日本 POPs(残留性有機汚染物質)ネットワーク
トップページ | 日本POPsネットについて | POPs関連ニュース | POPs基礎 | PCB | ダイオキシン | 農薬等 | POPs情報源
 
日本POPsネットワーク > POPs関連ニュース > 2007年1月〜4月
 
 
2007年(平成19年)
4月29日(日)
半田のPCB処理施設 行政処分の対象外 許可取り消し申し入れ 県が回答書 愛知 (毎日新聞)
 日本車輌
     ・半田市PCB処理監視委員会
4月28日(土)
PCB処理施設 東北電力が酒田で稼働開始=山形 (読売新聞)
 東北電力の「酒田リサイクルセンター」が4/27稼動しました。同社の柱上トランスの処理が行われます。
 
プレスリリース
カネミ油症救済 注文など相次ぐ 北九州市で説明会 (西日本新聞) 
 ようやく成立。仮払金の帳消しと治療法研究への協力費も含めて1人あたり一時金20万円を支給。といっても非認定患者の救済は未定。「カネミ油症事件関係仮払金返還債権の免除についての特例に関する法律」は6/8に施行していますが、私自身まだ勉強不足なのでリンクのみ。
 リオスデジタル立法
      →特例法
      →施行規則
     ・カネミ油症被害者支援センター(YSC)
 
4月27日(金)
19年度実証調査候補となる浄化・調査技術を募集 ダイオキシン類・土対法 特定有害物質汚染土壌に対し (EICネット)
 平成19年度の「低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査事業」と「ダイオキシン類汚染土壌浄化技術等確立調査事業」を6/15まで募集していました。
 
プレスリリース
4月23日(月)
三条市内でダイオキシン検出 (新潟日報)
 新潟県三条市内の一般廃棄物最終処分場近くの地下水観測井戸から、環境基準の4.2倍のダイオキシン類が検出されたそうです。
4月20日(金)
半田のPCB処理施設 休止中に窒素漏れ 日本車両製造 市に報告 愛知 (毎日新聞)
PCBを検出基準は下回る 二戸 流出の産廃ドラム缶 (岩手日報)
 昨年10月に馬渕川に流出したと見られるPCB廃棄物入りドラム缶が、青森県三戸町内で発見されました。PCBの漏洩はないということです。しかし、処理が進展しない限り、このような問題は起こることでしょう。  
豊能郡美化センター元職員らの血液中ダイオキシン類濃 18年度は10年比の38.0%に低減              (EICネット)
 報道発表  
4月17日(火)
三条市で電柱から絶縁油漏れ (新潟日報)
 絶縁油6L流出。PCBは13ppm。
4月16日(月)
<社説>カネミ油症 抜本的な救済を急ぎたい (神戸新聞)
「底質のダイオキシン類対策技術資料集」を公表 (EICネット)
 「底質ダイオキシン類対策技術検討委員会」の検討の成果を「底質のダイオキシン類対策技術資料集」としてまとめ、4/13に公表しました。
 
資料集
 
4月13日(金)
副生HCBの最良削減可能レベルを示す第2次報告書まとまる (EICネット)
 工業原料であるテトラクロロ無水フタル酸(TCPA)を合成する際に、ヘキサクロロベンゼン(HCB)が副生することが判明した件に関連した対策に関する報告書(案)です。
 
パブコメ結果
     ・環境省POPs対策
<カネミ油症>救済…関連予算計上へ (毎日新聞) 
4月12日(木)
豊田・PCB処理施設の管破裂は配管ミス 逆向きに取り付け (中日新聞)
管破裂は配管ミス 豊田のPCB処理施設 定検でも気づかず (中日新聞)
  本年1月に真空加熱炉の冷却装置に不具合が見つかり操業を停止している問題で、破裂した冷却水を流す管が、本来の仕様とは逆向きに取り付けられていたことが分かったそうです。  ※6月に稼動を再開しています。
 JESCO豊田
 
