【JESCO】
10/8 室蘭のPCB処理2期施設 再入札 来春以降に 処理量確定せず (北海道新聞)
当初来年10月稼働予定であった2期施設の再入札は、来年4月以降になる見通し。PCB特措法の処理期限の実現を危ぶむ声も出ている。2期施設は、昨年3月の入札でカワサキプラントシステムズ(神戸)が落札。これに室蘭市が「地元技術や企業の活用」などの受け入れ条件を満たしていないと反発し、今年の4月に凍結されていた。
10/9 PCB施設で訓練*震度4想定、160人参加 (北海道新聞)
JESCO北海道事業所で8日、防災訓練が実施された。
JESCO
JESCO北海道事業
【処理】
10/22 基準の4千倍のPCB検出 産総研・下水道には流れず (共同通信)
10/22 下水道にPCB流出か つくば 産総研倉庫で漏水事故 (東京新聞)
10/23 水から基準4000倍PCB 産総研 (読売新聞)
10/23 つくばの漏水事故 コンテナに高濃度PCB 産総研会見 基準の4000倍検出 (東京新聞)
産業技術総合研究所は、20日に発見されたつくばセンター第5事業所の倉庫内の漏水で、コンデンサやノーカーボン紙などのPCB廃棄物を保管していた箱に溜まった水から、12mg/LのPCBが検出されたと発表した。下水道法で定められた排水基準の約4千倍の濃度。建物下の貯水槽や排水路などからPCBは検出されていない。
ふたのないコンテナに保管していたが、倉庫内の排水管のバルブの老朽化により水漏れが発生し、外部に流出した。
産総研では早急に再発防止策を講じるとのこと。
産総研プレスリリース(10/21)
産総研プレスリリース(10/22)
10/28 低炭素化と融合 3R高度化事業を拡充/循環交付金/1割減の348億円/産廃処理安定化など新規も/環境省来年度概算要求 (環境新聞)
環境省 処理困難なPCB廃棄物の適正処理モデル事業 50百万円[PDF]
【汚染】
10/30 環境省、過去10年間の日本周辺海域調査、紀伊水道にホットスポット (化学工業日報)
環境省は、過去10年間の日本周辺海域での海洋汚染状況についての調査結果「海洋環境モニタリング調査」を公表。海洋投棄を実施している海域についても調査したが、紀伊水道、紀伊・四国沖、日本海西部の3海域で汚染のホットスポットが確認。特に紀伊水道周辺海域では、高濃度のPCBが検出された。海底付近に複数のPCB汚染源があり、70年代前後から継続的に汚染されている可能性があると指摘した。
環境省プレスリリース(10/20)
【その他】
10/9 「今も被害続き深化」原田教授が証言 カネミ油症新認定訴訟 (長崎新聞)
新認定患者がカネミ倉庫などに損害賠償を求めた集団訴訟の第5回口頭弁論が行われた。原告側証人として出廷した原田教授(熊本学園大)が、健康被害の実態を明らかにした。原田教授は、水俣病研究の第一人者だが、油症患者の検診・調査も重ねていた。
10/10 カネミ油症発覚から41年/本格救済へ期待高まる/県は実態把握へ精査 「この半年が勝負」 (長崎新聞)
長崎新聞がまとめた被害者、支援者、行政の動きのレビュー。
10/23 カネミ油症救済/民主・犬塚氏、来月厚労相陳情へ調整/患者組織に立法作業など約束 (長崎新聞)
患者組織「カネミ油症五島市の会」は22日、大塚参院議員(民主)の事務所を訪れ、厚労相への陳情や本格的な救済法案を通常国会に提出することを要望。
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