国連ミレニアム エコシステム評価
生態系サービスと人類の将来
Millennium Ecosystem Assessment Panel編
横浜国立大学21世紀COE翻訳委員会 責任翻訳
2007年3月発行 オーム社 A5判276頁
2005年6月に発行された「Ecosystems And Human Well-Being: Synthesis (The Millennium Ecosystem Assessment Series)」の英和翻訳版。生態系保護のためのアセスメントを行う上で必要な生態系の変化、および、変化にともなう様々なリスクを予測するための考え方を解説した専門レベルの参考書である。
主要目次
1.生態系はどのように改変されているしまったか?
2.生態系サービスとその利用はどう変わってきたか?
3.生態系の改変は人間の福利と貧困の緩和にどのように影響しているか?
4.生態系を改変する最も重要な要因はなにか?
5.生態系とそのサービスは,さまざまなシナリオのもとで将来どのように変化するだろうか?
6.サブグローバル規模で、生態系の改変が人間の福利にどう影響するかについ
7.生態系の非線形的変化の時間尺度,慣性,リスクについて何がわかるか。
8.生態系を持続的に管理するためにはどのような選択肢があるか?
9.生態系に関わる意思決定の妨げとなる最も重要な不確実性とは何か
付録A 生態系サービスについての報告
付録B 対策の有効性
付録C 著者,コーディネーター,レビューエディター一覧
付録D 略語、よく使われる頭字語、図の出典一覧
付録E 評価報告書の目次
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生態環境リスクマネジメントの基礎
生態系をなぜ、どうやって守るのか
横浜国立大学 浦野紘平・松田裕之 共編
2007年3月発行 オーム社 A5判222頁
主に環境・自然科学系大学生や大学院生のためのわかりやすい参考書として、生態系保護・地域の自然環境保護に関わるリスクマネジメントを生物学・化学・社会学等の複合的視点から系統的にまとめている。環境保全に興味がある一般読者はもちろん、NPO・NGOの関係者にとっても役立つ一冊。
主要目次
第1章 なぜ生態系を守るのか
第2章 環境リスクの予防的管理
第3章 従来の生態系保全の考え方とリスクマネジメントの必要性
第4章 リスクマネジメントの基本手順
第5章 レッドデータブックと環境影響評価
第6章 自然公園の保護と利用
第7章 自然再生事業とリスクマネジメント
第8章 化学物質の生態リスク評価
第9章 外来生物リスクの評価と管理
第10章 野生動物リスクの評価・管理事例
第11章 水産資源管理の理論と事例
第12章 複雑系としてのリスクの評価事例
第13章 合意形成と科学者の役割
第14章 基本用語解説
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日本の環境管理制度の10年と今後
資源環境対策 別冊(Vol.42 No.16)
エコケミストリー研究会 編
2007年2月発行 環境コミュニケーションズ B5判140頁
日本の環境管理制度はどのように変わってきたのか。10年を振り返るとともに国際的な動きなどの背景も踏まえて,法律や政省令,条例等の制定と改正,運用の経緯を整理した上で,さらに改善すべき課題は何か,今後どうあるべきかを明らかにしている。
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