まだ残された課題は多い 油症救済策 (西日本新聞) 
4月11日(水)
進むか微量PCB混入機器の適正処理(社説) (化学工業日報)
 環境省は、低濃度PCB処理の焼却処理実証試験の第3回目を実施するそうです。
※9/3-22にかけて3箇所で実施されるそうです(8/27発表)。今回は、850℃以上というより低い温度(過去2回は、1,100℃以上)で実施されます。浦野先生や加藤さんらの成果が生かされ、適切な形で処理が進むことを期待しています。
 
第2回目の実施結果も発表されています(6/29報道発表)
改善計画、連休明けに 半田・PCB処理施設 /愛知県 (中日新聞)
PCB施設 日本車両に批判相次ぐ 配管腐食発生など 半田市監視委に報告 (中日新聞)
<カネミ油症>「欲しいのはお金じゃなくて治療法」 (毎日新聞) 
カネミ油症救済、与党合意 仮払金帳消しし20万円支給 (朝日新聞) 
カネミ油症救済策決定 与党PT 特例法案、今国会に提出 (西日本新聞) 
4月10日(火)
高度提案型の適用検討/関東整備局の鶴見川遊水地土壌無害化 (日刊建設通信新聞)
  横浜市鶴見川のPCB汚染土壌対策について、「鶴見川多目的遊水地土壌無害化処理」の工事発注に高度技術提案型の総合評価方式を適用する方向で検討を進めているそうです。本件については、昨年4技術の実証試験を行っています。
 
 ・京浜河川事務所
     
実証試験評価
        (06/12/18開催の「確認実験評価委員会」。配布資料あり)
    
<カネミ油症>救済立法を決定 与党、今国会成立目指す (毎日新聞)
4月9日(月)
JESCO/北九州PCB廃棄物処理施設2期/新日鉄エンジニアリングJVに
(日刊建設工業新聞)
 設計・施工の一括発注するDB方式での2度の入札が不調に終わり、設計業務のみを26億5500万円で上記JVと随意契約していましたが、施工については入札を実施した結果、同JVと283億円で契約を締結したそうです。2期工事は09年2月末の完成を目指すということです。
 JV構成員:新日鉄エンジニアリング(代表)、神鋼環境ソリューション、日本曹達
 工事概要:PCB1.0t/d、PCB汚染物10t/d
 
JESCO北九州                                              
PCB漏れなし ドラム缶流出で二戸 (岩手日報)
4月6日(金)
環境省、低濃度PCB機器の燃焼処理実証試験を拡大、実施施設追加へ
青森でPCBドラム缶発見 昨年二戸で流出
二戸・流出PCBドラム缶 三戸で発見破損なし
(化学工業日報) (岩手日報)   (東奥日報)
4月2日(月)
初のPCB汚染土壌浄化施設 東芝子会社が北九州に建設 (フジサンケイビジネスアイ)
 テルムは北九州のエコタウン内に、日本初となる恒常的なPCB汚染土壌の浄化施設を建設するとは票しました。PCBの他、ダイオキシン類や残農による汚染土壌が対象で、処理能力は7.2t/d。東芝、テルム、鴻池組が環境省や国交省 (鶴見川)での実証試験を行った「ジオスチーム法」を用いて、事業化されます。

 テルム・プレスリリース
     実証試験の結果などのリンクもあります。
    

 
4月1日(日)
保管状況を調査へ PCB汚泥 安全性向上で施設局 恩納通信所跡地 (琉球新報)
 米軍恩納通信所跡地で見つかったPCB汚泥問題。保管容器が保管に耐えられるものかどうかの調査を行うとともに、6月末にも保管倉庫を新設する計画。調査費用は1,430万円、倉庫の建設費用は1,983万円。PCB汚泥は、自家処理を断念し、JESCOの2期事業にて処理をすることにしていますが、時期については目処が立っていません。  
3月30日(金)
PCB施設訴訟で住民側の控訴棄却 名古屋高裁判決  (中日新聞)
 
