第15回 効率的環境汚染測定・評価技術フォーラムセミナー
「作業環境化学物質のリスク評価義務拡大への対応と排水中有機物質の日常管理手法」
（JASISコンファレンス参加）

　労働安全衛生法で規制されていなかった化学物質による胆管癌の労災事案が発生したことを受けて、一定の危険性、有害性を持つ640化学物質についてリスクアセスメントが義務づけられる改正を含む法案が6月に成立しました。セミナー前半では、改正に伴う動向を含めた昨今の職場における化学物質管理の動向と、その管理のための測定方法や測定ツールについて紹介します。
　セミナー後半では、排水中有機物質の日常管理手法をテーマに、従来から用いられてきたBODやCODMnに加えて、水道水質基準として導入され、環境指標としても検討されているTOCを含めた有機汚濁指標測定の意味、排水管理への活用方法を説明し、現場の日常管理に使用できる効率的、特徴的測定機器についても紹介します。

＜講演プログラム＞