日本 POPs(残留性有機汚染物質)ネットワーク
トップページ | 日本POPsネットについて | POPs関連ニュース | POPs基礎 | PCB | ダイオキシン | 農薬等 | POPs情報源
 
日本POPsネットワーク > POPs関連ニュース > 2009年1月
 
 
2009年(平成21年)1月
POPs全般 PCB ダイオキシン類 農薬 その他

1/11 30年前の化学物質蓄積/カメや魚の体内に/南西諸島の海、川を調査 (長崎新聞)
 2008/12/20共同通信の掲載記事と同じもの。
  
POPs全般 PCB ダイオキシン類 農薬 その他

【JESCO】

【処理】

1/20 井筒屋が3億5000万円の営業赤字、10期ぶり (読売新聞)
 井筒屋の09年2月期の連結業績を下方修正、PCB処理費用2億5000万円を一括計上。

1/21 注目される浄化対策技術/「ジオスチーム」のPCB汚染土壌浄化施設/従来施設から規模拡大へ/実証終了、北九州市と協議 (環境新聞)
 東芝、テルム、鴻池組の3社が設立した「ジオスチーム」が運営するが、本格稼働に向けて北九州市と協議を進めている。PCB汚染土壌の処理は、実証試験を終えた本施設と昨年11月に三重県が認定した三重中央開発の施設の2か所のみ。今後の認定施設数の増加が期待されている。なお、三井中央開発の技術は、ジオメルト法です。
 
株式会社ジオスチーム

1/28 大型廃変圧器指針や高温焼却実証も/韓国でPCB対策 (環境新聞)
 韓国環境部が、PCB含有廃変圧器の現場解体のための安全指針を新たに設けた。指針では、2-50ppmのものは現場で抜油したあと現場解体、抜油した絶縁油は処理施設に移送。50ppm以上は、現場の無害化処理施設で50ppm未満にした後に現場解体するように求めている。また、PCB汚染絶縁油については、PCBs政策協議会での審議結果にも基づき、韓国国内で高温焼却実証事業(1,100℃、滞留時間2秒)を実施すると明らかにした。実証事業は国立環境科学院、環境管理公団、浦項工科大学と延世大学が10月まで実施する予定。


【汚染】

1/21 群馬県玉村町で汚泥から微量のPCB検出 (日刊スポーツ新聞)
1/22 PCB:県央水質浄化センターの汚泥から微量検出 下水道に混入か/群馬 (
毎日新聞)
 群馬県は21日、県央水質浄化センターで脱水された汚泥から、微量のPCB(0.01~0.32mg/kg)が検出されたと発表。また、この汚泥を使用した肥料原料からもPCBが検出されている(市場に流通していない)。下水道に混入したことが原因とみて調査中。
 
群馬県報道発表(1/11)


【その他】

1/15 カネミ油症五島市の会/積極認定 知事に要望へ/厚労相にも面談求める (長崎新聞)
 「カネミ油症五島市の会」は14日、未認定被害者のに油症認定を積極的に進めるよう求める要望書を来週にも長崎県知事に提出することを決めた。

1/29 カネミ油症 未認定者組織設立へ 救済求め、4県から50人 (
西日本新聞)
 福岡県中間市で、カネミ油症事件の未認定患者救済を目的とした組織が発足する。会員は福岡、熊本、広島、愛知の4県から集まる。
 

POPs全般 PCB ダイオキシン類 農薬 その他

1/6 土壌中のダイオキシン類の測定方法の一部改正案への意見募集開始 (EICネット)
 
環境省 報道発表資料(12/25)

1/10 松江・馬潟工業団地ダイオキシン汚染:県情報公開審 非開示情報の公開を答申/島根 (
毎日新聞)
 住民が開示請求したのは、産業廃棄物処理業者の「特別管理産業廃棄物処理業変更届」と添付された証明書類。県情報公開審査会は、県が非開示とした分析担当者の氏名などを公開すべきと答申。
 
島根県、馬潟(まかた)工業団地周辺ダイオキシン対策

1/20 熊本県/ダイオキシン類処理事業で22日説明会 水俣市 (
西日本新聞)
 水俣市牧ノ内でダイオキシン汚染土の処理事業の説明会を開催。

1/23 聖籠で基準超えるダイオキシン (新潟日報)
 新潟県聖籠町蓮潟の産業廃棄物焼却施設跡地周辺の地下水から、1.3pg-TEQ/Lのダイオキシン類が検出。ダイオキシン類の組成から「焼却施設が原因の可能性は低い」とのこと。

1/23 環境省、「日本人におけるダイオキシン類の蓄積量について」冊子発行 (
化学工業日報)
 パンフレット内容(平成14~18年度までの調査結果を取りまとめたもの)
 ・年齢、性別、地区・地域間、職業、喫煙習慣による血液中ダイオキシン類濃度の違い
 ・脂肪酸と血液中ダイオキシン類濃度の関係
 ・食事からのダイオキシン類摂取量の経年推移など
 
環境省 報道発表資料(1/22)
     パンフレット「日本人におけるダイオキシン類の蓄積量について」
 
1/28 誤ってダイオキシンを排水=キノコ分解実験で合成-京都府立大 (時事通信)
1/28 京都府立大、ダイオキシンを排水 研究室実験で基準の4.4倍 (京都新聞)
1/29 ダイオキシン流出 学内合成の使用は規制外 大学の管理態勢に課題 (京都新聞)
1/29 ダイオキシン:府立大で排出、規定なし 講師は処分へ/京都 (
毎日新聞)

 キノコを用いたダイオキシン分解実験を行う研究室で、ダイオキシン濃度44pg-TEQ/Lの排水が下水に流出。使用器具の洗浄が不十分であったとのこと。大学は、高毒性物質を扱う実験は事前許可制にする方針とのこと。

 
POPs全般 PCB ダイオキシン類 農薬 その他

1/1 地中の有害農薬 20市町村で未処理のまま (読売新聞)
 POPs農薬が新潟県内20市町村(新潟、長岡、上越、糸魚川市など)で未処理。新潟県の未処理量は全国4番目に多い。埋設場所が特定できない、掘り出し困難な場所にあるなど、処理は進んでいない。

1/10 埋設農薬64トン、無害化処理へ/鹿児島の業者組合 (
南日本新聞)
 鹿児島市農薬安全処理組合は1973年に埋設処理(コンクリート内に密閉して埋設)したPOPs廃農薬の無害化処理を実施することを決定。埋設されているのは、BHCやDDTの合計64t。
 
POPs全般 PCB ダイオキシン類 農薬 その他

 



Copyright © 2004 Japan POPs Network
日本POPsネットワーク