  ・日本車輌
  ・半田市PCB処理監視委員会
 
 
3月29日(木)
北九州の施設で汚染土壌を浄化 東芝など7月事業化
テルム、北九州市にPCB汚染土壌浄化設備建設
PCBによる汚染物分解/国内初の拠点型処理施設/テルム,東芝,鴻池組
(西日本新聞)
(化学工業日報)
(日刊建設通信新聞社)
 東芝、テルム、鴻池組は28日、北九州市若松区のエコタウン地区で、PCBやダイオキシン、埋設農薬などを含んだ汚染土壌を浄化する事業を始める、と発表しました。4月下旬に建設を開始し、7月末に稼動予定。規模は約7.2t/日、年間処理量は約1,700tを予定しているそうです。
  環境省や国交省の実証事業で実験を行っていたジオスチーム法を用いています。
 (日経プレスリリース)
     東芝子会社、北九州市に拠点型PCB汚染土壌処理施設を建設
 
 
3月28日(水)
日本環境安全事業、PCB廃棄物の処理体制整備進展、北海道で試運転  (化学工業日報)
PCB混入可能性 蓄電器調べず処分 守山のかんがい施設 (京都新聞)
 滋賀県は27日、守山市の灌漑用ポンプ施設で、PCB含有の可能性のあるトランスとコンデンサ各1台が、調査を行われずに処分されたと発表しました。
 
 
3月27日(火)
「ダイオキシン類対策特別措置法施行規則の一部を改正する省令(案)」に対する意見の募集について (環境省)
 パブコメの結果は次回に。
 
 
3月23日(金)
室蘭でのPCB処理施設試運転、順調なスタート (室蘭新報)
<動きだすPCB処理>ボンベ落下し作業員がけが*施設工事初の事故  (北海道新聞)
 さっそく事故があったそうです。22日に4階から重さ約70kgのガスボンベが落下。一階の男性作業員に当たり、腰を強く打つけがをしたそうです。  
<動きだすPCB処理>「輸送 船舶使用を」*広域協で室蘭市*道外分、協力求める  (北海道新聞)
 道外からの輸送は、鉄道や船舶の活用が不可欠ですが、船舶の場合は、食料品との混載ができないどの課題もあるようです。大阪や豊田の処理が順調に進めば、北海道での処理に難色を示す北陸や上信越の保管者が出てきそうです。  
<動きだすPCB処理>施設の試運転開始*10月操業へ*機器の動作確認 (北海道新聞)
一時金、患者全員に カネミ油症救済策で自公が一致
 
(朝日新聞)

 
3月22日(木)
室蘭でのPCB廃棄物処理事業試運転、きょうスタート (室蘭新報)
 まずはPCBを用いない試運転です。5月〜7月は非PCBの油を含む廃棄物を使った試運転、8月よりPCBを使った試運転を予定しているそうです。本格運転は10月を予定。
 
 
3月20日(火)
事業所だよりNo.9 (JESCO)
電柱の変圧器、絶縁油が漏出−御前崎 (静岡新聞)
 中部電力は静岡県御前崎市内の電柱からPCBを含む可能性のある絶縁油が漏洩したと発表。漏洩した絶縁油は約2.2L。
 
 
県立五島高:放送部が番組制作中 テーマは「カネミ油症」 /長崎  (毎日新聞)
ダイオキシン類:水田から検出、基準の1.5倍 立ち入り禁止に−朝日町 /三重 (毎日新聞)
 三重県は19日、朝日町内の水田土壌から環境基準の1.5倍のダイオキシン類が検出されと発表しました。
 朝日町の農用地における土壌中ダイオキシン類濃度の調査結果と今後の対応
     (三重県農水商工部、環境森林部 農水産物安全室、地球温暖化対策室)
 
 
3月16日(金)
<動きだすPCB処理>22日に試運転開始*円卓会議*JESCOが報告 (北海道新聞)
 「円卓会議」が開催され、試運転が3/22に開始される予定であると報告されました。
 
 
豊田のPCB施設漏水 冷却器不具合で停止 (中日新聞)
 JESCOは14日、今年1月14日に事業所4階で木くずや紙に含まれるPCBを気化させて除く装置から漏水があり、装置が緊急停止したと発表。当初は、真空加熱分離エリアのみ停止していましたが、その後、すべての装置を停止し、点検を行っているそうです(7/1時点では運転を再開しています)。
 
