POPsに関するストックホルム条約第1回締約国会議記念シンポジ ウム
日本における残留性有機汚染物質(POPs)対策と汚染実態


(併設:ポスター発表)

主   催: エコケミストリー研究会、日本POPsネットワーク

共   催:
(50音順)

(社)環境科学会、(社)土壌環境センター、(社)日本化学会、日本化学工業協会、日本環境化学会、(社)日本環境測定分析協会、(社)全国環境保全推進連合会,、(社)日本電機工業会、日本農薬学会、廃棄物学会(有害廃棄物部会)、WWFジャパン、ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議、横浜国立大学21世紀COEプログラム「生物・生態環境リスクマネジメント」、 愛媛大学21世紀COEプログラム「沿岸環境科学研究拠点」

後   援: 日本水環境学会
協   力: (有)環境資源システム総合研究所

開催趣旨: PCBやダイオキシン類、DDTやアルドリン等の塩素系農薬など難分解性、生物蓄積性、長距離移動性などをもつ有害性の高い有機汚染物質(POPs)の削減や廃絶を目指す国際条約の第一回締約国会議が5月に開催され、具体的な取り組みが始まりました。
日本では、条約対象物質は製造禁止になっていますが、PCB廃棄物や廃農薬などの対策、ダイオキシン類対策、過去に排出されて環境中や野生生物に残留するPOPsの対策、新たに条約対象物質に追加される化学物質の対策などを適切に行う必要があり、POPs問題は「過去の汚染問題」ではありません。
そこで、本シンポジウムでは、日本におけるPOPs対策並びに汚染実態とともに、第一回締約国会議で議論された内容の報告を行い、今後の方向について議論します。
1.開 催 月 日: 2005年6月8日(水) 9時45分〜16時30分(9時15分開場)

2.開 催 場 所: 日本化学会化学会館ホール(7F)、501B会議室(5F)(ポスター展示)

3.定    員: 100人(定員になり次第締切。定員超過の場合はご連絡します)

4.参  加  費 : 主催/共催団体の賛助会員5,000円、主催/共催団体の一般会員10,000円、
非会員15,000円、学生/市民団体5,000円

5.申 込 方 法: 氏名、所属、連絡先住所、電話番号、Fax番号、E-mail、主催・共催団体の所属を記載の上、FAX(申込用紙)またはe-mailにてお申し込み下さい。後ほどe-mail等で受付票を送付します。

6.プログラム
9:45 開会挨拶(エコケミストリー研究会 代表)
9:50〜11:50 第1部 日本におけるPOPs対策 (Part1)
(1)PCB処理の最新動向(日本POPsネットワーク 山科 則之氏)
(2)PCB廃棄物の広域処理事業
  (日本環境安全事業(株)事業部事業企画課 課長 吉口 進朗 氏)
(3)POPs農薬対策の最新動向(東京農工大学 教授 細見 正明氏)
11:50〜13:10 (昼休み)日本におけるPOPs対策 (Part2)
ポスター展示(11:00〜13:30 501B会議室)
(対象業種:処理業者、プラントメーカー、分析業者、NGO、研究機関他)
13:10〜14:40 第2部 ストックホルム条約第1回締約国会議報告
(1)COP1報告(環境省環境安全課 専門官 吉田 佳督氏)
(2)NGO報告(WWFジャパン シニア・オフィサー 村田 幸雄氏)
14:40〜15:40 第3部 日本におけるPOPs汚染の実態
(1)POPsモニタリング調査について(環境省環境安全課 専門官 吉田 佳督氏)
(2)POPsによる農作物汚染の実態(農業環境研究所 清家 伸康 氏)
15:40〜15:50 (休憩)
15:50〜16:30 パネルディスカッション「POPs対策の今後」
(司会:横浜国立大学 教授 浦野 紘平氏、講演者全員)