCB廃棄物/現地解体事業を本格化/JFEメカニカル/作業員の育成に重点
(環境新聞)
6/25 高濃度PCB処理事業/JFEメカニカルが開始 (鉄鋼新聞)
JFEメカニカルがPCB廃棄物の現地解体事業を開始。大型設備や地下などに設置されており、そのままでは運搬が困難なものを現地で解体し、搬出。保管場所からの搬出・運搬が困難な変圧器は全国で1100台程度。
6/17
微量PCB混入廃電気機器等処理の取り組み/産業廃棄物処理事業振興財団技術部/無害化処理認定制度を活用/実証試験で安全分解を確認収集運搬・処理の指針作成へ
(環境新聞)
微量PCB混入廃重電機器の処理に関する専門委員会に3月に出された「微量PCB混入廃電気機器等の処理方策について」の概要紹介。
微量PCB混入廃重電機器の処理に関する専門委員会
微量PCB混入廃電気機器等の処理方策について(中間的整理)[PDF]
【汚染】
6/3 坂東工業団地/PCEなど基準超過/群馬県が調査結果公表 (環境新聞)
6/7 坂東工業団地の土壌汚染:前橋市、田口浄水場の水源調査 PCB検出されず/群馬(毎日新聞)
群馬県坂東工業団地の土壌・地下水汚染問題で、PCEの他、水銀やPCBなどが土対法の基準値を超過していることが確認された。県は今後、専門家会議を設置する方針。
6/8 火災の工場でPCB流出か (共同通信)
6/12 PCB流出の恐れほぼなし 郡山の工場火災 (福島民報)
福島県郡山市は、市内の前田道路の工場で火災があり、コンデンサからPCBが漏洩した恐れがあると発表。PCB含有絶縁油は約10Lのうち、流出量は不明だが、場外の汚染の可能性は低いとのこと。
6/9 大木曽水路:再整備へ PCB固化汚泥を調査--高砂市補正予算案/兵庫 (毎日新聞)
高砂市は、PCB固定化汚泥が封じ込められている大木曽水路の再整備に向けた再調査のため、1500万円の調査委託費を補正予算案に盛り込んだ。
6/13 県と市 高砂西港PCB問題で2企業に 費用負担含め処理要請へ (神戸新聞)
6/17 高砂西港 PCB対策企業に負担要請 不況下、めど立たぬ巨費 遅延、港湾整備にも (神戸新聞)
県と市は、高砂西港のPCB汚染問題で、原因となっている2企業に費用負担などを要請。
6/20 高砂西港再整備:実施へ 環境への影響調査、技術専門委初会合/兵庫 (毎日新聞)
6/20 高砂西港 PCB対策で専門委初会合 年度内に県が工法案(神戸新聞)
技術専門委員会の初会合が19日開かれた。工法案を年度内に提案する意向。
高砂西港再整備推進協議会
6/10 変圧器から絶縁油漏れ出す 大仙 /秋田県 (朝日新聞)
6/30 大仙市の2カ所で電柱の絶縁油が流出 環境への被害はなし (秋田魁新報)
東北電力、秋田県大仙市の2か所から漏洩。漏洩した絶縁油は約0.4L、20ppmと6.2L、30ppm
6/10 義務化間近/資産除去債務とその行方(1)/将来の負債を会計上に反映/保有資産の土壌汚染等対象 (環境新聞)
会計基準改正による資産除去債務(ARO)のレビュー
6/11 雲仙の警察施設敷地からPCB/地中の変圧器から液体 (長崎新聞)
6/27 変圧器外土壌へPCB漏れなし/雲仙の警察施設敷地 (長崎新聞)
九州管区警察局は10日、長崎県雲仙市の同局施設敷地内の地中から発見された変圧器内部の液体がPCBが検出されたと発表。周辺土壌の汚染はないとのこと。
6/26 ドイツ レバーからダイオキシン&PCB 混入回避のための手引きを公表 (EICネット)
ドイツ連邦環境省は6/17、手引書「食品製造の際のダイオキシン類・PCB類の混入回避のために-家禽、牛、羊、豚飼育業者のための手引書」を発行した。
手引書(ドイツ語)
【その他】
6/13 長崎県/カネミ被害者救済盛る 来年度政府要望 県が重点23項目 沖合漁業支援も/長崎WIDE (西日本新聞)
長崎県は、来年度予算の政府要望として、カネミ油症未認定患者の救済に関する項目を盛り込み、各省庁に要望した。
6/20 カネミ油症:ダイオキシン、体内で半減40年以上--国研究班報告 (毎日新聞)
6/20 カネミ油症の主因ダイオキシン 高脂血症薬に排出効果 厚労省研究班、ラットで実験/九州 (西日本新聞)
厚生労働省全国油症治療研究班が18-19に福岡市で開いた会議で、認定患者の体内に蓄積したダイオキシン類の濃度が半減するまでに最長で40年以上かかると推定されると報告。従来は7-10年と見られていた。また、高脂血症薬にPCB類の排出効果が認められたとして、臨床試験の結果を踏まえた解析を行うと報告された。
九州大学病院・油症ダイオキシン研究診療センター
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