 
3月15日(木)
豊田のPCB施設漏水 JESCO 事業所 冷却器不具合で停止 『周辺環境に影響ない』

発生2カ月 やっと公表 所長『緊急性あるとは…』 情報開示意識に疑問

<動きだすPCB処理>豊田の処理施設停止*JESCO*冷却水漏れを問題視
 
(中日新聞)

(中日新聞)

(北海道新聞)
<カネミ油症>仮払金返還、大半を免除 自民救済策 (毎日新聞)
 法案が成立したので過去の経緯の紹介になりますが・・・
 
 

 
3月14日(水)
<動きだすPCB処理>蓄電器226台など無害化*JESCOが試運転で計画*室蘭市議会で報告
 
(北海道新聞)
  試運転でコンデンサ226台、トランス21台、廃油101本の処理を行うことが報告されました。
 
 
豊田PCB廃棄物処理施設の運転停止について
 
(JESCO)
3月12日(月)
豊田事業所だよりNo.35
 
(JESCO)
3月9日(金)
PCB含む油が変圧器から漏出 石巻の電柱、被害なし /宮城県 (朝日新聞)
 東北電力は宮城県石巻市内の電柱からPCBを含む絶縁油が漏洩したと発表。
 漏洩した絶縁油は、約4.7L、PCB濃度は37ppm。
 
 
半田のPCB処理施設事故:事故隠しで日本車両社長ら減俸 認識の甘さ認める /愛知
 
(毎日新聞)
北海道事業除染シャワー調達に係る仕様書の変更について (JESCO)
   
3月8日(木)
北九州PCB廃棄物処理施設(第2期)設置工事(施行業務)の契約について (JESCO)
 結局、新日鉄と神鋼環境ソリューション、日本曹達の随意契約。
 
 
米艦船の関与「解明困難」 PCB汚染土問題で佐世保市 (長崎新聞)
 佐世保港内のPCB汚染土問題で、光武市長は、汚染と米海軍の因果関係の立証は不可能、過去に使用した船舶塗料の仕様書が保存されていないとして、米軍の関与をこれ以上追求できないとの認識を示しました。とはいっても、汚染原因が塗料由来か絶縁油由来かどうかは異性体分析で確認できるでしょうし、塗料が原因としても日本のPCB含有塗料の生産量や流通。使われた可能性のある船舶を補修した実績があるかどうかについては、調査可能かと思います。米軍の関与を別の視点から立証できるような気もするのですが・・・
  この問題は、1980年に確認され、2004年までに佐世保重工業の負担で3万8400m3の底質を数十億円かけて処理が行われました。
 
 
3月3日(土)
食卓の向こう側 第10部・海と魚と私たち<5>生物濃縮 「PXB」が問うものは (西日本新聞)
  摂南大学薬学部(大阪府枚方市)の太田壮一助教授らの分析で、市販の魚の脂肪分から塩素・臭素化ビフェニール(PXB)が検出されました、という内容から、メチル水銀など生物濃縮の危険性についての特集記事です。
  「これからママになるあなたへ お魚について知っておいてほしいこと」(厚生労働省)
  
 

 
3月2日(金)
ドラム缶9本からPCB検出 五島・大量不法投棄
長崎県◎五島市の不法投棄廃油 ドラム缶9本からPCB 県「環境への影響ない」/ながさきWIDE
(長崎新聞)
(西日本新聞)
 長崎県は、昨年12月に五島市内で発覚したドラム缶不法投棄問題について、95本のうち9本のドラム缶の内容物(廃油)から0.7〜86.6ppmのPCBが検出されたと発表しました。周辺の土壌や水質には影響はないそうです。今後、焼却処理実証試験の試料とするよう関係機関と協議をするそうです。
 
 
平成17年度ダイオキシン類の蓄積・ばく露状況及び臭素系ダイオキシン類の調査結果について (環境省)
 環境省は2日、17年度の調査結果を発表しました。
 
 
3月1日(木)
日本車両製造 PCB施設 配管104カ所で腐食 半田市、補修や報告要望

半田のPCB処理施設事故:市長に立ち入り検査求め、考える会が要望書 /愛知
 
(中日新聞)

(毎日新聞)
2月28日(水)
<動きだすPCB処理>来月23日セミナー
<動きだすPCB処理>処理の状況 詳しく公開*情報センター
<動きだすPCB処理>来月試運転へ着々*JESCO*「安全第一で」
 
(北海道新聞)
(北海道新聞)
(北海道新聞)
2月27日(火)
「平成17年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査及びダイオキシン類汚染土壌浄化技術等確立調査」対象技術の評価結果等について  (環境省)
 環境省が行っているダイオキシン類汚染土壌浄化技術等の実証試験について、
 平成17年度の調査結果がまとめられました。
  三井造船(株):間接加熱酸化分解法
  (株)東芝、(株)テルム、(株)鴻池組:ジオスチーム工法
  (株)間組、スミコンセルテック(株):水洗分解処理技術
  (株)神鋼環境ソリューション:還元加熱法と金属Na分散体法の複合プロセスによる汚染土壌処理技術
  環境エンジニアリング(株):湿式酸化ラジカル法によるPCB汚染土壌処理技術
  三菱重工業(株):溶剤抽出法

  低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査
  
  ※平成19年度の公募は6/15に締め切られました。昨年度同様、追加募集があるかもしれません。
 
 
2月25日(日)
PCB含む油、270Lが漏れる JR貨物黒磯機関区 /栃木県 (朝日新聞)
 JR貨物の黒磯機関区構内で機関車の変圧器からPCBを含む絶縁油が漏洩しているのが見つかり、回収されたそうです。漏洩した絶縁油は270L、PCBは0.7ppm。
 
 

 
2月23日(金)
新日鉄室蘭から受電開始 PCB処理施設稼働へ (室蘭民報)
 試運転を前に受電を開始しました。
 
 
2月22日(木)
埋設者主体に処理作業着手 豊見城・南風原の農薬汚染 (琉球新報)
 沖縄県は南風原町と豊見城市内の埋設農薬の処理を進めているそうです。(年度内に処理を終えるとありますので、順調に行っていれば終わっているはずです)
  2006年10月に検討委員会を立ち上げ処理計画を作成、1箇所は県内でアルカリ処理を行い、もう1箇所は長野県の業者で処理を行うそうです。処理費用は、約1億7千万円、国と県の補助を受けるとともに、一部を事業者が負担しているそうです。
  
 
2月21日(水)
室蘭でのPCB処理−JESCOが安全設計書まとめる (室蘭民報)
 PCB処理施設の安全設計書がまとめられました。他の施設での事故の改善点を踏まえてまとめれています。
  JESCOnet.co.jp/facility/hokkaido/environment/pdf/hokkaidoanzensekkei.">北海道ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理施設の安全設計について
  
 
2月20日(火)
魚類通じたダイオキシン摂取、米の3倍・日本の半分 (YONHAP NEWS)
 韓国の国立水産科学院が韓国周辺海域の魚類中のダイオキシン類を韓国人平均水産物摂取量基準に換算したところ、ダイオキシン類一日摂取量は体重1kg当たり0.794pgだったということです。
 
 
2月19日(月)
カネミ問題を後世へ 五島市で展示コーナー準備 (長崎新聞)
 長崎県五島市が設置準備進めているカネミ油症資料展示コーナーは、今年度前半にも市福江総合福祉保健センター内に開設される見込みとのことです。
 
 
2月15日(木)
東工大など、3万度CのプラズマでPCB無害化する装置を開発 (日刊工業新聞)
 東京工業大学の渡辺隆行助教授らの研究グループの研究成果です。
 
 
2月14日(水)
松江・ダイオキシン問題:「別の工法で市が損害」 渡部市議が意見陳述  /島根 (毎日新聞)
 竹中土木が処理を行いましたが、応札時は「TATT工法」でしたが、実際の処理は改良を行った「ダイオ・スイーパー」という技術。還元するために装置に充填する気体が窒素から空気に変更されています。「ダイオ・スイーパー」自体は環境省や国交省の実証試験を経て改良された技術です。
 
  島根県環境政策課
  ダイオ・スイーパー

 
 
亀田農協のカボチャ残留農薬 土壌から吸収と断定 函館
カボチャ生産、自粛 土壌の農薬、基準超す 函館・亀田農協=北海道
(北海道新聞)
(読売新聞)
 続報です。函館市亀田農協のカボチャ生産農家を対象とした土壌調査の結果、半数以上の畑からヘプタクロルが検出。当面、カボチャの生産を自粛するそうです。今年度から吸着剤を土壌に散布しあり、他の作物の栽培した場合のヘプタクロルの吸収などを調査するそうです。
 北海道ヘプタクロル残留等対策について
  

 
2月9日(金)
東京PCB廃棄物処理事業環境安全委員会の開催について (JESCO)
 JESCOnet.co.jp/facility/tokyo/index.html">JESCO東京事業
 
 
基準の1.3倍ダイオキシン 稲城の廃棄物処分場跡地から検出=多摩 (読売新聞)
 都環境局と都市再生機構は8日、坂浜廃棄物処分場跡地の観測井戸から 環境基準の1.3倍のダイオキシン類を検出したと発表しました。
 プレスリリース
 
2月8日(木)
有害物質:国の基準超す 郡山の旧農業試験場など、3施設跡地で検出/ 福島 (毎日新聞)
 福島県は7日、旧農業試験本場などの施設跡地から環境基準を上回るダイオ キシン類やチオベンカルブ、砒素などが検出されたと発表しました。
 
 
2月7日(水)
円卓会議委員を公募*PCB処理で市と道 (北海道新聞)
 北海道PCB廃棄物処理事業監視円卓会議
 
 
半田のPCB処理施設:市民団体、水漏れで半田市長に申し入れ /愛知
 
(毎日新聞)
2月6日(火)
PCB含む絶縁油、変圧器から漏れる−函南、東電沼津支店 (静岡新聞)
 11Lが漏洩、PCB濃度は1.5ppm
 
 
2月3日(土)
JR尼崎駅北再開発地区 土中の鉄箱にPCB 基準の933倍 土壌への流出なし (神戸新聞)
 キリンビールは2日、JR尼崎北側で進めている土地区画整理事業の区域内で見つかった鉄箱内の泥から、最高で環境基準の930倍のPCBが検出されたと発表しました。発見場所は、1961年頃から別の民間会社の倉庫があり、197年にキリンビールが取得したもの。現在は、市の指導を受けてキリンビールが保管しているそうです。
 
 
2月2日(金)
環境省、低濃度PCB本格処理へ体制整備急ぐ、専門委でスキーム検討 

環境省・由田秀人部長に聞く、低濃度PCB廃棄物の処理スキーム急務 
 
(化学工業日報)

(化学工業日報)
北区のダイオキシン問題:日産化学に負担求める 舗装費など1億5825万円/東京 (毎日新聞)
 東京都北区は、汚染地内に工場を保有し原因者と考えられている日産化学に 対して1億5825万円の負担を求めました。費用負担計画などは下記リンクを参照。
  豊島五丁目団地及び近隣の土壌汚染について
 

 
1月30日(火)
環境省、低濃度PCB廃棄物の処理に関する検討を再開   (日刊工業新聞)
 環境省は低濃度PCB廃棄物処理に関する検討を近く再開するそうです。ようやくという感じです。

1月29日(月)
低濃度PCB汚染物の焼却実証試験(第2回)の実施について (環境省)
 環境省は、2回目の低濃度PCB汚染物の焼却実証試験を行うと発表しました。 
 ○光和精鉱株式会社戸畑製造所(福岡県北九州市)2/14-16
 ○株式会社カムテックス福山工場(広島県福山市)2/5-7
 ○財団法人愛媛県廃棄物処理センター東予事業所(愛媛県新居浜市)2/21/23
 ○エコシステム秋田株式会社(秋田県大館市)2/26-28
 ○株式会社クレハ環境(福島県いわき市)2/12-14

1月27日(土)
松江・ダイオキシン問題:市発注処理工事の工法巡り、市民団体と施工業者対立 /島根 (毎日新聞)
 島根県松江市の馬潟工業団地の底質ダイオキシン類浄化対策事業の続報。対策工事の工法をめぐり、市民団体と工事を受注した竹中工務店とが対立しているそうです。入札時は、「TAAT工法」という対策技術で申請していましたが、実際の工事は、その工法を改良した技術を用いた「ダイオ・スイーパー」という装置により工事が行われています。市民団体は、入札時と原理が違う、実証試験を行っていない等の理由で「契約違反」であると主張しています。

 
  ・島根県環境生活部環境政策課

1月25日(水)
<動きだすPCB処理>事業参入の第一関門*収集運搬業者*特性、緊急対応学ぶ (北海道新聞)
 収集運搬業者向け講習会が開催され、66社148人が受講したそうです。

1月23日(火)
「平成18年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査及びダイオキシン類汚染土壌浄化技術等確立調査」対象技術の選定について (環境省)
 環境省は、PCB/ダイオキシン類汚染土壌の調査・対策技術の実証調査の採択技術を発表しました。11件応募があり、審査により下記の技術が採択されました。
 ○大旺建設(株):過熱蒸気による還元分解法
 ○大成建設(株):3価マンガン錯体による湿式浄化方法
 ○(株)竹中工務店 ダイオスイーパー
 ○(株)早稲田環境研究所 HM2トータルシステム

1月20日(土)
常陸太田 宮の郷工業団地PCB処理施設 建設計画承認せず (茨城新聞)
 茨城県常陸太田市の工業団地内に日本車両(実際は関連会社)が計画しているPCB廃棄物処理施設の建設計画について、住民の理解が得られないとして、県として事実上、計画を承認しない方針を固めたそうです。

カネミ油症訴訟 仮払金返還を免除 与党、救済法案を提出へ (産経新聞)
 自民・公明両党は19日、カネミ油症患者の救済特例法案を通常国会に提出、成立を目指すことで合意したそうです。

あわらのダイオキシン液、漏出450リットル 当初発表の倍=福井 (読売新聞)
 福井県あわら市の一般廃棄物最終処分場でダイオキシン類が混入した塩化第二鉄溶液が漏出した問題で、漏出したのは450Lに上ると発表しました。
 ラサ工業が出荷した凝集剤による一連のダイオキシン類汚染の続報です。

1月13日(土)
<動きだすPCB処理>PCBを超音波で除去*洗浄槽を1基増設*道に施設変更を申請 (北海道新聞)
 JESCOは、北海道で建設中のPCB処理施設について、PCB洗浄槽の増設等の「施設変更許可申請」を道に提出。北九州等先行事例の経験を踏まえての変更ということです。

環境を考える 「負の遺産」清算へ PCB無害化処理 関西で施設稼働 (京都新聞)
 JESCO大阪事業に関する特集記事です。

1月12日(金)
「平成17年度POPsモニタリング調査結果」について (環境省) 
 基本的に昨年度とほぼ同様の結果。

<動きだすPCB処理>24日の運搬業者向け講習会*定員枠150人に拡大 (北海道新聞)
 景気の起爆剤としてPCB処理事業・収集運搬事業は期待が大きいようです。

電柱の変圧器からPCB含む絶縁油漏れる/長井 (河北新報)
 東北電力は、山形県長井市内にある電柱の変圧器からPCB1.3ppmを含む絶縁油が25L漏洩したと発表しました。

1月10日(水)
長崎県◎周辺の井戸8カ所 PCB検出されず 五島の廃油不法投棄 (長崎新聞)
 五島市の山林から不法投棄された約90本のドラム缶が見つかった問題の続報。周辺の井戸水からはPCBは検出されなかったそうです。


Copyright © 2004 Japan POPs Network
日本POPsネットワーク